遅くなりましたが、今週のキン肉マンです~
サイコマンだけが消滅していくのに驚く一同。
それにしても、変な姿勢で固まったままで、これは一体どーなっているのか謎。
ともかく、シルバーマンとジャスティスマンは二人でサイコマンのいる4階にいきます。
普段冷静で表情を全く変えないジャスティスマンが汗をかいて驚いています。
サイコマンは、完璧超人始祖が全員消えるシステムは危険すぎるのでなおしておいたと語ります。
ただ、消滅を止める方法は見つからず、出来たのは「消滅のエネルギーを誰か1人に向けること」のみでした。
だからといって、サイコマンが全部引き受けることはなかったというシルバーマン。
「ええ迷いましたよ、そこは。
ガンマンさんあたりに犠牲になってもらおうとも考えたんですがね」
ガンマンとばっちりwww
まぁ、そりゃこーいうのは「誰か1人消すなら仲の悪かった1人」となりますよね。
「さすがにできませんでした、かわいそうでしたからね。
そうなったらもう…私自身に向けるしか無いでしょう」
ガンマンにとばっちりを与えるのはかわいそうだからといって、自分を消滅させるようにするサイコマン。
さすがは10人の始祖に選ばれただけあって、とってもいい人でした。
サイコマンにとっても、ガンマンはやっぱり大切な仲間なんでしょうね。
なんだかんだでケンカ友達みたいなかんじで、いないと張り合いのない存在だったのかもしれませんねぇ。
ガンマンだけでなく、邪魔者だといってたジャスティスマンに対しても「死なせてはならない始祖」なんですよね。
ただ、これ「かわいそうだから出来なかったから、自分を犠牲にすることにした」というあたりが、やっぱり感情で動いている部分がありますよね。
もしも、私情を一切挟まず「誰が一番必要ないか」で判断しちゃったら怖い。
しかしまぁ、祭壇の前で「どうしよう」と考えているサイコマンを想像すると面白いですね。
「誰か1人は消えなくてはなりませんねぇ… この場合は、やっぱりガンマンさんでしょうか、ニャガニャガ」とか言って、みんなでダンベルをはめたら、ガンマンだけ消えていく姿を想像したのでしょう。
そうすると、まわりの始祖はみんなで「ゲーッ、ガンマンだけが消えていくー!」とか焦って、ガンマンも1人でめちゃくちゃ焦って、みんなでなんとかしようとするも、非情にも止まらず、ガンマン1人だけ消滅。
…うん、これはさすがにあんまりだ。
その光景を想像して、あまりのシュールさに苦笑いしつつ、「おれはあまりにもかわいそうだから、自分に向けることにしますか」となったのでしょうね。
なんだかんだで仲間思いで優しいなぁ。
ともかく、消えていく中、自分は間違ったことはしていないと今でも思っている、と語ります。
マグネットパワーも、使い方によってはこの世をよりよくできる力なんだと言いますが、シルバーマンは「そこだけは認められない」といいはります。
もうこうなったら、ネプチューンマンでいいから、サイコマンの意思を継いで、今とは別の平和的な利用方法を考えて欲しいものですね。
このシリーズ最後に、そーいう役どころでいいから、出てきてくれないかなぁ。
消えていくサイコマンを見て、「お前のやったことは粛清に値する大罪である」という超人閻魔。
しかし、いつもの血走った目つきとは違う神妙そうな目で語ります。
「しかしサイコマンよ…
今まで私に尽くしてくれたこと、礼を言う。大儀であった」
おおお、なんか誇り高くて高潔なザ・マンにちょっと戻ったかも!?
みんなの思いが届いてきているのでしょうか?
最後に粛清とかされず、礼をいってもらえてよかったね!
「ええ、わたしはこう見えて義理堅いんですよ
裏切るなんてできませんよ」
結局、最後の最後まで超人閻魔にひたすら尽くしてくれたのは、サイコマン1人だったわけですよね。
何か企んでいそうと言われてましたが、実は一番義理堅い忠臣だったという。
超人閻魔も、それがわかっていたからこその、礼なんでしょうね。
「こんな私を始祖に選んでくれてありがとうございました。
閻魔さん…いや…ザ・マン」
これがサイコマンの最後の言葉でした。
自分を始祖に選んでくれたザ・マンへの恩返しに捧げた一生だったのでしょうね。
その気持ちがザ・マンにも通じていて良かったです(ノД`)
そして、消滅するサイコマンと、涙をながすシルバーマン。
「ねえサイコマン。
もしキミが僕と同じ道を歩んでいたとしたら…
キミだったら本当の正義超人になれたのかもしれないね」
仲間の消滅を止めるため、自分を犠牲にしたサイコマンのその行動は、まさしく正義超人のそれだったと言えるでしょう。
そして、その後にシルバーマンの体にも異変が。
サイコマンに続いて消えていくシルバーマン。
これは、ダンベルの祭壇の効果ではなく、もともと一試合のためだけに作った体だったからだそうで。
金銀合体マスクの力で、一人分の身体だけ用意出来て、それを将軍に託したのですが、もしものときのために一度だけ戦える力だけ残していたそうな。
将軍やシルバーマンの身体はどうやって復活したかの謎がここで解けたわけですねー
シルバーマンは、これまで同様、遠くからみんなを見守り続ける存在になるということで。
スグルとネメシスの試合と、その結果、どんな未来が生まれるのかを楽しみにしていると語るシルバーマン。
そして、ザ・マンのことを将軍に託し、消え去るのでした。
身体が消え去り、元の銀のマスクとなったシルバーマン。
そのマスクに、ふわふわとサイコマンの帽子が重なり、今回は終了。
煽りの「ようやく重なった未来……」が素晴らしすぎますね(ノД`)
これ以上ぴったりな言葉はないでしょう。
そんなわけで、スグルVSネメシスに繋がる新展開になりそうな来週につづきますー
序盤はあれだけ憎まれ役だったサイコマンが、まさかこんな感動的な退場をするとは予想外でした。
最後は、師に今までの礼を言われ、シルバーマンの腕の中で消えていき、報われてよかったですね。
きっとあの世でガンマンを楽しそうにからかっていることでしょう。
今シリーズの奥深さを象徴するような、今までにいないキャラクターで、それにふさわしい退場でした。
現状で超人総選挙したら、かなり上位に来そうですね。
さてさて、今後の展開がどうなるんだろうという話ですけども、
・スグルVSネメシスは間違いない
・ウォーズマンは元気だけどやることないし、特訓相手でもするのでは
・やっぱ将軍VSザ・マンになるのかなぁ…
・ジャスティスマンもぴんぴんしてるんだけど、どうするんだろう
・そもそもザ・マンが何考えてるのかさっぱりわからない
というかんじですねー
某所で「ガンマンは真眼の力でサイコマンの仕掛けに気付いていたのではないか?」という予想を見ました。
そう考えるとガンマンの「そんなお前がいけ好かぬ」「なぜこんなやつを重用する?」という言葉にもまた違った意味が出てくるかもしれません。
ガンマンなら「正体を欺くのみならず掟の根幹まで捻じ曲げる貴様が許せん」とでもいうでしょうか。または「掟を捻じ曲げる大罪を犯していながら勝手に消滅という罰を自らに課しおって。それでいながらそんな重大なことを黙ってすまし顔を浮かべていられる貴様が気に入らん」でしょうかね。
どちらにしろ、重大な秘密をずっと抱えていながらそれを黙ってて、何事も無いように自分をからかっているサイコマンに複雑な感情を抱いていたことでしょう。
それならザ・マンに仕掛けを密告してもおかしくはないですが、ガンマンはあれで方針の違うザ・マンに数億年つき従い、変わり果ててしまったことを薄々感じながらも守るために戦うあたり、案外身内の秘密に対しては目こぼししているのか…
う~ん…。
ウォーズマンは、二世のクロエの伏線で、
キン肉マンのセコンドに付くんじゃないでしょうか。
実力的には、スグルの上位種にあたるネメシスに
突破の切っ掛けを与える…みたいな役回りで。
ジャスティスマンは、レフリー役じゃないですかね。
キン肉マン 対 悪魔将軍で、裁きの神の再来と
モンゴルマンがレフリーになった事ですし。
ネプは……後ろで応援ww
最後の煽り考えた編集に今年のMVPを送りたい気持ちです・・・
しかしネメシスからしたら相当複雑な気持ちでしょうね今。
慈悲の心など不要、必要なのは完璧な力のみと完璧超人へ入信。
戦う相手はどいつもこいつも、果ては自分の祖先からも友情だ仲間だ慈愛だとばかり。
と思ったら己の敬愛する始祖たちこそがヘタな下等超人よりよっぽど友情に厚く仲間思いの人達だったのでした。
そして憎い憎いと思っていたスグル戦を前にして祖先から
「試合楽しみにしていますよ」と勝ち逃げのようにバイバイ。
あれこの状況で俺1人憎しみだうおおおとか言ってもどうにもなんなくねと思ってきてないでしょうか。
サイコマンもシルバーマンも大変感慨深い消滅でした、二人ともきっとわかりあえていたんでしょう。ゴールドマンこと悪魔将軍もザ・マンを倒したらやはり力を使い果たして消滅するという展開になるのかな?
次の試合はいい加減ザ・マンに試合してもらうかネメシスとのコンビでタッグマッチとかやってほしいですね、摩雲天との試合から何年間も試合してないわけですし・・・
ジャスティスマンの動向も気になります、果たしてこれからどう動くのか、次回も楽しみです!
サイコマンはこれまでのキン肉マンというかゆで漫画にいなかったタイプのキャラクターながら最後まで見事に描き上げられ、話を盛り上げてくれた名キャラクターでしたね。
しかし閻魔帳の中で作者に「次の試合を描くのが楽しみ」と言われていたウォーズマン、絶対もう一試合はやると思って未だ実現したことのないスグルとのタッグや〇〇でさえ倒せなかった強豪を打ち倒すといった展開を期待していたのですが結局今シリーズは熊に勝っただけで終わりなんですかねえ…かなり残念。
さすがに今回はしんみりしました。。。
さて、この後の展開ですが、キン肉マンはネメシスを倒すでしょうけど、悪魔将軍はザ・マンに負けると思います。で、最後はキン肉マンがザ・マンを倒すことになるかと。
ただ、その最終局面に行きつく前に、まだまだ色んな展開が待ち受けてるような気がしますね。そこに期待します!
シルバーマンとサイコマンは、結局分かり合えなかったんですよね。
お互いに一方通行で。
それが残念でした。
サイフォンリング編もこれで終わりかな?
今後は、キン肉マンVsネメシス、悪魔将軍Vs超人閻魔がほぼ確定。
これはタッグマッチでやって欲しいんです。
他に未登場のキャラは、アタルと王子候補5人、ネプチューンマンとネプチューン・キング。
ネプチューン・キングは焼き入れられたシーンで登場してるかw
他はともかく、キングは超人閻魔に付くでしょうね。
あ、フェニックスチームの3人も居たか。
これも超人閻魔の味方かな。
だとすると、人数的には互角に近くなるけど……
正直、ズルズル引き伸ばさないで、最後の2試合やって欲しいです。
シルバーマンとサイコマンは最後までわかりあえなかったとも言えるし、わかりあえないことまで含めてわかりあえていたとも言える(伝われ!)
なんにせよ、『ようやく重なった未来・・・・・・』は秀逸ですよね。
ところであの世でサイコマンがガンマンをおちょくっててほしいなと私も思いますが、超人にとってのあの世、超人墓場って今・・・