兵庫県北部の豊岡市にある博物館
モンゴルについての展示がたくさん
先日、兵庫県北部の方に旅行にいってきました~
その際に、日本・モンゴル民族博物館に行ってきました。
ほんとは竹田城跡に行きたかったんですけど、雨だったんで、室内施設のこちらにしたんですよね。
帰る頃には晴れてたんですけどね><
そんなわけで、モンゴル関連の展示がもりだくさんの日本・モンゴル民族博物館レポートです~
担当長がモンゴルとの交流があるという理由で
博物館が作られたそうです
入り口にはチンギス・ハーンらしき人物が。
いつも言うんですけど、日本人のモンゴルのイメージって、遊牧民、チンギス・ハーン、クビライ・ハーン、朝青龍、白鵬、その他大勢の力士…という程度ですよね。
あとはせいぜい蒙古覇極道とかモンゴルマンとか(笑
そんなモンゴルの博物館がこんなところにあるのは、博物館のある但東町とモンゴルが交流があるからなんだそうです。
モンゴルのお城らしきものの展示。
モンゴルになじみがないんで新鮮ですね~
お外にはなんかのキャラがいます。
あきらかにモンゴル関係無いです(笑
豊岡市はコウノトリを飼育しているので、なんかそーいうのもありました。
お庭には埴輪が。
埴輪とモンゴルに何の関連性があるんだろう…
なんかもう、なんでもありだ…
モンゴルの衣装が着れたり、寺院を再現してたり、
もりだくさんの展示でした
モンゴルの兵士の甲冑です。
かっこいいですね~
やっぱ海外のは見てると新鮮です。
刀はもちあげることができたんですけど、かなり重かったです。
投石機もおいてました。
投石機というとなんか三国志のゲームで作ってた記憶が(笑
モンゴルの大きなお墓の模型もありました。
この模型、全体写真を撮り忘れてしまいました><
海外の大きなお墓とか、新鮮で面白かったです~
降りていく通路に中国風の絵とモンゴル風の絵が書いてるんですよ。
はるか昔はエジプト美術が伝わってきて影響があったらしいです。
元の国書についての解説。
「皇帝が国王に国書あげるよ。お前らいまだに使い送ってこないけど、まぁ仲良くしようや。こっちも兵隊なんか送りたくないしさ」という内容ぽい。
うん。これは無礼だ…
というわけで、鎌倉幕府は無視するどころか、国書をもってきた使いを斬り捨てるという暴挙に出たのでした。
その結果の弘安の役。
「女はとらえて、手のひらに穴をあけ縄をとおし、船につないだという」
ヒイイイイ、痛すぎる><
平和な時代に生まれてよかったです…
現役横綱3人の手形がありました~
朝青龍のはなかったです。
白鵬の手、でっかいですー
モンゴルのお食事。
おまんじゅう美味しそう…
モンゴルの家・ゲルをひっぱる牛達の模型。
家ごと移動ってこんなふうにしてるんですね…
牛の数多すぎ。
こういう民族衣装の展示は楽しいですね~
ブーツのうち1つはムートンブーツっぽくて、もこもこであったかそうでした。
モンゴルのおうち。
これ、中に入れるんですよー
中はこんなかんじ。
ベッドまであって、意外と住み心地良さそうなんです。
なんかぬいぐるみも置いてるし(笑
棚の上には化粧品ぽいものもありますねー
ラジカセとかもありました。
どうやって動いてるんだろう…
電池なのかな?
水道もあってびっくり。
まぁ水道ないと生活用水なくて困りますもんねぇ…
雨水をためてたりするんですかね?
モンゴルの将棋、シャタル。
モンゴルの刀とかもありました。
日本のものとぜんぜん違いますね~
モンゴルの楽器、馬頭琴。
馬頭琴が作られた由来のお話「スーホの白い馬」が紙芝居っぽい形式で見れました。
白いお馬さんが、とってもかわいそうなお話なんですよ・゚・(つД`)・゚・
モンゴルの民族衣装も着れましたヽ(´▽`)ノ
というわけで、きっちり着てきました~
こーいうの大好き。
ただ、写真写りがわるいんで、ぼかし入れておきます(笑
とっても綺麗な衣装でした(*´▽`)
向かって右はモンゴル相撲の衣装。
向かって左は競馬の衣装。
モンゴルの競馬は10~30キロくらい走るそうな。
モンゴル相撲、こうしてみると実に変態的です(;´Д`)
朝青龍とか白鵬もこんな格好してモンゴル相撲してたんでしょうねー
この解説によると、像のは勝った力士がするポーズみたいですね。
モンゴル人のおじさんにひつじの子がたくさんのっかってる写真。
かわいすぎですねー
きっとこのおじさんにとって、人生最高のベストショットだったに違いない。
この写真撮った人、天才すぎです。
どうやって撮ったんだろう…
きれいな衣装の展示はいいですね~
こっちはモンゴルの寺院の再現。
中が真っ赤なのが特徴的ですね。
装飾も綺麗。
天井はこんなかんじでした。
ドクロの杯。
織田信長が浅井長政のときにやったのを思い出します。
これは僧侶の頭蓋骨で作った法具なんだそうです。
モンゴルの仏像。
このへんは日本とだいたい同じですね~
あとはチンギス・ハーンが即位するまでを描いた絵がありました。
大きすぎて全体撮れないくらいでした~
こんなかんじ。
描かれたのは比較的最近ですが、見ごたえありました~
最後に日本の展示もありました
モンゴルの展示の後は、地元の但東町の展示。
ここにきて、「日本・モンゴル民族博物館」という名前の意味がわかりました。
超古い扇風機がおいてありました。
大正期の芝浦製作所(現東芝)のものだそうです。
なんかめちゃくちゃ危なそうなんですけど…
さらに当時のレコードもありました。
あと、わらじがあったんですけど、さわっただけで痛い感じでして。
こんなの履いて歩いてたんだなーとびっくりでした。
ちょっと考えられないですね…
他には、土鈴の展示も。
阿波おどりの鈴、かわいい(*´▽`)
ボリュームたっぷりで衣装も着れて楽しかったです
というわけで、まとめ。
なかなかボリュームがあって、楽しかったです~
衣装も着れたし、寺院の再現も綺麗でしたし。
何より、海外の文化をこういう形で知れるのは楽しいですね。
おかげで、モンゴルに行った気分になれました(笑
見ていて感じたのが、やっぱり海外のものが見れる、こーいう博物館が好きだなーと。
海外旅行せずとも手軽に異文化を感じられて楽しいんですよね。
特にモンゴルって、さほど馴染みがない国ですし。
そういう点で、但東町の展示になってからテンションが下がりました(笑
最大の問題は、非常に行きづらい場所にあることですね…