負の連鎖が鳴り止まなくて、もうすっかり生きていく自信なくしました…
というわけで、人生の総決算をしていきます。
まずは、止まっていたキン肉マン感想記事の完結編。
いわゆる、あとがきのようなものです。
現在、キン肉マンのネタバレ感想記事がダメで集英社に訴えられるという話が出て、感想記事が激減してゴタゴタ状態なので、完全終了させるには良いタイミングだね!
そもそもキン肉マンで何がやりたかったのか
さかのぼって考えると、熱い内容に熱い感想をぶつける…みたいな、模範的なことをやるつもりは一切なく。
矛盾だらけのマンガにツッコミ入れつつ、無理やり整合性をつけるのが大好きだったのです。
ある種、知的なパズルなんですよね、これ。
◆例題◆
(問題点)
ロビンスペシャルをする際、ロビンマスクが先に落ちるのは鎧があるからです。
だから、ネプチューンマンが鎧をうばった結果、先に落ちました。
ネプ「これでヨロイの重みはこちらに移ったわけだ!」
どこがおかしいか答えなさい。
(一般的回答)
重いものが先に落ちると描写されている。
これは物理的におかしい。
(反論)
まず、ヨロイの重み云々はネプチューンマンが言っただけなんで、無視しましょう。
「こいつが物理学の知識がないだけ」で解決します。
だから、ネプがおバカなだけで、実は全く別の要因で落ちる速度が変わったと考えましょう。
では、なぜロビンの鎧を持つと早く落ちるのか。
作中全体の描写で考えてみます。
1.超人強度で落下速度が変化する
・スグルが火事場のクソ力を失った時、キン肉ドライバーの落下速度が落ちた
・超人強度で落下速度が変わると推測される
2.超人パワーを増減させる装備がある
・ラーメンマンは97万パワーでモンゴルマンは100万パワー(モンゴルマン本人の発言より)
・モンゴルマンマスクは3万パワー増やす力があると推測される
3.上記描写から仮説
・ロビンマスクの鎧も同様に超人強度を増やす力がある可能性がある
・もしそうであれば、落下スピードを上がることが出来てもおかしくない
4.この仮説を証明する描写が他にある
・バッファローマンは超人強度を下げることで自身のスピードを上げることが可能
・ロビンマスクは鎧を脱ぐとスピードが上がる
・鎧を脱ぐことで超人強度が下がってスピードが上がったと解釈できる
・ロビンの鎧は超人強度を上げるという仮説と合致する
(結論)
一連の出来事は、ロビンの鎧が超人強度を増やす効果があるから起きたことである。
作中で特に矛盾はない。
矛盾してるというのは我々の思い込みである。
我ながら、やってることがバカバカしすぎるよ!ヾ(・ω・`;)ノ
改めて考えると、やってること的には、学校で学んだ数学の証明問題と同じ論理ですね。
(問題)○○であることを証明しなさい
(解き方)今まで習った知識を総動員して、その結論にたどり着くように持っていく
数学の証明問題で得た知性は、キン肉マンの矛盾に整合性をつけることに生かされたわけですね!
溢れる知性を正確に無駄遣いしていると言わざるを得ないよ!ヾ(・ω・`;)ノ
まぁともかく、こうやって、矛盾だらけの話を、全力で整合性をつけて、それが成功するのがおもしろかったんですねー
というわけで、そもそも毎週感想を書きたかったわけではなかったんだというのに、今更気付いた。
ゲーッ、気付くのが遅すぎる超人!!
まぁ案外そんなもんですよね(。>_<。)
なんか、人生の総決算する重要性に気づけてきた…
キン肉マンをネタにするにしても、やること間違えた。
なぜキン肉マンの感想記事を書くのをやめるに至ったか
というわけで、この問題の答えがでました。
本当に好きだったのは、矛盾に対して無理やり整合性つける、知的パズルであり、感想を語ることではなかったので、消耗してしまったから。
まぁ、色々と別の要因はあるんですよ。
・感想なんてツイッターを集めたまとめサイトの方が面白いに決まってる
・私の生活の余裕がなくなって、それどころじゃなくなった
・10年以上やった結果、この先これを続けても、何も変化がないことに気付いた
・昔はプレイボーイ立ち読みしてさくっと書いてたけど、Web連載化した結果、詳細を書くようになって大変になって消耗してしまった
・そもそもキン肉マンの感想でやりたいことはやりつくした
・姫系、カワイイ系の活動に特化してみたくなった
最後のは結局出来てないわけですけどね!(。>_<。)
ただ、そもそもの根本原因は
面白いキン肉マンの感想を熱く語るのが好きだったわけでない。
矛盾だらけのどーしょーもないマンガに対して、「しょーがないなー」と言いつつ、無理やり整合性をつけて遊ぶのが好きだった。
という、どうしようもない理由だったわけですね!ヾ(・ω・`;)ノ
そもそもネットが変化してノリが変わってしまった
むかーしのネットは、たしか、こんなんが今より盛り上がっていたと思うんですよねー
なんかこう、直接的な愛情でなく、歪んだ愛情であり、ツンデレ気味だったというか。
キン肉マンって、矛盾だらけのひどいマンガだよね!
7人の悪魔超人が入れ替わって8人いるコマがあったり、ロビンマスクの鎧がサファイアだったり鋼鉄だったりするとか、無茶苦茶すぎて、ほんとクソだよね!
…と、こんなかんじで、ひどいと言いつつ、めっちゃ読み込んでるやん、言葉と裏腹に愛情溢れてるやん的な。
これなら消耗しない。
今は、よくも悪くも、素直に感想を書いたり、愛情表現をするのが主流になってしまいました。
そりゃ、作者がツイッターで発信してて、リプ送ったら、リプ返してくれますからね。
作者と読者の距離が近くなった結果、素直に愛情表現をする人が求められるようになったのでしょう。
キン肉マンは矛盾だらけのクソマンガだと思うよ!
そこんとこが好きなんだけどね!
というのが私の芸風で、もはやそれは時代遅れなのでしょう、うん。
今はもう、コンテンツに溢れた結果、そんなツンデレするよーなコンテンツにこだわらず、心から「好き」といえるコンテンツを探すような時代になったのでしょう。
そもそも、キン肉マンそのものが、うまい具合に進化した結果、過去のめちゃくちゃな部分にうまく整合性つけて、伏線として回収しているわけで。
超人墓場のあの石臼もちゃんと意味あったんだね!
というかんじで、本編で新設定が出て回収される可能性があるんですよねー
オメガマンは超人閻魔の直属で云々妄想ふくらませた記事書いたけど、本編で新設定出て回収されてしまって、書きづらくなってしまったぽい。
とかなんとか書いたけど、もうそもそも「キン肉マン関連で10年以上書いたし、さすがにおなかいっぱい。別の欲求満たしたい」というだけの気もしてきた…
何が何だか分からないけど、まぁ人間そんなもんですねヾ(・ω・`;)ノ
とりあえず、私生活に余裕が出来て、他の活動で満足したら、「矛盾をむりやり整合性つける」という方向性でまたやる可能性はなくはないです。
すでに脳内で組み立てたものを出力させるだけなので、消耗は少ないんで、その気になれば、出来なくはないんで、もしもそのタイミングがあれば、かなぁ…
なお、今回の記事は「完結編」ですが、完結編そのものが続くかもしれません。
そのうち「完結編 第2章」とか出てきたりするかも。
総決算してるうちに、何か出てくるかもしれませんしねぇ…
そういうときは「都合の悪いことは忘れよ」で。
まぁでも、最新話の感想を書くことはないと思いますー
ヘタしたら訴訟されるし、わざわざそんな危なっかしいマンガの感想なんて書いてられないよね!
…ロビンマスクの鎧の件も、後からそういう設定でたら、ネタバレしたことになってしまうんだろうか…
もうほんと基準ワカラン…
一区切り、おつかれさまでした。
感想、考察がエンターテイメントに昇華され、楽しく読ませていただいておりました。
個人的にサイコマンが好きだったので、サイコマンとマグネットパワーの考察は熱く読んでいたのを覚えています。
個人的に漫画もブログもエンターテイメントだと認識しておりますので、楽しいものを作るには楽しんで作るのが一番だよなぁと思っております。
今後ゆきにゃーさんが楽しく何かに打ち込めたらいいなぁと願っております。
ありがとうございますー!
サイコマンとマグネットパワーの話、楽しく読んでいただけたようでよかったですー
私もだいぶ入れ込んでましたんで 笑
何せ、作中で明確に否定された上に、シルバーマンの人気もえらい高く、私と同じようなこと言ってる人いなくて、しまいにゃ肩身狭くなってましたしねぇヾ(・ω・`;)ノ
感想も少数派になると悩ましいですねー
かといって、みんな言ってること言うだけなら、それこそまとめサイトでええやん、という。
でもまぁ、オメガの民が石臼で救われそうな展開になって、サイコマンの研究が肯定されて、私の方もだいぶほっとしました。
なんだかんだで、また振り返ろうかなーとは思ってますー
二世の感想書き続けたこととかも振り返ってもいいなーと。
二世を思い出すと、そもそもちゃんと面白いことが奇跡だなーとか。
始祖編全体のまとめも、今だからこそやってみてもいいかも。
私が未だに悩んでいるのはモーターマンの顔の変化、ウールマンの体格が毎回違うのは何故か……ザゴッドシャークが雪に埋もれた状態ですがあの肩当てを着けた肩幅を考えた場合どう考えてもあの顔の出方に無理があるのでは、邪悪友情パワーの時のソルジャーはアタルか真ソルジャーのどちらなのか……などです……
あとは……どう考えても、レオパルドン(戦車)、ペンチマン(工兵)、ゴーレムマン(塹壕やトーチカ)、キャノンボーラー(弾頭)は残虐チーム……ソルジャーと並んでいる方が軍隊らしくて似合ってるので……強力チームのチームメイトは本当は真ソルジャーのチームメイトで強力チームには没になった真強力チームがいるのでは……という妄想です(笑)
☆ななしさん
モーターマンのアレは私の中ではつじつま合うように出来てますw
気が向いたら書いてもいいけど、たぶん「なんじゃこりゃ」となるとは思いますヾ(・ω・`;)ノ
ソルジャーは、雪山で修行してた時に、ミキサー大帝のとこいって、戻ってきて程なくしてアタルに襲われたのでしょう。
で、そのままアタルは会津城までいって、フェニックスの偵察。
かなりタイトですけど、おかしくはないはず…
、
ウールマンとザゴッドシャークの件は考えたこともなかった…
強力チームはたしかに戦争チームですね…
それも考えもしなかったw
真強力チームとなると、きっと知性の欠片もない脳筋連中ですかねー
そもそも「キン肉マン」という名前自体が、脳筋で知性なさそうっぽいw
もういっそのこと友情マンとでも改名すべきですねー
大体、シルバーマンの子孫なのに、なんでキン肉族なんだろう…
別にこいつらだけ特別筋肉がすごいわけでもないし…
そもそもなぜ「キン」だけカタカナなんだろう…
メタ的な理由では「ゆで先生が子供の時に作ったキャラで、筋肉の筋の字がわからなかったから」だけど、作中での理由ってなんかあるんですかねー
キン肉マン……シルバーマンの子孫なら銀肉男でも(笑)
仕事人にゆでたまご先生が出演されたときのサブタイトルは『主水筋肉男に出会う』(笑)
ソルジャーの件は一番忙しい時間の流れですがそれが妥当でしょうね……
ソルジャーマン……乗り移られた時は俺の敵はキン肉マン一人だぜととても勇ましいのに……本当の敵はアタルだったという悲しさ……
個人的にもずっと考えてるのはまだまだありますが、その一つ
プリズマンの贅肉の正体……
これこそカピラリアピースなのではと最近は考えるようになりました。
本領発揮とされるキン消しで言うところのプリズマンBはカピラリアが備わっていない本来の姿ですがプリズムカムバックでピースを装備することでレインボーシャワーを撃てるようになる……と
ラーメンマン戦でカピラリアの存在を忘れていたというボケは本来の備わっている力ではなく知性の神に贅肉としてカピラリアピースを与えられてからの後付けの装備だから……ではと考えてます
寄生虫サタンクロスをサムソンに
北極で眠っていたクリスタルマンの同族的な結晶超人にカピラリアピースを与えプリズマンに
プリズマンの正体はそんな感じなのではと思うと……今までもキン消し周りの思い出もあって愛着が凄まじいプリズマンの活躍が期待されます……
そしてザゴッドシャークの再登場を私は待ってます ←
☆ななしさん
プリズマンの話、たしかにそれありそうですねー
本人はカピラリアよりも、本領発揮の方が戦いやすそうだったし。
ザゴッドシャークは出てくるとしたら、真ソルジャー外伝とか?
なんか小説ではあったらしいですけどねー
ディープオブマッスル、書籍化してほしいなぁ…
ミステリアスパートナー一号が試合前に装束を脱ぎ捨てたのは熱闘を見せられ我慢できなくなった血の気の多さが理由ではなく、単に鬱陶しいマントと思っていた可能性が出てきてますますあの結晶ちゃんが可愛く好きになって来ました(笑)