いつも更新できてないけど、さらに輪をかけて更新できてません><
今のネットで、一体何をすれば、自分がやりたくて得意なことでみんなが喜んでくれるか、さっぱりわからない><
もう完全に迷子なわけですが、とりあえず自分の備忘録的なものも兼ねて、でかけたところをざっくりと紹介していくことにしますー
もう3月になりかけてますが、1月に行ってきたところと、そのために予習したことのまとめ。
結構多いので、2回に分けますー
・祝祭の景色展(神戸ファッション美術館)
・ロートレックとミュシャ展(大阪中之島美術館)
・大阪企業家ミュージアム
・まほうびん記念館
以上、4本立てになります。
1/7 祝祭の景色展(神戸ファッション美術館)
世界の婚礼衣装の展示…なのですが、別に「世界の」というほど世界中のが集まってるわけでもなかった…
まぁ10カ国くらいあったような気がするのです「色んな国の」という感じですかねぇ。
綺麗な婚礼衣装いっぱいで楽しかったですが、衣装は好きだけど儀式は嫌いなんだなー自分、と思いましたw
私はキレイな服を着たいだけで、儀式は嫌いなんだなぁとしみじみ。
形式張ったものが嫌いすぎるwww
何日もかけて結婚式するとか重すぎます!(。>_<。)
それに加えて、有名ブランドのウェディングドレスが展示されてました。
でも、写真撮れなかったので、解説記事がまともに書けない!><
仕方ないので、ニュースサイトの写真やチラシから拝借していきます…
一番インパクトあったのが右の衣装。
…ふとん?
布団の中から出たくないけど、まさか婚礼衣装まで布団着るとはwww
なお、これに対応する新郎の衣装はあるのか聞いてみましたが、ないっぽいです。
…この新婦が横にいたら、新郎はどういう格好すればいいんでしょうねぇ…
数少ない撮影できた衣装。
同時開催で1900年前後のフランスの貴婦人のドレスも見てきて、服飾史面白いなーとなりました。
なんか全体的にはこっちの方が楽しかったです。
やっぱり根が歴史オタクなのかもしんない。
1870年から80年代のヨーロッパでは「バスル・スタイル」というのが流行って、ドレスのおしりのあたりが特徴的な形になってます。
これ、わかりやすいんで、当時の映像が見れる「映像の世紀」という番組を見た時に判別できました。
「おおおー、ほんとにバスルスタイルの服着てるー!」となって面白かったです。
1つ賢くなってえらい!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
あと、別の場所ですが、2月に行ってきた京都鉄道博物館で、1872年の鉄道開通式の模型の外国人女性のファッションがバスル・スタイルだったのがわかったり。
なんか後ろのほうが不自然すぎるというか、ケンタウロスみたいだ…
服飾史がわかると、絵や再現ジオラマなどで認識できて面白いですねー
☆展示見たり、学芸員さんに聞いたり、後に調べて印象に残った話
・ウェディングドレスが白くなったのはヴィクトリア女王が白を着たことから
・つまりそれまでは別に純白というイメージはなかった
・実際、ヴィクトリア朝くらいのドレスもおいてたけど白くはなくベージュくらいだった
1875年くらいのドレスで、純白ではないし、後ろが出てるバスルスタイルですねー
・1900年前後のドレスは基本的にオーダーメイド品
・すそが長くて地面で汚れそうだけど「これ引きずって歩いてたの?」と思って聞いてみたら、やっぱひきずってたぽい
・女性のドレスは昼間のドレスと夜のドレスがあったそうな
・夜の方はデコルテのあたりがはだけてる
・昔は女性は「帽子+日傘」で、男性は「シルクハット+ステッキ」というのが当然だったらしい
・当時の映像を「映像の世紀」で見たら、ちゃんとみんなそういう格好してて、特に男性はみんな同じ格好に見えて面白い
あとは、うさぎ年ということで、うさぎ関連の展示があったので撮ってきましたー
写真撮れるとこが少なかったので、ここぞとばかりに撮りまくってました。
1/9 ロートレックとミュシャ展(大阪中之島美術館)
ミュシャの絵は、割と最近見たとこだったし、結構お値段の高い展示だったので、行くか迷ったのですが、神戸ファッション美術館で1900年前後のパリのファッション見た後だったので、行ってみましたー
当時のパリの雰囲気が感じられて楽しかったです。
パリがオシャレなイメージはこの辺からきてるのかなー
ミュシャの絵はやっぱり今の漫画に通じてて綺麗ですね。
少女漫画がやたらと背景にお花いっぱいなのは、この辺が源流なんでしょうかね…
4枚目はロートレックですが、ミュシャと並べると、どうしても好みの問題でミュシャの方に目が行ってしまいますww
並べてしまったらそうなるのは仕方ないよね!w
ちなみにこの辺の話は「山田五郎 オトナの教養講座」というチャンネルで予習してから行きましたー
ミュシャは知ってたけど、ロートレックはぜんぜん知らなかったので、大変に助かりました。
今の時代は、美術館に行く前に動画を見れば、予備知識を持っていけるので、本当にわかりやすい時代になったなーと。
動画で予習してから行くことで、記憶への定着がぜんぜん違うんですよねぇ。
なので、最近は「見に行く展示を決める→ひたすら関連動画を見続ける日々→展示を楽しむ」というサイクルになってます。
なお、中之島美術館はやたらと人が多くて、他の施設だと閉館間際は人がほとんどいなくなって快適に見られるのですが、中之島美術館は閉館間際でも全然人が減らないです…
1/14 大阪企業家ミュージアム
大昔に一度行ったことがあって、紹介記事も書いているのですが、久々に行ってみましたー
行く前に、公式サイトを見て、出てくる企業家をYouTubeで調べて、一通り見ました。
宝塚や阪急を作った小林一三のアニメがわかりやすくて面白かったです。
なんか鉄道沿いに街を作ったり、百貨店を作ったり、そこに食堂作ったり、さらに宝塚歌劇団作ったりで、めちゃくちゃにすごい人です。
近代史は、こんな感じで社会を発展させていった人を中心に勉強するのと、今とのつながりを感じられて面白いなーと思いましたー
行ってきた感想ですが、これは前にも書いたのですが、名前の感じだと固そうだけど、身近な企業の創業の話を漫画で読めたりして面白かったです。
シャープとかサントリーとか、奈良民おなじみの近鉄電車の話とか、楽しかったですー!
特にシャープの社長の人生ハードモードすぎでした。
シャープペンシルで成功したけど、権利手放すことになったり、奥さんと子供亡くなったりしてから、ラジオで成功したりと、波乱万丈すぎでした。
他に印象に残ったのは、大林組の創業者が子供の頃、丁稚奉公してた頃の話。
居眠りした子の顔に落書きする習慣があったんだけど、大林さんだけは落書きされても何事もなかったような対応を続けてたらしく。
おかげで、みんな面白くなくて、彼にはやらなくなったそうな。
これはまさに荒らしはスルーが一番という鉄則だー
荒らしを完全スルー出来るのが大物なんだろうなぁ…
なお、大林組は奈良大阪のトンネルを作ろうとしてつぶれそうになったそうなw
この辺の話はYouTubeで見たのですが、奈良出身としては、めちゃくちゃ興味深いお話でした。
展示多すぎて全然時間足りなかったですw
調べてみたら、5時間半いたはずなんだけどなぁ…
というわけで、ぜひまた行きたいですねー
1/20 まほうびん記念館
象印マホービンの博物館。
まほうびんの仕組みとか、実験装置とか、昔の魔法瓶とかいっぱいで面白かったですー
平日じゃないとあいてない上に、時間予約制で行きづらいのが難。
あと、2時間しかいれなくて、じっくり見れなかったのが残念。
この手の企業ミュージアムは誕生の歴史とかからはじまって結構おもしろいですねー
象のマークの変遷も面白かったです。
他メーカーのも見たけど、どんどんシンプル化してました。
洗練されていってるってことなのかなぁ…
ちなみに象のマーク使うようになったのは、東南アジア向けに販売してたことに由来するんだそうな。
年代順に商品が展示されてるのが面白かったですー
デザインの変遷とか面白いですね。
昔は炊飯器と保温するジャーが別だったというのを知ってびっくりでした。
炊けたらすぐに保湿するジャーに入れ替える必要があったらしく、今考えるとめんどくさすぎる…
今はボタン押したら炊けて、しかも勝手に保温してくれるので、本当に便利になったんだなぁと。
☆印象に残ったまほうびんコーナー
景品に使われてたペコちゃんのポット。
かわいいですねー、ほしい。
これ、どーいうシチュエーションで使うのか全くわからなくてナンダコレとなって聞いてみたら、粉ミルクの宣伝のために病院に置かれてたそうな。
その発想はなかったです。
昭和の頃はこの花がらが人気だったんだそうな。
単純に好み。
かわいい、ほしい!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
とまぁ、1月に行ってきたところのざっくり解説でしたー
まだ3箇所ほど残ってるので、またそちらの更新しますー
できれば、行ったところは、その月が終わるまでに、こうやって記事にしていきたいところですね…
ゆきにゃんさん、こんばんは!
今回の記事も面白かったです〜!バスルスタイルのドレスめちゃかわいい…ロリータでもバッスルあしらったお洋服とかありますよねぇ…ああいう可愛いお洋服の源流なのかな〜って感じました!
ゆきにゃんさんの記事で見聞が広がってく気がします笑
応援しています!
☆あやのさん
わーいわーい、面白かったといっていただけてうれしいですー!
見聞広がっていってよかったですー!
ロリィタでもバスルスタイルっぽいお洋服あるんですね。
それは知らなかったので、気になりますー
ふと思ったのですが、バスルスタイルって、広がってるのが後ろだけなので、邪魔になりにくいのかもですね。
マリー・アントワネットの頃のロココスタイルは前後左右に広がってて、かわいいのはいいけど、明らかに邪魔で。
バスルスタイルは、広がってるのが後ろだけなので、かわいさを維持しつつ邪魔にならないようにしたのかもですー