先日、「キン肉マンゼブラ徹底考察~ゼブラのすごさを語る」という長文記事を書きました。
あまり脚光が当たらないゼブラのすごさについて、詳しく語っていますんで、肉関連の記事で着ている方は、ぜひ見てみてください~
ちなみに、フェニックスの考察記事も準備中です。
そんなこんなで、今週のキン肉マンです~
j今回は考察があるんでボリューム多めです。
アシュラマンを偽りの王族と語るジャスティスマン。
アシュラマンとの会話によると、ジャスティスマンの弟子ミロスマンが、歴史上はじめて「下等超人」に公式戦で敗北を喫した超人だそうで。
そのとき、ミロスマンが両腕を奪いとり、それが阿修羅一族の繁栄、王族にのしあがったという理由なんだそうです。
ジャスティスマンは、ミロスマンの両腕により魔界の繁栄が築かれたことが許せないのだそうで。
会話のさなかの雷で真っ黒だったミロスマンの顔がてらされます。
えええ、兜かぶってたんかい!
辮髪と思ってたのは天秤の鎖だったし。
って、なんか角生えてきてるけどなんなの!?
そしてジャスティスマンの正体があきらかになります。
ラーメンマンのシルエットはオーバーボディかい!
まぁ確かにカラスマンとかシングマンよりは強そうで威厳のある雰囲気だけど、さっきの兜をかぶった姿じゃダメだったんだろうか…
せっかくのラーメンマンシルエットを変えちゃったのは、すごく残念ですね。
ジャスティスマンは、ゴールドマンが目指したものは、完璧超人のシステムの再生産にしかすぎなかったと話します。
そして、争いを繰り返す悪魔超人と正義超人の大将同士、首を斬り合わせることで、秩序をもたらしたとか。
ちなみにこのときは例のラーメンマンシルエット。
やっぱ、このままでもよかったのでは…
天上兄弟ゲンカの話は、子供の「どっちが強いの?」じゃなくて、正悪超人戦争が起きて、解決のために大将同士が首を斬り合って決着をつけるようにジャスティスマンが提案し、思惑通りの相討ちになったということですかね。
その話を聞き、想像以上の大物が釣れたと笑うアシュラマン。
そして、各会場に繋がっているモニターを地中から出してきます。
どうやってつながってるのかさっぱりわからんけど、魔界の技術なのでしょう。
しかし,「GINKAKU」ってwwwww
ゆではこのへんのセンスバツグンですね。
ちなみにここでジャンクマンの生存が確認されました。
サンシャインとニンジャはもう一戦いけそうだけど、ジャンクマンは無理そうですね
会場がつながったことで、テリーマンはアシュラマンにいろいろ聞こうとしますが、答えてもらえず。
それよりも、目の前にいるのが裁きの神ジャスティスだと話します。
驚く正義超人一同。
「こいつがいたから、すべての超人の進歩は数万年単位で遅れた。
その借を私が返す!」
「それが超人界の新たな王としての我が使命だ!」
新たな王って大きく出たなぁ。
そんなわけで次週に続きます~
まさかのオーバーボディだったジャスティスマン。
その割にはラーメンマンシルエットの姿も設定されてて、なんでオーバーボディにしたのやら…
普通のオリジンとしては良いデザインと思うんですけど、あのシルエットをあんだけ強調してコレですからねぇ。
感想を見ていても不評なようなので、来週デザイン変わってたりして(笑
今ならまだ間に合うあたり、キン肉マンというマンガの懐の深さを感じます(笑
さて、どっちにしろ厳しい戦いんいなりそうなアシュラマン。
シルエットが変わってなんとかなりそう感もあるけど、やっぱり厳しいでしょうねぇ。
でも、立ち位置的には正義超人の王子キン肉マンに対し、悪魔超人の王子アシュラマンなわけで。
悪魔超人の中心人物なので、そう簡単に退場させるのは勿体無いんですよね。
悪魔将軍がいるせいで立ち位置がぼやけてしまうのですが、これからの魔界を担うのはアシュラマンなわけで。
彼がいなくなってしまうと、三属性というテーマがぼやけてしまう気がするのですよ。
特に今回の話でアシュラマンのバックボーンが語られて、ますます負けるわけにいかなくなった感じが。
…それでもきつそうですけどね。
魔界の成り立ちやアシュラマンを中心に考察
物語のスケールが壮大になっているので、ちょっと世界観を「悪魔」をテーマに掘り下げてみますね。
戦いの結末は生か死か
強いものが統治する力の世界観
戦いの神であるゴールドマンの思想は「戦いの結末は生か死か」で、ただひたすらに強さを求める悪魔超人の世界を作り出します。
慣れ合いは無用の世界観、完璧超人にありがちな掟や管理も無用。
ただひたすらに強さを求め、強いものが力で統治することにより秩序が成り立つ世界。
完璧超人は「掟があり、秩序のために支配する」というかんじですけど、ゴールドマンは「力で支配した結果、秩序が出来る」というのに近いのかなと。
手段と目的が全く逆というか。
彼は拠点として、超人墓場を似せて、魔界を作り出します。
平和・協調を重んじる世界観
外敵から実を守るために強くなる
シルバーマンの思想はあまり出てきていませんが、平和の神や防御重視の設定から考えて。
自分からふっかけるのではなく、外敵に負けないための強さを求めるかんじでしょうか。
思想としては、平和・協調を重んじて、わかりあうことを重視。
彼は地上を平和にするべく先頭にたつわけですね。
二人の思想の違いが争いを呼び起こすことに
ジャスティスマンが決着をつけさせる
最初のうちは思想の違いがあっても仲が悪くはなかった二人。
しかし、それぞれの勢力が大きくなり、どこかで争いがはじまります。
闘いが始まった結果、「平和の世界か、修羅の世界か」となってしまいます。
たいへん皮肉なことに、正義超人は「戦いをふっかけてくる悪魔に対して打ち勝つために延々と争い事をする」という、なんかよくわからない状態になります。
目指すのが平和だけど、相手が戦いしたいんだから、どうにもなりませんよね。
ゴールドマンは作られた平和など脆いもので、修羅の道を極め力のあるものが支配するからこそ、秩序が維持されると考えたのかもしれません。
結果として、二人のせいで地上は再び争いだらけの世界に。
オリジンたちとしたら「あいつら何やってるねん、余計なことしやがって」となるわけで。
「埒があかないし、このままじゃ下界の超人たち全滅しちゃって、オレたち全員自害やんけ」ということで、解決策を考えます。
で、「ゴールドマンとシルバーマンの二人の直接対決で決着をつけさせる」という案でいくことに。
こいつら二人が余計なことをするから、こんなことになったわけで、ふたりとも始末できれば最高。
そこで、剣で首を斬り合うという方法を採用。
二人の実力から考えて、相討ちになるのは目に見えているので、まず間違いなくふたりとも消せると考えますが、当の二人は「自分のほうが強い」と思い込んでるので、この罠に気づきません。
そうして、思惑通りに相討ちに終わるのです。
完璧超人は正義超人びいきかも?
で、斬り合った首をキン肉族が手に入れ、キン肉族がそれにより発展していくわけです。
意図的にキン肉族に手に入れさせたのか、たまたま手に渡ったのかはよくわかりませんが、物語がすすめばきっと解明されるでしょう。
ただ、オリジンたちは平和を重んじる正義超人の思想に理解を示していたのかもしれませんね。
下界で争いが起きられると困るわけで、悪魔超人に力をもたせたくなかったのでしょう。
そんな中、再び悪魔超人が力をつけてきて、ジャスティスマンの弟子のミロスマンが悪魔の力をそぐために干渉してきますが、返り討ちに。
ミロスマンの腕を奪ったアシュラ一族が繁栄し、悪魔が力をつけるという逆効果に。
ゴールドマンが自ら戦い敗北を認める
しばらくは正義超人が地上に繁栄して大きな力を持ち、悪魔超人は魔界に閉じこもった状況になります。
そのころには正義超人の中にも残虐超人などがあらわれ、悪魔のような正義超人も出てきます。
そんな中、魔界で力をためていた悪魔超人がうごきはじめます。
7人の悪魔超人が地上に進出。
一時は超人ホイホイにとらえられますが、解放され、正義超人界のチャンピオンのキン肉マンに挑むわけです。
そこで敗れたことでゴールドマンは自ら出陣することを決意。
サタンと結託して、悪魔将軍となり、精鋭の六騎士を従えて戦いを挑みます。
サタンは結局何なのかさっぱりわかりませんが、魔界に集まった悪意の感情のかたまりとか、ゴールドマンの憎しみの心が作った亡霊とか、そんなとこでしょうか。
最終的には、悪魔超人の始祖のゴールドマンが、現役正義超人の代表のキン肉マンに敗れます。
こうして、ゴールドマンは自分の考えの過ちに気付き、シルバーマンとともに正義超人の神となることを選びます。
天上兄弟ゲンカはようやく結末をむかえるのです。
始祖がいなくなってしまった今、
次代の魔界を担う自分が悪魔の代表として戦う
まさかまさかのゴールドマンの寝返り。
お前が悪魔超人作ったんやろーが。
ふがいない悪魔将軍に愛想をつかした魔界の王子アシュラマンとそれに従うサンシャイン。
アシュラマンとサンシャインの関係はここで変化。
将軍の配下の悪魔六騎士という同列に近い関係から、魔界の次期大王と悪魔騎士の生き残りという形に変わります。
明確にアシュラマンが上にたつ人間となり、自分自身が悪魔超人界を盛り立てていかねば、と考えるようになるのです。
将軍の部下という立場から、魔界の代表という立場に変わったアシュラマン。
正義超人の牙城をくずすべく友情を奪い、タッグトーナメントで優勝を狙います。
しかし、準決勝で友情に目覚めて涙を流し、さらにマッスルブラザーズの友情パワーの前に敗北。
自分たちの負けを潔く認め、自らゴンドラに入ります。
好き放題して他人を見下す完璧超人が憎い
で、これで終わっていれば解決だったんですけど、横からミッショネルズが余計なことをしてきます。
自分のマスクをはがして、相棒のサンシャインを殺して、友情の箱を奪って、好き放題。
「お前らふざけんな」ということで、自分が認めた相手である正義超人に一時的に力を貸すことに。
そして完璧超人を打ち破った正義超人のすごさを再確認するのでした。
新たな超人界を築くために戦う
アタルの意志を継ぎスグルを助ける
その後のアシュラマンの心の動きはいまいちわからないのですが、外伝によると、ザ・ニンジャはアシュラマンと行動を共にするといっていたり、自分が悪魔であるアイデンティティは失っていませんでした。
そういうことから、正義超人の友情パワーを認めつつも、悪魔として魔界に新しい風をふかせようとしていたのかもしれません。
そして、悪魔超人であるニンジャは、魔界の次期大王であるアシュラマンとともに行動をし、理想をおいかけたのかもしれません。
そんなときにアタルがスカウトしてきます。
アシュラマンとしては、よその王家のいざこざに巻き込まれる理由はないし、キン肉マンと敵対する理由もありません。
キン肉マンの強さ・偉大さ、自分より一枚上手なのを認めた上で、彼の軍門に下らず、魔界の王子として、何かを変えていく道を模索していたわけですからね。
ですが、アタルに興味を惹かれ、超人界の何かを変えようとしている姿に、こいつにならついていってもいいと考えます。
そうして血盟軍を結成。
この時点で悪魔から抜け出し、自分の新たな理想のために戦う決意をします。
しかし、サタンクロスが「魔界にもどれ」とか余計なことしてきたので「わたしは悪魔になどもどりたくない!」というわけですね。
そんな中、ブロッケンに友情に目覚めた超人の力は無限大だといわれ、友情パワーでサタンクロスと相討ちにもつれこみ、実質の師匠超えを果たします。
引き分けだったのは寄生虫のせいだし、アシュラマンはキン肉マンと同様に「師匠と直接対決して実質的に勝利する」という、人生における大きな壁を乗り越えたのです。
そのあと、アタルがやろうとしたことは、結局はスグルを大王にすることだったのを知るのですが、血盟軍の生き残りとして仲間の意志をうけつぎ、命がけでキン肉マンに助太刀することを選びます。
魔界の王子に戻り、不可侵条約を締結
王位争奪編終了時に生き返ったアシュラマン。
アタルによってもたらされた正義超人界の変化を見届け、再び悪魔超人、魔界の王子に戻ります。
彼は戦いを通じて得られた経験で魔界を変えたかったのかもしれません。
創始者のゴールドマンが正義超人の守り神の道を選び、悪魔に干渉しなくなった今、魔界の行く末は次代の王であるアシュラマンにかかっているのです。
そんな時にもたらされた不可侵条約。
もはや正義超人と争う理由はない。
締結を快諾し、悪魔超人界が新たな一歩を踏み出します。
きっと魔界の王であるアシュラマンの父も、戦いを通じて成長したアシュラマンの姿を見て、彼の判断にまかせたのでしょう。
悪魔将軍の指揮のもと参戦
しかし、この平和はすぐにやぶられました。
友情パワーを危険視した完璧超人始祖が動き出したことを知ったゴールドマンが、再び悪魔将軍として悪魔超人界に戻ります。
この危機にアシュラマンは再び悪魔六騎士として、将軍の指揮のもとに戦地に向かうのでした。
そして、出てきた相手は太古の昔にゴールドマンとシルバーマンの両方を体よく始末した裁きの神。
「すべての超人の代表として、次代の王として、こいつに数万年分の借を返す」
そんな決意を胸にアシュラマンとジャスティスマンとの戦いがはじまるわけです。
とまぁ、ここまで考えると、アシュラマンは悪魔超人の次代を担う、とても重要な役割があるので、こんなところで負けてはいけない気がするのですよ。
あ、二世はなかったことにしてください(笑
どっちにしろデーモンプラントの時点で無理がありますしね。
このバックボーンを考えるとアシュラマン勝利でもいい気がするんですけど、なにせ相手が相手ですし、主役がキン肉マンな上に悪魔将軍がひかえてますからねぇ…
でも、アシュラマンって今シリーズの構成上「もう一人の主役」といっていいくらいの立ち位置と思うんですよね。
さてさて、どうなることやら。
アシュラマンのファンとして、胸を打たれる考察でした。
この流れでは、アシュラマン勝利が沸々と沸いてきたのですが、
ゆで先生の気持ち次第なので。。。
なんとかアシュラに偉大な勝利を(切実)。。
ミロスマン、サムソンティーチャー(サタンクロス)に似てますねね、サムソンティーチャーが魔界に取り残されたミロスマンの子孫かと、サタンクロスの時4000万パワーだし、
完璧超人の先祖の可能性も、名前のサタンクロスから
サタンとの関連性も。
たまにはコメントの返信です~
毎回出来ればいいのですが大変なので><
☆デルタマンさん
喜んでいただけてうれしいですよー
アシュラマンにはぜひ勝利して欲しいですね。
作中でもあきらかに強豪として扱われているのにも関わらず、戦績は
シングル 1敗2分 タッグ 1勝1敗
というかんじなので、ぜひシングル初勝利を…
☆みやびさん
リボーンアシュラマンのことは忘れろ。
そうすればお前は強くなる!
ということで、あんな夢も希望も無い話は無かったことにしてあげてください(笑
アシュラマンには魔界の王子として、悪魔超人のまま魔界を改革していってもらいたいので、正義超人に寝返った設定はやめてほしいなー
☆ttさん
サタンクロスがサタンに関係あったらちょっとびっくりですねー
それだと、寄生虫のほうがサタンに関係有ることになるけど、知性の神がサタンと結託していることに。
サタンクロスの超人強度が高いのは寄生虫のせいかなーと思ったり。
そうすると寄生虫が完璧超人関係になるのかなぁ…
あっさりとラーメンマンスタイル消滅。
私のドキドキした二週間を返して!w
冗談はさておき、今回のアシュラは主役みたいではないですかw
滅茶苦茶かっこいい台詞ばかりですし。
師の敵討ち、魔界の王族の後継者としてのプライド、
お城の周りは全て自分の味方、その上全方面に設けられた
モニターによる応援受け入れ態勢(笑)
個人的にはここでアシュラが負けるようには思えませんw
大ピンチになっても、両親やサンシャインの応援で
立ち上がる姿が見られるかも…
とりあえず、来週に期待でございます。
ジャスティスはオーバーボディの方がカッコいいですよね…。
今回で、金銀の争いが単なる兄弟喧嘩でなく、正・悪超人界の一大抗争だった事がはっきりしましたね。
ゴールドマンにしてみれば、敵対していた正義超人界の発展の為に祀られ続けたわけですから、ブチキレるのも分かる気がしますw
おぃいいいいい?ジャスティスマンそのままの格好でよかっただろ~…と姿の話はまぁおいておいて
私が思うに金のマスクと銀のマスクがキン肉族に預けられたのはネメシス経由だと思っています。完璧超人になってから年はとらないとのことで…もしかしたらネメシスはキン肉族の始まりかな~と思っております。
まえにあった「キン肉真弓から何も聞いてないのか?」と言うセリフから察するにキン肉族のご先祖様は完璧超人だったと言う秘密があるのではないかと考えております。
で…彼の立ち振舞や実力からしてラージナンバーズのリーダーですし成績も優秀だから2つの首の管理を任せることができるだろう…と言う始祖達の考えではないでしょうか。なぜ始祖が管理しなかったかと言われればそこまで考えが及びませんが…まぁ昔は同士であり共に飯を食い夢を語った仲なのでそんな2人の首を管理するのは気が引けたのかな…と。
まぁそんな考察もジャスティスマンのオーバーボディが吹っ飛ぶと同時に私の考えも吹っ飛びましたが
なんか綺麗なデビルマンみたいな感じですね。
多分ミロスマンは地獄のキャンバスで出てくるんでしょうけど、そんな姑息な真似をしてたら負けそうな気がします。
王位編のロビンに代わる立ち位置にアシュラマンがなってもいいような気がします。
闘いを通じて、将軍様から次代の悪魔超人の王として認められていく、そんな成長を遂げるアシュラマンもみたいのです。
ジャスティスへのガッカリ感がハンパなかったので、コメントを書く気にもなれませんでしたが、アシュラマンを応援したくて気を取り直しました。
おそらくオリジンの中でも相当な実力者だと思われますし(直接ではないがゴールド・シルバーをその策謀で葬っていますし)、実力で勝つのは難しいかも知れませんが、何らかの不確定要素やラッキーなどで、最後は辛くもアシュラが勝利をおさめる、という展開になるのではないでしょうか?
ニンジャも実力では負けていても、いい意味で予想を覆して勝利してくれましたし、アシュラマンも勝ってくれると思っています。