今週のキン肉マンです~
満身創痍ながら立ち上がるラーメンマン。
しかし、すでにボロボロの状態で戦えるわけでもなく、ネメシスにボコボコにされます。
「何が希望を失わない正義超人だ!
希望の先に絶望しか無ければ、さらに人は傷つくのだ!」
これ、難しいところですよねぇ。
変に希望があっても余計に傷つくのは確かだけど、何の希望もないと、それまた深い絶望だけになるような。
物語としては、もちろん「それでも希望を見失わないこと」というのをテーマにしているわけですけども。
本当にどうしようもないことには変に希望を持たずに、諦めて別の希望を追いかける、というのもありなわけですよね。
まぁそれが、「自分じゃ勝てないからクロスボンバーの実験台になって、キン肉マンにあとを託す」とかなわけですけどね。
話を戻して。
愚か者が為政者になれば、多くのものが絶望に苦しむことになると語るネメシス。
「だから完璧超人が世を治めていかねばらんのだ!」
その完璧超人のトップが愚か者に成り果てたから、ゴールドマンとシルバーマンが去って行って、こんな争いがおきてるわけで。
でも、ネメシスの中ではその辺は、裏切った2人が悪いってことなんだろうなぁ…
なんか「この世に絶対的に正しいものがある」という幻想にとりつかれてしまっているのが完璧超人なのかもしれません。
残念ながら、そんなものはなく、間違いを繰り返しながら進化していくしかないんですよね。
ともかく、ロビンをKOしたバトルシップ・シンクの体勢に。
それを見たスグル、「助けに来てくれメシア!」と、ラーメンマンの内なるもう1つの魂に訴えかけます。
そうすると、ラーメンマンの顔にクマドリが浮き出てきます。
ゲーッ、何もかぶってないのにモンゴルマンマスクになってしまったーッ!
いや、これさすがに無理あるでしょ(;´Д`)
ラーメンマンと輪郭が同じだから違和感がないように見えるけど、本質的には、テリーマンがピンチのときに、いきなり顔がグレートになるようなもんかと。
…なんかキン肉マンの世界なら、それもありそうな気がしてきた。
「ボワァ」とかいって出てきそう。
ともかく、弁髪がほどけて、ネコジャラシになって、バトルシップシンクを脱出し、レッグラリアートで反撃。
ネコジャラシ最強すぎる。
なんで、古傷えぐって血の目潰しなんかせずに、最初からコレで脱出しなかったんだ…
まぁ、火事場のクソ力で使える技なんで、あの時は使えなかったんだろうなぁ…
「不可能を可能にする…
それもまた希望の力!
私がキン肉マンに教えてもらった、火事場のクソ力の真髄がここにある」
このモンゴルマン、めっちゃかっこいいですねー
さて、モンゴルマンからラーメンマンに戻って、今度はネメシスから仕掛けます。
しかし、すべての攻撃を紙一重でかわし、反撃。
ラッシュの後に、今のラーメンマンのすべてをかけたガウロンゼンドロップを繰り出して、次回につづきまーす。
今週のタイトルは「闘将!ラーメンマン!!の巻」なんですよね。
そのタイトル使っちゃいますか。
そーいや、究極タッグでラーメンマンがモンゴルマンマスクを脱いだときは、「大いなる壁・美来斗利偉・拉麺男!の巻」だったなぁ…
そのときはモンゴルマンマスクを脱いでたけど、今回はなんか勝手にクマドリが広がって、口もヒゲも消えてモンゴルマンになってしまったという謎現象。
でも、戦えなかったラーメンマンがモンゴルマンになることで復活したわけで、モンゴルマンマスクはラーメンマンにとって救世主だったわけですよね。
そう考えると、この展開はしっくりきますねー
タッグ編でマスク脱いだ時は「モンゴルマンの状態だと実力を発揮できない」とかいってたんで、「どっちやねーん!」という気もしますが(笑
どーでもいいけど、ビジュアル的な効果もあってか、私はラーメンマンよりモンゴルマンのほうが好きです。
改めて見ても、やっぱりモンゴルマンはかっこいいと思うのです。
で、渾身のガウロンゼンドロップですけど、これでネメシスKOは無理でしょうねぇ。
でも、破るにしても、どう破るんでしょうね。
ロックされてる片方の足をはずして、首四の字の体勢にして、リングに両手で着地すれば、ロビンスペシャルになって、ラーメンマンがKOされるわけですけど、まさかそれはしないはず…
ネメシスのフィニッシュホールドは、今回はマッスルスパークでしょうかねぇ。
なんだかんだで、こんだけ希望希望いってた技がやぶられて、ラーメンマンがKOされるのは、出来れば見たくないですね・゚・(つД`)・゚・
かといって、直撃するけど平気というのも見たくないなぁ…
今回はバトルシップ・シンクとレッグラリアートの消化。
で、残りは九龍城落地とマッスルスパーク・・・と考えると厳しいかなぁ。
九龍城落地は破られるよりは決まって欲しい。
でも、KOまでには至らず・・・という感じかな。
ネメシスも2戦目だし、そろそろ大きなダメージをくらってピンチにならんと、お話が全然進まない気がする。
私は完璧側全敗予想の人間だけど、九龍城落地が決まれば、とりあえず納得はする。
でも、ネメシスも引き出しがなくなるので、スグル戦までいらないんじゃないの?というのが私の考えなんだなぁ。
ラスボスでもなんでもないネメシスに、正義超人の強者3人費やすのは、ちょっとなぁ・・・。
それより後継者に指名したネメシスがここで敗れて、武道のガラスのヒビがさらにピキィピキィのほうがよくありません?(笑)
しかし、「バトルシップ・シンク破れたり!」はしびれた。
モンゴルマンは強者の風格があるなぁ。
かっちょいい。
ラーメンマンが来週どうやって負けるのか、、
生き残れるかが見どころですね。
①ロビンと同じ運命をたどる ➡︎60%
②キン肉マンか戦争かシルバーかアタルかだれかが
マッスルスパークの際に助ける ➡︎38%
③ラーメンが勝つ ➡︎2%
さあどうなる
今週でラーメンマンの敗北決着かと思われましたが、予想以上に粘ってくれてうれしいです。久々のレッグラリアートもしびれました!
ラーメンマン最大のフェイバリットであろう九龍城落地も出ましたが、やはり何らかの形で破られる可能性は高いですね。ネメシスはマッスルスパークをまだ温存してますから、やはり敗色濃厚です。Ⅱ世につなげるためにもラーメンマンには生き残ってほしいところです!
あと、ネメシスのマッスルスパークだけど、肋骨を折っているんだから、完全にはかけられない、若しくは失敗する可能性があるのでは?
マッスルスパーク持ちのネメシスを退場させるには、技が完全には決まらない状態にしておくしかないと思うのですよ。
このまま肋骨の伏線を回収しないとは思えない。
・・・どちらにせよ九龍城落地で試合が決まる可能性は低い、ということスね。
九龍城落地→ネメシス大ダメージ。
マッスルスパーク→ラーメンマン大ダメージ。
お互いボロボロ状態で、改めて意地のぶつかり合い。
そんな展開があればええのに。
これをただの九龍城落地だと思うな!ロビンを倒すべく密かにあみ出した 究極の秘技!ネイキッド拉麺ギガブラスター!!
…ないな。
グハァ!貴様、こ、この期に及んで生かす拳を!
…ないよなあ。
もしくはロビンの力も宿っちゃうパターンもあるかな。お前を倒すために編み出した技のハズがお前に助けられるとはな…的な。
…ないかなぁ?あって欲しいけどなあ。
ネメシスの台詞で「時として1%の希望は100%の絶望より性質が悪い」という言葉を思い出しましたが、これって昔からある格言とかではなく、うる星やつらの面党終太郎が言ったものだったようですね。
それはそうと顔がモンゴルマンに変わるシーン、確かに無理があるのかもしれませんが自分的にはテンポと勢いのよさで全然気にならないどころかネコジャラシで「バトルシップ・シンク 破れたり!」となったところでおっしゃあ!とここ数か月間で読んだ展開の中では一番興奮しましたね。
人気投票でも1票入れるほどモンゴルマン好きでしたから。
七人の悪魔編で正義劣勢の絶望的状況に現れ数々のピンチを救った異常な頼もしさ、その中でもハリケーンミキサー以上に恐ろしかったデビルトムボーイを破った時の興奮が蘇った感じでした。
ただこれが二世だった場合ネコジャラシ発動からバトルシップシンク脱出まで3ページで終わってる内容をスプリング戦の回想を交えた長々とした解説やギャラリーの反応入れて丸々一話かけてやりそうで、もしそうなってたらこんな感動は絶対ありませんでしたね…逆に、今回これやっただけで終わり!?と呆れてたと思います。