今週のキン肉マンです~
ガンマンの先制攻撃がバッファローマンに炸裂。
しかしバッファローマンもめげずに、お互いにパワーを活かしたファイトで戦います。
しかし、ガンマンのパワーはものすごく「下等超人の中でも屈指のパワーファイターと聞いたが、ぬるすぎてヘソが茶を沸かすわー!」と一喝。
ガンマンの新たな名言が追加されたのでした。
これからは、無理のありすぎる展開の時にでも「無茶すぎてヘソが茶をわかすわーっ!」とか言ってみようか…
バッファは「確かにこの程度で力負けしているようじゃ、あの人に面目が立たねぇぜ」と返します。
「あの人?なんだそれは?」
「何をとぼけてやがる、テメーがさっき倒したスニゲーターだよ」
…ごめん、悪魔将軍のことかと思った(;´Д`)
スニゲーターに顔向け出来ないという発想がなかった…
そう、スニゲーターはバッファローマンがまだ新人時代に鍛えてくれたトレーナーだったのです。
…どうでもいいけど、この絵、なんか魔雲天がサンドバックに突進しようとしてる絵に見えた…
で、スにゲーターの仇をうつためにリングにたったんだというバッファですが、ガンマンは「そんなやつは知らんぞ、わたしはいちいち過去に倒した下等超人のことなど覚えていない」と返します。
なんという煽り…と思ったら、「知らぬものはしらーん」とか、本気で覚えていないような表情で話します。
ガンマンさん、マジ痴呆症…
今まで葬ってきた超人はすべて歯ごたえのないやつらばかりで、そいつらは名無し同然、等しく「ワンオブゼム」にすぎないのだ、と。
自分に覚えてもらいたいなら、力をみせつけて勝つことだというガンマン。
まぁ、確かにガンマンって50億年近く生きてるわけで、戦った相手をいちいち覚えていられないのかもしれません。
我々からしたら、1週間前のお昼ご飯がなにだったか、さっぱり思い出せないようなもんでしょうか。
まぁ、そういう問題じゃなくて、今さっき戦った相手だし、それを忘れるとか、痴呆症すぎですが(;´Д`)
50億年も生きてたら、必要のないことは記憶に残さない能力でも身についたのかなぁ…
そうでもないと、脳の容量もたないし。
それとも、実は覚えているけど、ただの煽りなんでしょうか?
そーいや、人間って、同じことばっかしてるとルーチン化しちゃって、脳が適当に処理しちゃって、時間が速くすぎちゃうし、あんまり記憶に残らないんですよね。
新しいことを体験すると、新鮮で刺激的なので、充実した時間を感じられるわけで。
おとなになると時間の流れが速く感じるのは、これも理由なんだとか。
子供の時は何もかもが新鮮で刺激的ですからね~
で、ガンマンの場合、50億年も生きてて、想像を絶する人数と戦っているので、「いつものこと」というかんじで処理しちゃって、ほんとに記憶に残らないのかもしれません。
おそらく、1000万年くらいは「ああ、もう1000万年すぎたのか、あっという間だなぁ。年をとると時間がすぎるのが速くて困る」という感覚なのでしょうね。
…それにしても「ああ、スニゲーターか、いたよね」くらいにはなりそうですが。
ともかく、このガンマンの態度がバッファローマンは気に入りません。
「あれだけ誇り高い戦いを見せたあの人が、対戦相手からこうも簡単に忘れられちまうなんて…」
熱く燃えるバッファローマン、カコイイ!
…でも、スニゲーターの戦いって誇り高かったっけ…
なにやっても通じずに、いいところなく負けちゃった感が。
とはいえ、そこはバッファローマン目線で見たら、自分の師匠なわけで。
自分の師匠が、圧倒的な力を持つ相手に、どれだけ通じなくても己の全てを振り絞って戦い、最後は「こいつを倒せ」と弟子に託して死んでいく姿は、たしかに誇り高いかもしれませんね。
ただ、ガンマン目線でいえば、「なにやっても自分にたいしたダメージを与えられなかった、ワンオブゼム」で、印象残らないのも仕方ない気もする。
…うーむ、なんか1回目普通に読んでた時は、バッファローマン目線で読んでて「ガンマン許さん!」というかんじだったのに、記事も考察したら「そりゃ50億年も生きてるし、特にダメージもなかったし、仕方ないなぁ」とか、ガンマン目線になってしまってる(;´Д`)
ええと、その後、バッファローマンは傷をあつめてロングホーンを伸ばして、それでガンマンの肩をつらぬいて、再来週に続きます。
うーん、妙にガンマンを弁護する考察になってしまった…
なんか普通にバッファローマン目線で読んだまま、次回を読みたかったです(笑
ともかく、この流れでバッファローマンが負けたら、スニゲーターもバッファローマンも立場がないんで、頑張って勝ってくれるでしょう。
で、ガンマンはバッファローマンを記憶に残してこの世を去って行くことでしょう。
ガンマンだけは、なんでザ・マンに選ばれたのかさっぱりワカラン
ところで、ガンマンってオリジンの中で、一人だけ「なんでこいつが生き残りに選ばれたんだ」というくらい、頭がおかしいと思うのですよ。
こいつ一人だけ、共感能力がないというか、根本的に感情がおかしいと思うんですよ。
将軍であれば、善良だったザ・マンの今の姿を嘆き、せめて自分の手で始末をつけようという、人間らしい感情の動きをしてますよね。
ペインマンとカラスマンは、自分が認めたゴールドマンの弟子に期待をよせて、自分を乗り越えていったことを喜ぶ気持ちをもちあわせています。
ジャスティスマンは、弟子の腕を奪ったアシュラ一族に嫌悪感を覚えつつも、公平な裁きをしようという信念があるように見えます。
アビスマンは、鬼たちに慕われる良い兄貴分でした。
シングマンは、涙しながらザ・マンの像を壊していました。
性格がゆがんでいるサイコマンですら「理解者と思っているシルバーマンが去って悲しんだ」という、人間らしい感情の動きをしてると思うんですよ。
ミラージュマンは出番少なすぎてよくわかりませんけど…
ガンマンをのぞくオリジンは、みんなまともだと思うんですよ。
で、問題のガンマン。
こいつは、「とにかく下等超人は下等なのでぶっころす」しかないんですよね。
「何がしたいか」という人生のゴール設定がないような。
とりあえず、下等超人は粛清する、以上!
というかんじ。
ペインマンとカラスマンは当初の目的の「地上の超人の成長」が頭にあっただろうし。
ジャスティスマンは「とりあえず公平に裁くけど、どうせ下等は有罪」というかんじ。
サイコマンは何を考えてるのかいまいちわかりませんが、一応世界平和だとか、なんか大局的な視点で考えているぽいですし。
とにかく、ガンマンはなんか根本的に大切なものが欠落しているというか。
他の連中がザ・マンに選ばれたのはわかるけど、ガンマンだけは「なんでこいつが生き残りに選ばれたの?」というかんじ。
…なんでなんだろうなぁ…
それとも、選ばれた時はまともだったんですかねぇ…
まぁ、なんかそーいうことを思ったのでした。
(追記)
上記件、コメントで、ものすごくわかりやすい意見をいただきました~
おおお、わかりやすい!
確かにガンマンは、そもそもザ・マンの方針転換に批判的で、ぜんぜん納得してなかったんですよね。
でも、聞き入れてくれなかったんで、何億年も「粛清するべきなのに」という気持ちですごしていたわけですね。
それは精神病むだろうなぁ…
その結果として、頭の中は「とにかく粛清しようぜー!」ということ以外なくなっちゃったと。
シングマンは「粛清したほうがいいと思うけど、まぁあやつが管理の方向にいくなら仕方ないから従うか」くらいの感覚でしょうか。
ガンマンは「あやつは間違ってる!」という不満で爆発してるけど、金銀兄弟のように、離脱して自分の主義主張をつらぬく派閥を作るのも、ちょっと違ったんでしょうね。
彼のゴールは「下等超人は1匹残らず粛清して、最初に選ばれたものだけで完璧を追求する状態に戻す」ということになりますね~
で、普通だと、その願望はかなわないまま死ぬわけですが、なにしろオリジンは永遠の命をもっているので、死ぬこともなく、「あやつはなぜわからないんだ!」と永遠に不満を持ち続けるわけですね。
そう考えると、ガンマンもかわいそうではありますね。
ガンマンがスニゲーターを忘れたことに関する弁護は、私も同じようなことを考えていました。
以前「ジャンクマンの生き様を想像する場合、今の自分がジャンクマンになったら、ではなく、ジャンクマンとして生まれるところから考えなくてはならない」とおっしゃってましたが、今回も同じように「せいぜい寿命数十年の人間ではなく、数億年、同じことを何度も繰り返してきた生物」になって考えないと、ただの嫌なヤツでお終いでしょうね。
「ただの嫌なヤツ」こそ(今のところの)ガンマンの持ち味なんですがwww
余談ですがガンマンさんの「ぬるすぎてヘソが茶を沸かす」とゆきにゃんさんの「無茶すぎてへそが茶を沸かす」には、矛盾っぽいものがありますね。
「ぬるいのに茶が沸くのか」とか「茶が無いのに茶が沸くのか」みたいな
う~ん…。
ガンマン的には、当初のザ・マンと神々の協定通り
完璧な素質を持った超人だけ生かして、あとは抹殺…
という方針を貫いてるんじゃないでしょうか。
金銀兄弟とは別の形で、彼もザ・マンの方針変換が
気に入らないで、批判的な立場を取っていましたからね。
この辺、唯一かつてのザ・マンを「超人閻魔」と呼び
信頼されているサイコマンとは、一線を画すというか…。
始祖たちを分類すると
「下等超人になっても、進化を求める派」
ゴールドマン、シルバーマン
「下等超人の成長を期待派」
ペインマン、カラスマン
「絶対管理する派」
ザ・マン、サイコマン
「下等超人は、ともかく粛清派」
ガンマン、シングマン
「与えられた任務こなす派」
ミラージュマン、アビスマン
「公正な裁きに掛ける派」
ジャスティスマン
☆めたるさん
おお、わたしは記事書くために無理やりひっぱりだしてきたのを、めたるさんは自然にその考えにいたったということは、すごいですー!
>「ぬるいのに茶が沸くのか」とか「茶が無いのに茶が沸くのか」みたいな
うまいw
☆ななしさん
おおおお、すばらしい考察ありがとうございますー!
めっちゃわかりやすかったので、記事に追記させてもらいましたー!
バッファローがガンマンの肩にロングホーンを突き刺しました!刺したまま、ぶん回して放り上げて落下してくるところをパイルドライバーでエルクホルンを粉砕したら格好いいなあ!
「知らぬものはしらーん!」
アカン、このコマでガンマンファンになってしまいそう・・・。
まあでも、扇の要として悪魔超人に復帰したバッファローマンが教官のカタキをとらなきゃお話にならない。
管理人さんのガンマンのそこら辺の掘り下げもこれからされるんじゃないでしょうか。
始祖がただ負けて消える、ということもないでしょうしね。
バッファローマンの勝率90%くらいかな。
ラーメンマンVSネメシス
最初、「なんでラーメンマン?実は打倒ロビンが夢だったなんて、今無理やり付けた設定じゃないの?」なんて思いましたけど。
でも、超人オリンピックでキン肉マンに負けて決勝に行けなかったけど、もともとキン肉マンなんか眼中になかったはずで、ラーメンマンほどの実力者なら、前チャンプのロビン打倒を考えてオリンピックに参加していたのは当たり前なのでしょうな・・・。
ウォーズマンはポーラマンに勝利した時に、もうロビンのカタキなんて考えは無くなってしまったみたいですし。
スグルもネメシスと因縁がありそうで無いような感じ。
同じキン肉族というだけで、スグルはネメシスが誰か知らないんスよね。
やっぱり真弓が出てきて話すべき。
ネメシスは扱いが難しいんで、ラーメンマンの勝率50%くらい。
テリーマンVSジャスティスマン
「感情の力などまやかしにすぎぬ」
このセリフで、もうテリーマン以外ジャスティスマンの相手は務まらないと思いましたよ。
「この世に生をうけてきさまのようなやつらになめられっぱなしじゃ、生きてる甲斐がねえんだよ――――っ!!」
燃える感情を爆発させて、完璧超人ネプチューンマンを揺さぶったテリーマン以外にジャスティスマンに感情の力を思い知らせることが出来る男はいません。
テリーコールの嵐になれば、ナックルパートでダイヤモンドヘッドを叩き割ることも可能でしょう。
テリーマンの勝率80%くらい。
ブロッケンvsサイコマン
ブロッケンJrの最大の魅力は、いかなる困難、障害があろうともおのれの仕事は絶対に遂行する責任感であるという。
その男が自ら「仕事」という言葉を発した以上、サイコマンが倒される可能性はかなり高い。
ただし、ブロッケンはいつも誰かの助力が必要。
それがニンジャなのかアタルなのかシルバーマンなのかは分からないけど、誰かの力を借りて勝利するのではないかと思う。
ブロッケンの勝率70%くらい。
管理人さんがオメガマンの考察をされていましたが、実際直属の部下は他にもいるのではないでしょうか?
正義超人・悪魔超人ともに副将・大将が残ってますが、まだ見ぬ直属の部下が相手になる・・・ということは考えられませんでしょうか。
特に、将軍の相手は、始祖ではもう盛り上がらない感じですし。
バッファローマンの『あの人』発言を聞いて、そりゃ今は悪魔に戻ったから尊敬してるかもしれんけど、でもまた正義に戻るくせに…とか思っちゃいました( ;´Д`)
・牛くんの経歴
1:正義超人(100万パワー時代で悪魔に魂を売る前で、少なくとも悪魔超人ではなかったはず)→2:悪魔超人(七悪時代)→3:正義超人(スグルに負けた直後)→4:悪魔超人(将軍に蘇らせてもらった直後)→5:正義超人(スグルVSアシュラ戦直後)→6:悪魔超人(メディカルサスペンションが解けて将軍復活を知った直後)→7:正義超人(二世の頃には正義に戻っているはず)
…どんだけダブルクロス(裏切り)してんねん( ;´Д`)
私の知ってる限りで7回?!
それ以外にも、タッグパートナーも、スプ→モンゴル→麺(究極タッグ編)→アタル&ブロ→スプ とかいろいろ過ぎるし。
いや、これは逆に器用過ぎると表現すべきですかね(笑)^^;
なんか、こんな風にじっくりいろいろ考えてたら、別に牛くん勝たなくてもいいや、とか思うようになってしまいました( ;´Д`)
ゆきさんのガンマン考察みたいな感じですよ、ホント(笑)
牛→○or△
中→×
米→△
独→○
勝敗予想だとこんな感じ。
超人閻魔と悪魔将軍が対になりすぎてて、キン肉マンと戦うならネメシスがラスボスだと思うんだよなぁ。
他三名はここで退場で良いでしょう。
ガンマン、サイコマンはWノックアウトに近い形で。
テリーマンは当然のように引き分け。
バッファローマンと言えば正義と和解する前から倒した相手(ウォーズマン)の闘志を認め「敵として会いたくなかったぜ」と言うような奴でしたからね。
そりゃガンマンみたいなタイプは許せないのでしょう。
さてこの先、キン肉マン戦でつかっていたデビルシャークやキズ移し、ハリケーンヒート等の技は出てくるのだろうか?
そしてガンマンは真眼による先読み回避をもう使わないのか?(作者がわすれちゃったのか?)
善人だった頃のザ・マンはガンマン見てこんだけアホなんやから悪い奴じゃないんだろうなで選んじゃったのかもしれません。
『完肉』『完武』つけるんなら『完アホ』又は『完単』なんかで…。
サイコマンがガンマンをイジリたくなるのもわかる気がします。
来週あたり『眼マン』から『岩マン』へ見てわかる変化あるかもね。
というか、ガンマンのセリフって、「ジョジョの奇妙な冒険」でディオがこれまで何人の人を殺してきたのか問われた時、「お前は今まで食ったパンの数を覚えているのか?」と返してました。なんかそれにかぶったセリフに見えました。ブログ主さん、このセリフはご存じでした?あ、初めての書き込みです。よろしく。
>>モートデンジャラー
私は格闘技をしてまして…今は違う流派でやっていますがやっぱり流派が変わっても自分にイロイロ教えてくれた先生というのは流派が変わってしまっても尊敬しているものなんですよ。悪魔だから今は悪魔超人だった教官を…とかそういうものじゃあないと思いますよ。
しっかしガンマン強いな…そしてそいつらを含めて正面からの真っ向勝負じゃ負けないと言い切ったアビスマン…本当に将軍がアビス倒してくれていてよかったよ…
ガンマンと将軍のキックの威力は同等。(スニゲーターの言)
その将軍を、真向のぶつかり稽古なら圧倒するアビスマン。
フィジカルのみなら、バッファローマン、サンシャイン、マンモスマンなどの超パワーファイター達でも圧倒しそうですね。
ビッグボディ?
瞬殺でしょうw
≫通りすがりさん
流派…ですか…
現在の正義⇔悪魔の関係性ならそれも言えなくもないですが、七悪時代〜六騎士時代の正義⇔悪魔の関係性って、テロ集団VS多国籍軍の関係性に近くないですか??( ;´Д`)
私が言いたいのはそう言う事ではなくて、スニゲーターはバッファローマンたちの教官ということはテクニックやトレーニングを教えてくれた先生じゃないですか。
なので属性が変わったからと言って尊敬する、しないなんて事じゃないんだと思いますという事ですよ。
☆通りすがりさん&モーストデンジャラーさん
バッファローマンはスニゲーターがいなければ、基本的なテクニックを身に付けることもままならなかったわけですよね。
今の自分があるのはスニゲーターという鬼教官のおかげということになるんで、悪魔をやめた段階でも、恩人であることには変わらないんで、尊敬はしてそうですね。
むしろ、たとえ悪魔時代といえども、恩人に対して一定の敬意を払えなくて、何が正義超人だという感じもします。
特にバッファローマンの場合、誰かに強要されたわけでもなく、自分の意志で悪魔超人になって、自分の選択でスニゲーターのしごきを受けていたわけですからねー
あと、人にレスするときは「さん」付けしてもらえるとありがたいのですよー
次回からよろしくでーす(´▽`)ノ