世界中の民族的なものが集まっている博物館
回るだけで世界を感じられます
先日、大阪にある国立民族学博物館(みんぱく)に行って来ました~
ここの博物館は、世界中の民族的なものがたくさん展示されていまして。
一通り回るだけでも世界を感じられる、とっても楽しい博物館なのです。
「さすが国立」といえるだけの規模で、これまで行った博物館の中で一番すごかったです。
ちょっと行きにくいのが難点
太陽の塔も見れるのはうれしいです
とっても楽しい博物館なのですが、ちょっと行きにくいのが難点。
大阪万博があった万博記念公園にあって、ここまで来るのに大阪モノレールを使う必要があるんですよね。
さらに、そこから15分くらい歩く必要があるという。
暑すぎるので、モノレールに乗り換える前の千里中央駅からタクシーで行きました…
ちなみに、万博記念公園には有名な太陽の塔もありますんで、そちらでも記念撮影してきました。
みんぱくには無料ゾーンがあって、そこでも色々展示されています。
写真はバリ島のランダとバロン。
ここの博物館、「未来から見たらこの博物館も遺跡」というコンセプトで、こんな祭壇ちっくなところもありました。
モアイが目をひくオセアニア
みんぱくは、地域ごとに展示がありまして。
オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、南アジア、東南アジア、朝鮮、中国、中央・北アジア、アイヌ、日本とわかれています。
アジアだけやたらと細かくて、ほかはえらくざっくりですね。
ここで目にとまるのは、やっぱりモアイです。
でっかいですねー
オセアニアというとオーストラリアやニュージーランドの印象ですけど、色んな島がありますからねー
せっかくだから横顔も。
自分も入れて撮りたかったんですけど、歩いている係員さんを呼び止めて撮ってもらう必要がありまして。
ここ見てた時は係員さんはいませんでした><
オセアニアの人々の民族衣装も展示されてました。
でっかいトーテムポールが目を引きます
オセアニアの次はアメリカの展示。
色々おもしろいものがあったので撮ってきました。
でも、物が多すぎて1つ1つ説明読んでたらキリがないのです。
こういう民族衣装がずらーっと並んでるのってテンションあがりますー
聖母像と神輿。
とっても綺麗でした~
というわけで、一緒に撮影。
めっちゃ大きいですね。
トーテムポールも大きくて大迫力!
キリスト教的なものがたくさん
アメリカのお次はヨーロッパの展示です。
宗教行列の模型。
なんか進撃の巨人のfigm置いたらものすごく合いそう(笑
きらびやかな司祭の衣装とシックな神父の衣装と撮影。
こちらはヨーロッパの村人の民族衣装。
カーニバルの衣装もありました。
とってもきらびやかでテンション上がります(*´▽`)
これ、なにかと思ったら「陽気なお墓」なんだそうです。
陽気なお墓だらけの墓地だったら、怖いイメージないかもしれませんねー
日本のは、なんか怖そうな雰囲気のお墓だし…
屋台なども展示されているのが新鮮
お次はアフリカ展示。
これ、詳細を紹介したらキリがないので、ざーっと紹介してますんで、ほんとはもっとたくさんあります。
ゾコ・ボという操り人形付きの動物仮面だそうです。
民族衣装やタペストリーなどと一緒に。
とにかくアフリカ的なものが大量に展示されています。
民族的なものだけでなく、屋台とかもおいあるので、まさに世界を旅している気分になれます(*´▽`)
ヒイイ、なんか怖い><
なんかいかにも原住民という雰囲気の衣装ですねー
中東の民族衣装などがあります
こちらは、中東のあたりの展示です。
テントは男性の部屋と女性の部屋があって、それも詳しく再現されているのです。
アラビアといえばやっぱりラクダ。
こちらは結婚式の風景です。
エジプトのベリーダンスの衣装。
着てみたいです(笑
ベリーダンサーの社会的地位は低いそうですが、伝統を守っていこうという方向性になってるとか。
むかしむかしのおもちゃたくさん
現在、みんぱくでは特別展で20世紀前半くらいのおもちゃが展示されてます~
ブリキのおもちゃ。
めちゃくちゃ精巧でびっくりしました。
今でも十分に通用するクオリティ。
少女の友という雑誌のふろくのすごろく。
雰囲気は古いですけど、かわいいですねー
昔の遊びの体験コーナーがあって、ケン玉で遊んできました。
写真は、はじめてケン玉をお皿にのせられて喜んでるところです(笑
スタッフの人もいたし、ゆっくりお話して遊んで行きたかったんですけど、この博物館は展示が多すぎて、こんなところで油を売っているヒマはありませんでした><
キャラクターおもちゃ
ブリキのおもちゃは見事な造形だったのに、なんでこんな微妙な出来なんだ…
2次元を3次元にする技術が未発達ということなんですかねぇ…
真ん中のはブルース・リー。
こんなおもちゃ出てたんですね…
かるたとかも置いてました。
この中でルパンだけは現役バリバリですね。
インド関連の展示
お次はインド周辺の南アジア展示です。
なんかこーいう日本に見かけないものを見ると世界を感じられますねー
インド的なポスター。
インド映画といえばダンスのイメージ(笑
大迫力の山車。
これ、大きすぎて天井の高さにおさまらなかったんで、上の方をとって横に展示しているんですよ。
載ってるのは顔が3つの神様でした。
有名なシヴァ神でしょうかね?
大迫力でした~
おもしろかったんで色々撮影。
インドの僧侶の説法台。
綺麗だったので一緒に撮ってきました~
バロンとランダが目を引きます
お次は東南アジア展示。
…どうも大きいのを見ると一緒に撮りたくなります(笑
インドネシアの高床式倉庫ですね、これは。
こっちにもバロンとランダがいました。
ランダと一緒に撮影。
ランダといえば、女神転生で物理攻撃を反射する能力をもっていたのが記憶に焼き付いています。
物理反射の能力を継承させるための合体の素材として使ってたなぁ…
こっちはバロン。
バロンは女神転生的には特にこれといった能力もなく、そこそこ強いけど地味でした。
ちなみにランダとバロンは展示するときは両方一緒じゃないと宇宙の調和が乱れるからダメだとかなんとか。
神戸ファッション美術館にいったときにもバロンとランだがいたんですけど、そういうことを書いてました。
韓国ドラマで親しんだ衣装
お次は朝鮮。
ここまで来ると日本にだいぶ近くなります。
親がよく韓国ドラマを見てたんで、朝鮮の民族衣装はなじみがあります(笑
絵を見ると、なんか朝鮮というよりは中国ですね。
結婚式の服。
綺麗ですね、着てみたいです~
大きい物を見ると、なんかよくわからなくても撮りたくなる(笑
中国の部屋の展示などもありました
朝鮮の次は中国。
民族衣装たくさん。
上の龍も中国らしいですね~
なんか顔がおもしろいです(笑
結婚式の服。
めっちゃゴージャスで綺麗ですねー!
着てみたいです(こればっか
こっちは結婚式で使うカゴだそうです。
なんか中国の家の展示もありました。
ベッドは天蓋がついてました~
扉には関羽と張飛の張り紙が。
遊牧民の展示
中央・北アジアってどこなんだーというかんじですが、モンゴルとかシベリアとかそのへんです。
女性の部屋はこんなんだそーです。
遊牧民の住居。
中身はこんなかんじ。
いかにもモンゴル的な感じですね。
日本人のモンゴルの印象というと、朝青龍と白鵬、チンギス・ハーン帝国、あとはモンゴルマンとかその辺くらいでは(笑
アイヌの住居や衣装など
いよいよ日本ということで、まずはアイヌから。
この服は、大阪人権博物館で着たルウンペという衣装ですかね。
大阪人権博物館で見てきたとこですが、アイヌの家。
こんなかんじで暮らしてたそうです~
こういう立体物があるとわかりやすいですね~
でっかいものがいっぱい!
ラストは日本。
海外見てきたところで、いまさら日本を見てもなぁと思ってたんですが、大間違いでした。
とにかくでっかい大物の展示がいっぱいで、迫力満点でした。
なんかもう圧倒されるスケール。
なんか色々撮りまくり。
牛若と弁慶。
この仁王像が見ての通りめちゃくちゃ大きくて迫力満点でした。
こーいうのは、時間があったらゆっくり鑑賞したいですね~
最後は在日外国人が着ている民族衣装や宗教的な置物を展示して「多国籍国家日本」という展示をしていました~
有名な太陽の塔もここにあります
さて、鑑賞が終わって博物館から出て、駅に向かって歩いていると、なんかものすごくでっかいのが見えます。
有名な太陽の塔です。
こんなでっかいと思わなかったです…
正面から。
博物館からここまで結構距離あって疲れました><
来年は中に入れるようになるらしいんで、ぜひ来たいですね~
自撮りできるように、カメラスタンドがあります。
というわけで記念撮影ヽ(´▽`)ノ
そんな感じで、国立民族学博物館、とっても楽しめましたヽ(´▽`)ノ
ほんと盛りだくさんで、世界を感じられるんですよ。
ここは、太陽の塔と合わせて、大阪に来た際はぜひ来てほしい名所ですね。
こんないいものだとは思いませんでした。
入場料も420円と安いですし、是非またいきたいですねー
…まぁ問題は場所的に若干行きづらいことですが><
あたしそういうとこ結構好きかも。
トップス可愛い(´ω`*)
通称「みんぱく」は子供のころから親しんでいた場所です。よく行きました。ゆきにゃん気に入ってくれましたか?ちなみに「都市伝説」の類ですが、深夜展示物に宿った霊が徘徊するというのを聞いたことがあります。「残留思念」というやつでしょうか。遠い異国の地に連れてこられた展示物が寂しがってるのでしょうかね。