遅れてすいません、今週の二世です~
とうとう勝利した万太郎とケビンに観客は祝福のコール。
そして、二人はサンダーとライトニングがえらく干からびているのに気づきます。
時間超人の二人いわく、時間を巻き戻して回復するのは神業にも等しい作業だそうで。
肉体的負担がすごかったらしく。
本来は球根を入手して回復するつもりだそうです。
「これだけ奥の手を使っても、トロフィー球根入手は果たせなかった…」
「俺たちの完敗ということだ…」
そういって血を吐いて完全にダウンする二人でした。
富士山の時間を巻き戻したのは大丈夫だったんだろうか。
…あれはなかったことにしておこう(;´Д`)
で、マンタとケビンがトロフィーをひっぱると、無事に引き抜かれるのでした。
一方そのころ、やってしまったことを後悔したセイウチンは、バリはんとイリューを見て逃げようとします。
しかし、バリはんは「長い人生一度や二度は過ちを犯してしまうもんじゃ」といって、チェックも何事も無くセイウチンを受け入れて、全部解決でした。
なんという適当さだ(;´Д`)
まぁ、バリはんみたいな年寄りにそういうふうにいわれると、なんかもう仕方ないかも。
チェックもイリューも悪行的なことをしてましたしねぇ。
で、舞台はマンタとケビンに戻って。
二人は「いいのか?」「オレはお前と同じ考えだ」と意味深なやりとりをしてから、球根の一部をおって、ライトニングとサンダーの口に投げ入れます。
地味にものっすごいコントロール。
いつもながら、超人のコントロールは異常。
野球やったらすごいことになりそうだ(;´Д`)
球根を食べたサンダーの体は元の体に回復。
「なにすんねん!」という周囲に対して。
「ボクたち正義超人は相手を殺すために戦ってるんじゃない!分かり合うためにたたかってるんだ!」
「そうだ、だからリングを降りればノーサイド、遺恨はねえ!」
まさしく見上げた正義超人魂。
しかし、ライトニングは球根を吐き出します。
「正義超人の情けなんて受けられるか…」
そしてよろけながらコーナーにのぼっていき、近寄ろうとするサンダーを制止。
「来るな。サンダー、お前には心配してくれるママがどこかにいるが、オレは天涯孤独。死んだところで誰も泣いてくれやしねえ。
時にサンダー、ママの作ってくれる料理で好物はなんだった?」
「シ…シチューだ」
「そうかシチューか…」
そしてサンダーは大きくジャンプし、富士山に身投げ。
「おまえのままのシチューくってみたかったなー!」
そうして溶岩に落ちて果てるのでした。
「ライトニングーッ!」
驚くマンタ、ケビン。
そして涙するサンダーで終了。
次回、いよいよタッグ編、大団円!
ちなみにとなりのページでは、読者投稿超人を紹介しているのですが、その超人の一人が「キラークック」というコック超人。
溶岩に身投げしたライトニングを調理してシチューにするようにしか思えない。
わざとやってるだろう、これ(;´Д`)
で、もう一人の超人が「魔鱗男(マリンマン)」という超人なのですが、頭がそのまんまイカ娘。
イカの頭の帽子かぶってて、髪の毛がイカの足。
こいつも調理されてシチューになるんじゃなイカ?
まったく、わざとやってるとしか思えないでゲソ(;´Д`)
なんか最後だけ綺麗にまとめたよ!
すんごい騙されてる気がするよ!
負けを認めて自ら死を選ぶライトニングの散り際はよかったです。
最後に急に正義超人になったりと、見苦しいことこの上なかったネプおじさんとは大違いです。
時間超人二人の絆もよかったですし、リングを降りればノーサイドというマンタとケビンもかっこよかったです。
ほんとに、最後の最後だけはやたらと綺麗にまとまってます。
そーいや、オリンピック編もシード編も、最後だけはやたら綺麗だったんですよねぇ。
まぁ、綺麗にまとめてくれるにこしたことないのは確か。
この流れだと、サンダーが間隙の救世主になりそうですね。
ともかく、次回いよいよシリーズ最終回!
長かった…むしろ長すぎた戦いよ、さらば!
…なんか、次のシリーズがあるとかいう話が。
正直、もう疲れたよ(;´Д`)
まぁ、あるようならがんがってレビューします~
とはいえ、何年かかるんだろうなあ(;´Д`)
ゆでは、ペース配分がすごく下手です。究極タッグ全編を読み返すと、どうでもいいような事にすごくページを使ってたり、反面、セイウチンの謝罪や時間超人の改心などはスゲー適当。
決勝戦終盤で急にテンポが良くなったのも、
「やべ、29巻オーバーする」
とでも思ったのでしょうね。ロビン一族のマスクの掟など、どうでもいい事にページ使って、肝心のアクセレ破りはモロにやっつけ仕事でした。
今更ながら思うのですが、時間超人が21世紀に現れたときに、わざわざ20世紀へタイムスリップしてロビンやアリサを殺すという回りくどい事をせず、その場でマンタ&ケビン組と戦っていたら、29週、いや29ページで済んだ話だったかも。究極タッグそのものがね。
まあ、このシリーズは、引き伸ばしに限っていえば究極でしたね。
あ、あと、忘れちゃいけないのが、キン肉マンにしろ二世にしろ、
“プロレスを題材にしたギャグ漫画である”
というのが正しい説のようです。要するに、アツい展開やマジバトルを期待するほうが間違っているという事ですね。
そう考えれば、グダグダ振りもいくらか許せます。
次シリーズがあるといっても、二世は万太郎とケビン以外は成長しない漫画です。
よって、ジェイドやスカー、キッドなどはまたもや踏み台もしくは噛ませ。チェックは描くのが大変だから究極タッグでは脱落させたという冷遇ぶり(実話らしい)、未知数なのはセイウチンぐらいかな。
まあ、色々なヤツを戦わせるよりも、万太郎とケビンだけ出せばいいと思います。どうせ他のキャラは登場しても馬鹿キャラになるだけだし(だって、ゆでだから)、そうなるぐらいならカットしちゃえばいい。長引かずに済むだろうし。
まあ、次のシリーズも長い割に中身が薄い話になると思います。グダグダ路線全開の方向へ進むと思います。1000ペリカ賭けてもいい!
サンダーはニュージェネ入りするかと予想してみたり。数年ぶりにチェックが台詞ありで出てきました。ケビンの代わりに出場しても良かったろうに、不遇すぎます。
このシリーズを次でようやく終わり、本当に長すぎましたww
次のシリーズこそ、マンタやケビン以外のニュージェネを大活躍させてほしいものです。