フェニックス徹底考察(中編)~諸悪の根源はフェニックス・シズ子~

フェニックスは母親の教育が悪い

ものすごーく間が空きましたが、フェニックスの考察その2ですー。
今回は、「諸悪の根源はフェニックス・シズ子」ということで、フェニックスと母との関係性について詳しく話していきたいと思います。
人生において、母親との関係性というのは非常に大きな影響があり、人格形成に関わってくるわけで。
その辺についても考察していきますね。

「フェニックス徹底考察(前編)~悪い所にばかりロックオンしてるとこうなる~」はこちら

フェニックスの悲劇

何をやっても無駄だと全てを諦めてしまった…

前回からの話の続きですが、
フェニックスが、悪いところばかりにロックオンして、自分から積極的に行動を起こせなくなった理由としては、やっぱり新王子になれなかったことだと思うんですよ。
キン肉星の新王子を決定する戦いの時、決勝まですすんだのに、父親が死んだことで母親に呼び戻されたのが尾を引いてると思うんです。
あれで「自分は何をやっても無駄なんだな」と諦めちゃったんだろうなと。

あれはかわいそうな話なんですけど、そもそも、あれって母親が悪いんですよね。

子供が新王子になるべく夢を見て叶えそうなのに、その直前で「父が死んだから帰って来て」って、どうかしてるような。
だって、人生の一発逆転すべく、一世一代の戦いに挑んでる時ですよ。
そんな余計なことは言わず、子供の将来のためにグッとこらえてもよかったと思うんですよ。
新王子になったら「育ての母」として王室に迎えてやることも出来るでしょうし。
棄権なんてしなくても、何か良い方法があったはず。

今の時代に例えると、子供がアメリカ大統領になるのにあと一歩のところで、父が死んだからと引き戻す母親といったところでしょうか。
ふざけるなと思いますよね。

たぶんフェニックスの母親って「夢は見たいけど、現実は厳しくて日々精一杯なのよね」という思考だと思うんですよ。
目の前に夢が転がってるのに、戦う前に諦めちゃうタイプ。
なので、一発逆転のチャンスを無駄にしちゃう。
もう見ているだけでエネルギー吸い取られそう。
あまりにも心が貧しすぎます。

他にもやりようがあったはず

新王子候補として決勝戦まで行った実績を生かせない

そもそも、フェニックスはテコの原理かなんかで戦いを勝ち抜く才能があったんだから、超人レスラーにでもなればよかったんですよ。
わざわざ肉体労働をする必要はなかったはずです。
そうしてお金を稼いで、ヘルパーを雇って母の面倒をみてやればよかったのに、自分が母の面倒を見て暮らしてたわけで。
そりゃジリ貧ですわ…
たしかに難しいのはわかるけど、頭はいいんだから、考えれば現状から脱出する方法はあったはず。
…あ、でもゼブラが超人協会に入るのに100億ドル必要と言われたわけだから、レスラーは金持ちか家柄がなければなれないのかな…

まぁ、別にレスラーにならなくても、勝ち抜けるだけの実力もあるし、「数学で戦う超人レスリング」という本でも書けばバカ売れしたと思うんですよ。
だって、決勝までいった実績もあるし、子供の時に天才として評価されてたんですから。
どっかの出版社に売り込めば出せたと思うんですけど、それをしようともしなかった。
というか、それを思いつきもしなかったんですよね。

…まぁ、行動にうつしたけど、また不運で担当者がリストラされたとか、泥棒に原稿盗まれたとか、そういうのがあったかもしれませんけど、それだと話がすすまないんで、行動しなかったという前提で。
いじけずに道を切り開いたゼブラはベタ褒めだけど、いじけてばかりのフェニックスには厳しいのです(笑

フェニックスの母親は毒親だ

すべての諸悪の根源はフェニックス・シズ子

そもそも、母親がフェニックスを引き離さなかった可能性があります。
無意識的に、フェニックスがそばを離れないようにしていたというか。

だいたい、子供が不憫だからといって、王族しか入れないところに入って水飲ませるとか狂気ですよね。
フェニックスが歪んだ諸悪の根源は母親にあるといっていいでしょう。
そして、そんな母親から離れることが出来なかったフェニックス。

一方、ゼブラはというと、親友の馬を殺してまでして夢を叶えようとしたんですよね。
そして、親友の馬はゼブラの夢を応援するために、自らすすんで犠牲になった。

なんという差…

フェニックスは母親の鎖を断ち切れず、自分の人生を生きられなかった哀れな人と思います。
彼は、常に母親にとって都合の良い子でいようとしたんじゃないかなと。

フェニックスはどうすればよかったのか

自分の心の声に従ってやりたいことをやれば、
不死鳥として羽ばたけたと思うのです

じゃあ、フェニックスはどうすればよかったかというと、母親は大切だけど、夢も大切だし、両方とも何とかする方法を考えればよかったと思うんですよ。
あの母親のいうことは聞いても無駄。
母親最優先でいると永遠に夢はかないません。

彼は明らかに、キン肉星の新王子になりたかったのに、仕方なく母親のいうことを聞いて戻りました。
勝ち抜いていても、結局は新王子になれなかったかもしれませんが、最低でも親離れは出来たはずです。

だいたい、ここでフェニックスが戻らないと貧乏で生活が成り行かないというのは、母親の思考なんですよね。
母親の世界観ではそうだけど、現実はぜんぜん違うかもしれないんですよ。
死んだ父もフェニックスが夢を叶えれば、あの世で喜ぶかもしれないです。
でも、母親の世界観ではそれはなかったんでしょうね。

フェニックスはとてつもない才能を秘めた天才なんだから、もっともっと自由な発想でものごとを考えるべきだったと思うんです。
自分の知らない、もっともっと広い世界があり、そこには全く違う常識がある。
そんな世界で考えれば、現状を変える何かが見つかる可能性は大きいです。
でも、苦労人の母親の思考をそのまま受け入れてしまっているというか。

人間って、付き合っている人の影響を受けるものですよね。
で、まわりにいるのが毒親の母と肉体労働仲間…
そりゃ状況変わりませんわ…
ひきこもってニヤニヤしてないんで、もっと自分の頭脳を活かせるところを探して、動いていけばよかったんですよね。

自分で不幸を選んでいないか

フェニックスのコンフォートゾーンは「貧しい苦労人」
自分からその道を突き進んでしまう

コーチング理論では「コンフォートゾーン」「セルフイメージ」といった概念があります。
手っ取り早く言うと、「自分はこんなもんだ」と思ってて、上にも下にもいかない領域というか。

ボウリングでいえば、最初にストライク連発しても、最終的にはいつものスコアに落ち着いちゃう経験とか無いでしょうか?
あれは「自分の普段のスコアはこんなもんで、自分はこんな人間」というセルフイメージがあり、異常なスコアになるとコンフォートゾーンを離れて気持ち悪くなるんです。
仮に良いスコアを叩きだしても、1日のトータルで見たら平均値になりやすいんですよね。
わたしはこれのせいで、ボウリングの最高スコアが99でして。
序盤絶好調でも後半ガーターだらけで99に落ち着いたことが2回も…
どーしても100いけなかったんですよ。

これは小さなことだけでなく、もっと大きなことでも働きます。
年収や友人など、あらゆる価値観に影響します。
コンフォートゾーンを書き換えない限り、だいたい現状にひきもどされちゃいます。

で、フェニックスのコンフォートゾーンは「貧しい苦労人」だったんじゃないかなと思うんですよ。
だから、何をしようとしても、苦労人に引き戻す力が働いちゃう。
無意識に貧乏を選ぶんですよ。

臨時収入があったら、無意識にパーッと使っちゃうようなもんですね。
自分の未来の勉強のためにでも使えば、積み重なって変わるかもしれないのに、そんなことは思いつきもせずに、いつもの自分に戻ろうとするんです。
結局は、自分で貧乏になるように向かっちゃってるんですよ。

才能があるとか関係なく、貧しい苦労人がコンフォートゾーンだったので、抜け出せなかったのかなと。
そして、そのコンフォートゾーンは、悲しいことに母から受け継いだものだったのでしょう。

コンフォートゾーンを変えるのに一番手っ取り早いのは、自分の常識を崩す人に会って、出来るだけ多くの時間を共有することです。
貧乏人に生まれたら貧乏人のままだという常識をぶっ壊せばOK。
貧乏に生まれても、克服した人と直接会って話せば、「這い上がることが出来る」というリアリティを感じることが出来るでしょう。
そうすれば、行動するエネルギーも湧いてきますよね。
フェニックスであれば、同じ貧しい出身のゼブラと出会うことが出来れば、天才の自分なら同じように出来ると思えたかもしれません。
…まぁ、あの性格だと「なんであいつはあんなふうに出世できたのに、オレばっかりこんな目に…!チクショウ!」で終わりそうですが(;´Д`)
むしろ、貧乏時代にゼブラとフェニックスがどっかで出会ってる過去話とかあったら面白そうですね。

ともかく、我々も、自分と同じような悩みを克服した人や、自分の望んでいるゴール側にいる人間と時間を共有することで、コンフォートゾーンを書き換えていくことが出来ます。
そうやって、フェニックスのようにならないようにしていきましょう。

フェニックスのエフィカシーは極めて低い

フェニックスとゼブラの差はエフィカシーの差

別に、やろうと思えば借金して、しばらく生活を成り立たせて、フェニックスがキン肉星の新王子になったら借金を返すとか、やりようがあったわけです。
それこそ、マリポーサなら盗みを働いてでも、夢のために突き進んだと思うんです。
ゼブラにいたっては「夢をかなえる自分」しか見てなかったから、コンフォートゾーンは現状の貧しい自分ではなく、未来のえらい超人になっている自分だったんですよね。
ゼブラがあれだけ稼げたんだから、フェニックスにも出来たと思うんです。

それが良い悪いは別問題で、夢をかなえる直前で諦めてしまうかどうかの問題なんです。
彼は、貧しい苦労人である自分を乗り越えられず、諦めてしまったんですよ。
彼は「自分は天才なんだから、夢を叶えて当然、この環境も天才の自分に対するちょっとしたハンデ」くらいの気持ちで人生に挑めばよかったんですよ。
それくらいの実力が彼にはあったはず。

ゼブラの記事で「ゼブラのエフィカシー(ゴール達成能力の自己評価)がとても高い」と書きましたが、フェニックスは逆にエフィカシーが低すぎます。
おかげで、何をやってもすぐ諦めたり弱気になるんです。
知性の神にもそこを指摘されていますよね。

フェニックスは、王位争奪編決勝戦でも、卑怯な手ばかり使って、できるだけ「戦わずにすませよう」としていました。
情けないことに、あんだけすごいチームなのに、まともにやって勝つ自信がないんですよ。
一方、ゼブラはというと、チーム一丸で「ラーメンマンのような強豪超人が参加するなら、ぜひ戦いたい」という雰囲気になっていました。
すさまじい差ですよね。


わたしは、ゼブラとフェニックスの才能に大きな差があったとは思いません。
この2人の差を決定づけているのは、エフィカシーの差だと思います。
人間の脳の仕組みとして、エフィカシーが高ければ高いほど、驚異的な能力を発揮できるし、エフィカシーが低いと、そのとおりの結果に終わってしまいます。
彼ら2人の差はこれだけだと思います。

我々も、エフィカシーをあげてフェニックスのようにならないようにしていきましょう(もうこればっか)

フェニックスの母親は絶対幸せになれない

シズ子のエフィカシーの異常な低さが問題
「王族でなければ幸せになれない」と思っていたのでは

その低いエフィカシーは母親のものを受け継いだわけで、諸悪の根源は母親の異常なまでのエフィカシーの低さですね。

貧乏な自分たちを認めて、その上で「フェニックスは天才だから、頭を使えば切り開いて、素晴らしい人生を送れるよ」くらい言ってあげればよかったんです。
「あんたなら絶対できる」「あきらめるんじゃないよ」「こんな貧乏に負けるんじゃないよ」「頭をいかしてお金を稼ぐんだよ」
そういうふうに言ってやればよかったんですよ。

それなのに「お前は本当は王子なんだよ」とか、もうイカれてますよね。
「もしあのとき取り違われなかったら」とか思うだけやん。
今の状況の理不尽さを感じて、余計に状況わるくしてるやん。
その言葉聞いて現実逃避してただけやん。
それが慰めの言葉とか、頭おかしいやん。

それはすなわち「王子でなければ幸せになれない=我々は絶対に幸せになれない」といっているようなもんです。
王族にやたらとこだわって、フェイスフラッシュまで身につけさせたのは、そういう心理のあらわれかと。
そうなると、母が異常なまでの王族コンプレックスを抱えていたのが、フェニックスがスグルに激しく嫉妬した原因と思われます。
冷静に考えてヤバすぎます。

我々も、エフィカシーをあげてシズ子のようにならないようにしていきましょう(もはや決め台詞)

フェニックス・シズコの病気の原因

シズ子は自分の意志で病気になっている!

そのシズ子の病気の原因ですけども。
彼女は、自分から病気になろうとしている最悪なタイプと推測します。

世の中にも、そういう人っているんですよね。
「病気になったら優しくしてもらえるから」
「病気になったら働かなくてすむから」
こういった理由で、無意識的に「病を治す気そのものが無い」という人種。

わたしはここ半年、鍼灸に通っているのですが、鍼灸の先生も「病気の方が居心地が良い人もいる」「そういう、そもそも治す気がない人はどうしようもない」というような趣旨の話をしていたんですよ。
この人たちは、現状維持をするために、病気というものが必要なので、治ってしまったら困るんです。

フェニックス・シズ子はあきらかにこのパターンです。
証拠としては、フェニックスが王位争奪編に出場すると、一人で遠くから大阪城までかけつけてきたことです。
介護が必要な病人のするようなことじゃないですよね。

つまり、そもそも彼女は、息子の自分の手元に置いておくという現状を維持することがゴール設定になっていると思われます。
なので、看病すればするほど、余計に体調が悪化するし、フェニックスが現状を脱出するチャンスを掴むと、引き止めにかかるために最終奥義「病弱な母親を置いていけない」を発動させるんですよ。

でも、いざ本当に出ていっちゃったら、病気のままでは連れ戻せないわけです。
じゃあどうするかというと、一人で大阪城までかけつけられるくらいに元気になる(笑

ほら、結構元気そうだし(笑

なんという毒親っぷり。
フェニックスがかわいそうだ。

フェニックスは視点が低すぎる

その場しのぎでしかものを考えられない

こんな母親に育てられたのがフェニックスの不幸ですね。
彼に同情するなら、貧乏よりも母親が毒親だったことです。
貧乏は、その気になれば乗り越えられるのはゼブラが証明済みですし、彼にはそれだけの頭脳がありますからね。

もしあの時、フェニックスが母の鎖を断ち切っていれば、結果は違ったかもしれません。

たとえ新王子になれなくても、親離れして、自分の才能を存分に活かすことが出来たと思うのです。
もちろん、引き戻そうと追いかけてくるでしょうけど、それを振り切ることができれば、シズコの方も「病弱な母親作戦」が通じなくなったのを理解して、快方に向かったかもしれません。

彼は悪知恵は働くわけですから、それをここぞというときに使うことができれば…
そして、どんな障害があっても這い上がってやるという精神を持って、真にやりたいことに向かえば、不死鳥として羽ばたけたんじゃないかなーと思うのです。

おそらく、彼は高い視点で物事を見ることが出来ず、常に目の前のことだけを考えていたんだと思います。
目の前のことに関しては驚異的な知性を発揮するのに、人生全体を俯瞰して見ることが出来ないんで、トータルでは間違った方向に行っちゃうタイプ。
だから、とりあえず肉体労働で食いつなぐという間違った選択になっちゃうのかなと。

これは、とりあえずスグルに勝って王位を奪えば満足で、その先をまったく考えていなかったということに現れていますね。
天才のくせに、先が全く読めない、その場しのぎの人生ですね。

我々も視点を上げて(以下略

フェニックスと母親のあまりのダメさ加減に、ついつい長くなりすぎたので後編「もしも彼が王位についたなら」に続きます。

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