源氏と平氏の分裂具合が切ないです。
特に父子の亀裂は悲しいですね…
父と子が敵同士になって戦争するとか、考えられないですよね…
そして、正清が義朝のところにいくシーンはぐっときました。
こちらも父子が袂をわたったわけですけど、それでも主従の絆を求めたっていうのが感動的でした。
こういうの、いいですねー
叔父上カッコイイ!
そして忠正叔父上の「俺とお前との間にはなっから絆なんてないわ」はものすごいセリフですね。
言ってることと裏腹に絆を強く感じさせる名言。
このあたりの流れ、すごい面白いです。
思い出すだけで身震いするですよ。
しかし、のちの展開を考えると、源氏は血まみれでつかんだ権力の座だったけど、一族を大切にできなかったゆえに、北条氏にかっさらわれるんですね…
清盛がつかんだ武士の世を、頼朝が奪い取って幕府として成立させて、最後にかっさらっていったのは田舎武士の北条氏という…
諸行無常すぎる…