超人総選挙 中間発表
だいぶ遅くなりましたが、6月30日に超人総選挙の中間発表があったそうで。
1位:悪魔将軍
2位:ウォーズマン
3位:ガンマン
4位:キン肉マン ソルジャー(キン肉アタル)
5位:ロビンマスク
6位:ザ・ニンジャ
7位:キン肉マン
8位:ブロッケンJr.
9位:テリーマン
10位:ブラックホール
3位ガンマン!
さすが時期が最高でしたねー
ブラックホールも10位とはすごいですね。
サイコマンやジャスティスマンなど、ガンマン以外の始祖が入ってないのは意外でしたが、果たしてコレから伸びるのかどうか楽しみですね~
あと、キン肉マンの51巻が発売されているのですが、表紙が武道と将軍様でした。
将軍様カコイイ!
…これはもう作品名は「悪魔将軍」ですね(笑
さてさて、今週のキン肉マンです~
ラーメンマンの反撃がネメシスに炸裂。
冷静を極めたように見えて、キン肉族の話題となると多少は感情がたかぶるのを見て、ラーメンマンは「安心した」と揺さぶりをかけます。
なぜキン肉族を捨てたか、そこまで毛嫌いするかを問うラーメンマン。
もはや回避できぬということで、話しだすネメシス。
ネメシスはかつてキン肉族の王室に第二王子として生まれたんだそうな。
兄との仲も良好で、素晴らしい一族に生まれたことを感謝してたとのこと。
ネメシスの服がふりふりでやたらとかわいい(笑
顔と服があってなさすぎで違和感すごい(;´Д`)
父親と母親のマスクの文字が「父」「母」なんだけど、キン肉族は子供が生まれると、マスクの文字を変える掟でもあるんですかねぇ…
ともかく、良好だった家族関係だったのですが、ネメシスがあまりにも才能がありすぎたゆえに「この弟は災いの種になる」と言われはじめます。
13歳の時にマッスルスパークを習得した天才っぷりだったそうな。
…よく考えると、万太郎って超人オリンピック時でも15歳だったそうで、マッスルスパーク習得は15歳か16歳?
性格の問題のせいで、スグルに比べて評価低いけど、とんでもない天才のような…
まぁ、2世のことは忘れよう…
ともかく、あまりにも天才すぎて、まわりに恐怖されてしまったそうな。
その結果、神殿のはるか奥の地下牢に幽閉されてしまい、存在ごと歴史から消されてしまったのでした。
それこそ、ネメシスの話をしただけで処刑対象になったという徹底っぷり。
もう完全に「いなかったこと」にされてしまったのです。
その壮絶な過去に驚く一同。
…あれ、待機中の超人の中で、サンシャインだけはぶられてる(;´Д`)
むしろ、今週はサンシャインが1コマも出てこないありさまで、物語から完全に消されてるような…
ともかく、自分を歴史の闇に葬り去ったキン肉族が愛と平和の集団・正義超人のリーダーを自称しているなど、何たる偽善、虚栄、砂上の楼閣と、無限の憤りと絶望を覚えたネメシス。
そりゃ怒りますよね。
そもそもネメシスは何も悪いことしてないのに、変な疑いかけられて存在をもみ消されたわけだし…
そして、ネメシスの存在が忘れ去られた頃、新たな王が誕生したそうです。
「キン肉星第56代大王…
わが兄にして、キン肉スグル!
お前の祖父にあたる人物 キン肉タツノリだーっ!!」
ゲーッ、ネメシスはキン肉マンの大叔父だったーっ!!
こんなん勝ち目なさすぎだろうと思いつつ、来週に続きます~
なんかまぁ、またえらい重い話を持ってきたなぁと。
正義超人のリーダーのキン肉族も一皮むけば、無茶苦茶どろどろしていました、と。
これ、どう収拾つけるんですかねぇ…
わたしがネメシスの立場だと、友情云々いわれても「何を薄っぺらいことを」というかんじで、全く納得できませんし。
父王やタツノリの霊が出てきて、後悔の念を語られても、「いまさらやかましいわ!」としか。
もう意地でも正義超人の軍門にはくだりたくないですね。
その心理の奥底には「認めてもらいたかった」という気持ちがあるんだろうけど、それにしても、いまさら認められてもなぁ…
いかにキン肉族が欺瞞に満ちたくだらない一族かを、その身をもって知ってしまったわけだし。
どーすんの、これ…
そもそも、ネメシスがこういう扱いになったことを考えると、過去に同じような犠牲者がたくさんいてもおかしくないわけで。
完璧超人も、自分にとって都合の良い完璧をふりかざしているだけだけど、正義超人だって、自分にとって都合の良い正義をふりかざしているだけ、と。
まぁ最大の弱点は、キン肉族への怒りや復讐心が原動力だということですけども…
今更後悔の念をのべられても余計に怒りそうだし、現役世代のスグルにはどーしよーもないような。
とりあえず「ネメシスのような人の心は、どうやって癒やせばいいか」という方法募集します(笑
正直、わたしには思いつきませんわ…
完璧超人の欺瞞や汚さを見せて、完璧超人に愛想をつかせることは出来るかもしれませんけど、そうしたところで、もっと自暴自棄になるだけのような。
だったら、いっそ悪魔超人になるのもありかもしれませんが(;´Д`)
しかし、ネメシスはこの深い傷と復讐心を持ったまま、無限の時をすごすことを選んだわけで…
なんかもはや拷問のような選択だ…
最初のザ・マンの考えを完璧と定めてしまったせいで、
発展性がなく進化できないのが最大の欠点
さて、前回の記事で完璧超人の思想について書いたところ、反論があったので、もうちょい深く考えてみたら、色々と見えてきました。
完璧超人の思想って、
「負けたほうが悪い」
「勝利以外許されない」
というよりは、
「これが理想の完璧超人というテンプレがあって、そこにたどりつかなければならない」
というかんじなのかも。
まず、最初にザ・マンがイメージした超人としての理想像がありきで。
勝利以外許されないのもそうなんですけど、完璧超人的な思想で強くなって、勝利しなければ許されない、ということかなーと。
で、50億年前の理想の完璧像に向かい続けているんで、進化が出来ないんですよ。
実際のところ「こうやったら、もっと進化できるかも!?」という方法が見つかっているわけです。
それに気付いたのがゴールドマンとシルバーマンなわけで。
でも、それを利用しようとしたら「惑わされるな!」と言って、めちゃくちゃ怒られるんです。
絶対取り入れてくれないの。
オレの思想は完璧なんだから、余計なことすんな、と。
もう最初から完璧な思想なんで進化とか新しい考えとかいらないと信じこんでるんですよ。
コレ以外の方法で強くなったとしても、邪道だからダメなんですね。
だから、自分たちの理想とする完璧像以外はすべて下等なものなので、友情パワーでどれだけ強くなっても下等超人扱いなのですよ。
野蛮人が変な方法で強くなってるんで「オレの考えが完璧なんだから、お前ら全員粛清してやる!」と。
ザ・マンの理想は、地上が完璧超人の思想一色に染まることなのでしょう。
他の思想は一切許さないのです。
なぜなら、自分の思想は完璧だから。
唯一絶対の完璧な思想だから、他の思想はぜーんぶ下等。
その下等な思想が一切なくなって、全員を完璧超人として育て上げるのが正義と思い込んじゃってる。
オレの完璧な思想があるんだから、それに従いやがれ、と。
それに従わないお前ら全員下等超人だ、と。
やっぱり将軍様の言うとおり、話にならないです、こいつら。
そりゃ、話にならん連中は実力行使で粛清という悪魔超人の思想も正解ですわ…
格闘ゲームでたとえてみます
たとえば、格闘ゲームでいえば、
「バグ技は一切使わない」
「ハメ技も一切禁止」
という理想像があったとします。
製作者の意図する世界観で遊ぶのが至高、と。
そんな中で、バグ技も含めて最善をつくしてくる連中がいたら「そいつらは下等なプレイヤー、オレたちこそ真の格闘ゲーマー」といってるかんじですね。
そして、真の格闘ゲーマーは、この条件でも勝たなければならない、と。
たとえ相手がバグ技を駆使してきても、こちらは一切使わず勝つのが真の格闘ゲーマー。
負けたら、そいつはカス、みたいな。
でも、そのバグ技は実は奇跡の産物で、ゲームに深みをもたらすものだったんです。
初代スト2の「キャンセル」がコレにあたりますね。
バグがシステムとして組み入れられ、いつの間にか格闘ゲームのスタンダードになったわけです。
…実際のところ、今調べてみたら、「開発段階で気付いてたけど、面白いからそのままにしちゃった」ということみたいなんで、まぁ開発者の意図内ではあるみたいですがw
あくまで例えなので、そのへんはスルーで。
こんなふうに、バグ技を解禁することで、一気に世界が広がって、むしろゲームに深みが出たとしても、ダメなんですよ。
「真の格闘ゲーマーはバグ技禁止!製作者の意図で遊べ!」と主張してやまないような人々。
で、もうその考えが時代遅れになっても、同じ主張を続けて、ケンカをふっかけてきている感じ。
実にめんどくさい。
マンガのアニメ化で例えてみる
他には、わかりやすい例としては、マンガをアニメ化したときの、一部の原作ファン。
「一切の原作改変は許されない!
あのアニメは原作のあのシーンを削って、余計なアニメオリジナルを入れたからクソ!!!
名作を台無しにした!
あんなもんで感動している連中は○○ファンとは言わない!」
と、こんなかんじの人々(笑
アニメから入った人はアニメで楽しんでるし、原作も好きでアニメも楽しんでる人もいるわけです。
でも、原作原理主義者は、「原作の時点で完璧な作品」と思い込んでるので、わずかな改変も許さないし、改変があった時点でクソという、偏った認識をしてるかんじ。
でまぁ、そういう人の意見通りにしたら、大体ダメな作品が出来上がるわけです(笑
完璧超人の考えはコレで、
「すでに完璧超人という理想の超人像があるのに、余計なことすんなカス!」
と、ずーっと怒ってる感じ。
だから、超人閻魔はあんなに目が血走ってるんですね。
で、実際に言うとおりにしたらしたで、正悪連合軍の爆発力に負けちゃう。
で、負けた時の反応は
「負けるとかおかしいし!
あいつら完璧じゃないし!
完璧超人失格!
あいつらカス!」
と、顔を真っ赤にしてるかんじ。
まぁ、そりゃ進化しないし、疑問に思ってゴールドマンやシルバーマンが去りますね、と。
…うーん、今回も完璧超人原理主義者のたとえで終わってしまって、「完璧超人からみた下等超人のたとえ」が、また先送りになってしまいました(;´Д`)
なんかどんどんハードル上がってる気がしますが、そんなに期待せずお待ちください(笑
ネメシスの過去悲惨すぎる…。
いや、ホントにどうするんでしょうね。
絶対に正義超人には戻らないでしょうし、
キン肉マンと戦った末に自害…なんかマーベラスみたいな流れだぞこれじゃ。
完璧超人の思想について読んでるとき
将軍とミラージュマンの会話を思い出しました。
「この世に絶対的に正しい理想があると、やつはまだ信じている」と将軍が言ってましたが
それがザ・マンにとっての『完璧な超人像』なんでしょうね。
これはアタル参戦フラグじゃないでしょうか。
英才教育に嫌気がさして飛び出した過去があるアタルなら何とかしてくれそうな気がします。
兄弟のどちらかが王位を継いでいる点も同じですし。
というか、ここで出ないと出番がない気がします。
ネメシスのような人の心は、どうやって癒やせばいいか ですか。
私もちょっと考えてみました。
ネメシスの回想中では、兄との関係は良好とあったので
兄タツノリは弟への仕打ちを後悔している可能性もあるかも。
そしてそれを息子の真弓に語っていた、的な話を
真弓がタツノリの遺言風にネメシスに伝える、とかで
ちょっとお涙頂戴的な感じで収まったりしないかな…?
さすがに現王がネメシスの話してても処刑は無いかと。
そして、横道にそれますが、
ネメシスがキン肉族の王子だった頃の名前が
何だったのだろうかというのが気になっています。
クロマティ?サダハル?シゲオ?キヨシ?
タツノリと同時代の監督ってことでキヨシかなあと思いつつ
「俺の昔の名前は…クロマティだ…!」と
ネメシスがドヤ顔で明かす場面を想像しています。
ザ・マンの場合、高潔な精神で、常に理想を求めるのは
確かに一貫していたんですよね。
生き残った下等超人を庇って、地上まで明け渡して
自律的な成長を見守るというのも、もともとは
彼の高潔な精神からでしたし。
ただ、悪魔将軍が言ったとおり、ザ・マンであったのは
そこまでで、超人墓場というシステムを作ってしまうと
彼自身が、そのシステムに取り込まれてしまったのだと
思います。
自分で設定した理想のシステムのパーツというか
従属物に成り下がってしまったというか。
ガンマンが、各々が理想に燃えていた時代が
一番楽しかった…というのも、結局は形骸化した
かつての師匠に対する失望からではないでしょうか。
個人的に、ネメシスの話には何か「裏」があると予想してます。今回はネメシス側からの話だけだったし、ストーリーが進むと、誰か別の人物が出てきて「真相」を語るような気がします。
ネメシス、かなりマスクの下はご高齢だなコレ。
(この頃のスグルが20代中盤で
そこそこ遅くに出来た子だから真弓は60歳前後、
と考えたらタツノリは生きてたら80歳位
ネメシス75歳から上!?)
しかしネプチューンキングもマスクの下は
ミイラに近い外見だったから、
パーフェクト超人は年に関係なく戦えるのかも?
スグル、戦意喪失するかも。
一歩間違ってたら、ネメシスと同じ事をされてるもん。
でアタルかフェニックスが出てきそう。
「復讐で生きてたら、何時か自分自身も飲まれるぞ!」
とか言って。
フェニックスだと言葉の重みが出るのよな。
「そんな私を救ってくれたのがキン肉マンだった」と。
いやいやいや。キン肉王室はネメシスの才能を妬んだり恐れたりしたのではないですね。才能を認めつつもネメシスの中に潜む邪悪な心、怒りや恨みに支配され正義を捨ててしまう様な弱さを見抜いていたのだと思います。だから幽閉した。
問題は誰がどのタイミングでネメシスにその現実を突きつけるか。ラーメンマンだと取り乱したネメシスに殺されちゃう気がするし。真弓かなぁ?タツノリの霊かなぁ?個人的にはアタルがネメシスぶちのめしたうえで説教して欲しいんですけどね。『思えば私が一番の弱者であったか』とか言って改心しそうなところで零式か拾式に殺されちゃうみたいな。
北斗の拳でヒョウが死ぬ間際にカイオウに謝罪するんです。『俺が強かったら…。北斗宗家の嫡男としての力量が十分であったならオマエは歪まなかったはず。全ては俺の責』みたいな 。タツノリの霊とそんなドラマがあってもいーかなって思ってみたり。
ザ・マンが何故、自らの主義に凝り固まっているのか?
それは、(元)神様だからだと思います。
神というものは、完璧であらねばならぬ
!という考えに、神の座を捨てた筈の今でも取りつかれているのではないでしょうか?
>レレチャーコさん
二世のヒカルドが、そんな設定でしたね。
本人は正義超人でいたいのに悪行超人の血がそうさせてくれずに悩み苦しんでいるのに周囲は誰一人そんな彼に理解を示さず寄ってたかって悪人扱いする。
あれは酷過ぎたし、このシリーズのテーマはイデオロギーの違いで誰が正義や悪という話じゃないので個人的にはやめて欲しいです。
ネメシスの過去が明かされましたが、これはスグルとの対決フラグじゃないかと思います。
スグルは子供の頃に宇宙に捨てられて人間からも迫害されてネメシスよりも辛い思いをしたはずだから説得力もありますし。
マリポーサ戦でテリーが言っていたことを再現してくれればと期待しています。
>性格の問題のせいで、スグルに比べて評価低いけど、とんでもない天才のような…
万太郎はアタル版だけで完全版は習得できなかったのでは?
>ポツダムの黄色い砂塵さん
スグルが捨てられた話してもネメシスが言う自分たちに都合の悪いことを隠して正義面するキン肉族はろくでもない、完璧超人が素晴らしいという主張を否定できないから何の意味もありませんよ。
ネメシス自身が酷い目に遭ったから私怨みたいに見えるのが残念ですね。
(おそらく)初めてコメントさせていただきます。
ネメシスを説得する方法として、個人的に思いついたのは――
1.ネメシスの認識に間違いがあったと指摘。
これは、上でも言われています。
「実は、キン肉王家の行動には、深い理由が――」とか「ネメシスを陥れた、正義超人ではない真犯人が――」とか。
2.拳で語り合う。
キン肉マンが、正義とか完璧とか関係なく、1人の超人として戦う。
思想や因縁などはさまず、全力で。
その結果、ネメシスが、
「こんなに気持ちのいい戦いは初めてだ。正義超人のやり方や思想は気にいらんが、友情パワーは認めるてやる」的なことを言う、とか。
正義、悪魔、完璧が冒頭で平和条約を結べたのも、お互いの思想ややり方を認めたわけじゃなくて、思想を超えた友情のためでしょうし。
ネメシスの闇はどういう理由があろうとキン肉族が犯した事実は揺るがないので説得はできません。
そもそもネメシスの戦いの原動力としては復讐心の土台の上に才あるものとして完璧を求め続けているのでまず完璧を崩さなければ勝てないですね。
その完璧を砕くためにはブドーサンを倒したのち、現在の正義を昔とは変わったことを見せつけ完璧超人ネメシスを倒すのが理想ではないかなと思います。
…でもこれ最終的にネメシスがラスボスみたいな感じになるんだよなあ…まあそれでもいいけど
ネメシスの方は思いつかなかったけどマスクの文字のことで。
子供が生まれてもスグルは額の文字を変えて無かったですよ。
後、どうやらタツノリも。
多分、掟じゃなく自由なんだと思います。
真弓も大王になってから王にしたんでしょうし。
静かにしてられない、いっぱい書く。
キン肉マン🆚ウォーズマン戦であったタツノリの肉のカーテン……だっけ あのエピソードでネメシス絡んだことやりそう。
また外れるかも。
ツッコミどころ満載のネメシスの過去だった。
兄と弟で、どーしてこんなにマスクに差が…
つかタツノリはマスクなんだろうかw
だだ、これってスグルが生まれる前の出来ごとだし
お前の一族はこーだったんだ!って言われても
そーいわれても…って感じがするんですがねぇ
スグル達というか、正義も悪魔もひっくるめて
新しい時代を築こうとしているだけに
そう簡単には自分の中から消し去れないだろうけど
なんだかネメシスが一番過去に囚われてるような…
読者としてはキン肉マン側の味方をしがちですが、
ネメシス側として見ると、むしろネメシスの立場は仮面ライダーですよね。
悪の組織(キン肉王家)に生まれながら、組織の間違いに気づいて反旗を翻し、
切欠は私怨でも、最終的には大義(超人界の安定)のために戦う。
ただ、ネメシスは気づいていませんが、スグルも別に王家サイドで戦っているわけではなく、
自らの信念に基づいて戦った結果が今の立場なわけで。
キン肉王家から出奔したことに自発的、偶発的という差はあれど、
イデオロギーの違いがあるだけでスグルもネメシスも本質的には一緒だと思います。
なので、そこは超人らしくシンプルに、リングで白黒付ければいいんじゃないかなと。
(でも、これじゃあ話的にはラーメンマンに勝ち目は0になりますが)
完璧超人の基本路線が、純粋ゆえの行き過ぎだとすると
ネメシスが悪心あって、幽閉されたのを逆恨み…という
線はないんじゃないでしょうか。
というか、そういうつまらない小悪党キャラは
フェニックスやら、ネプキンやら、時間超人で
散々悪評を得て失敗してきているので、流石にもう…。
ネメシスが崩れる部分があるとしたら、
今現在、スグルの才能を恐れて、完璧超人の都合で
消そうとしている事だと思います。
彼が今やろうとしている事は、実のところ
かつてのキン肉王族と同じ、稀有な素質を持つ者を
恐れ、属する集団の都合によって消し去ろうとする行為
そのものですから。
ネメシスの説得…現状では非常に難しいでしょう。
スグルの代でその闇を払拭した姿を見せるしかないかと。
よって、まずはネメシス打倒→スグル「私たちのやり方を、ただわかってもらいたいのだ!!」→ネメシス「(ロ、ロビン…!?)」という展開をお願いいたしますm(__)m