10月22日は、京都の時代祭を見てきましたー
この祭は平安遷都の日である10月22日に行われる祭でして。
「動く歴史絵巻」というコンセプトで明治維新の時代からどんどんさかのぼっていく行列が見られるのです。
実は時代祭という祭は現地ではじめて知りました(笑
たまたま、この日は「本能寺でも見てみよう」ということで、京都の河原町駅まで行ってたのですよ。
そうしたら、時代祭ののぼりがたっていて、「こんなのあるんだー、よくわかんないけど見てみよう」という適当さで見てきました。
こんなかんじでのぼりがたってましたー
ちなみに写真は有名な池田屋事件の起きた跡地にある居酒屋。
一度行ってみたい気もする…
で、本能寺が近くにある河原町通と御池通の交差点で30分ほど待ってました。
…京都の地理がさっぱりわからないので、調べながら書いています><
そうしたら、お馬さんに乗った人が登場ヽ(´▽`)ノ
京都御所から出て、平安神宮に向かうそうな。
1300年に向けて、いつも新しい古都。
綺麗な服ですねー
着てみたいです(笑
それにしても、平安遷都が794年なので、2094年!?
私はもう生きてないだろうなぁ(;´Д`)
なお、時代祭がはじまったのは平安遷都1100年を記念した1895年なんだそうな。
後ろ姿もとっても綺麗でした(*´▽`)
で、馬車が通ったり。
馬に乗った人がいろいろ通ったり。
こちらは、維新勤王隊列だそうな。
幕末から明治維新にかけての京都だと、やっぱり新選組だと思うのですが、時代祭では新選組は登場しませんでした。
なんでだろうと思って調べてみたら、やっぱりみんな思ってるようで(笑
「現時点での新選組の参加は難しいようです。維新勤王隊と戦ってしまいますから(笑)。」だとかなんとか。
戦ってもいいので、新選組がみたいです…
この人が維新勤王隊の隊長なんだそうな。
馬にとってはこの祭はものすごいストレスらしく、なかなかいうことを聞いてまっすぐに歩いてくれないシーンが多々ありました。
というわけで、写真は馬が真っすぐ行ってくれない図。
他にもかなり怒って、地面を踏みつけて大きな音を鳴らす馬もいたんですよ。
とっとと走り抜けたいんでしょうね~
子供も行列に参加してましたが、なんかみんなやる気ない表情だ…(笑
この行列、しょっちゅう途中で止まるんですよ。
ある集団が見世物をしたりすることもあるんで、その関係で列全体がよく止まるんですよねー
というわけで、歩いては止まって、歩いては止まって、というかんじで、ぜんぜんすすまないんで、微妙な表情なのかもしれません。
これは、馬がストレス感じるのも仕方ないかも。
で、維新志士もいたり。
この人は西郷さんですねー
…西郷さんはもっとでっぷりしてるイメージなのですが…
久坂玄瑞は鎧姿で登場。
鎧を着て槍を持って、しかも足袋を履いて歩くのはかなり大変でしょうねー
近衛忠煕の人は裾が長すぎておかしいです(笑
昔はほんとにこんな服を着てたわけですよねぇ…
で、明治維新から江戸時代にさかのぼり。
こちらは大名行列になりますねー
かごを持った人たち。
毛槍。
この集団がパフォーマンスがあって、毛槍を持っている人が前の人に毛槍を投げ渡して、見事にキャッチしていました。
コレは盛り上がりましたねー
でも、おそらくは、この影響でかなり頻繁に列が止まってました。
白いお馬さんが綺麗なのですー
かごを持った人たちその2。
さすがにずーっと持ち続けるのはしんどいらしく、歩みが止まった時はおろしてました。
実は中に誰かが居て、降ろした後に出てくるという展開に違いないとか期待してたのですが、ぜんぜんそんなことはありませんでした(笑
で、ここから江戸時代の女性がまとめて登場。
まずは皇女和宮。
十二単がとっても綺麗ですねー(*´▽`)
この祭での一番の華かもしれませんね。
この人は江戸末期の女流歌人の大田垣蓮月という方なんだそうな。
誰かさっぱりわからない…
あとできっちり調べてみよう。
吉野太夫。
当時の芸子さんはこんな格好だったんですね…
こちらは出雲阿国。
歌舞伎は彼女の踊りが元になったんだとか。
出雲阿国って安土桃山時代のイメージなんですけどねー
しかし、こんな派手な格好だったのか…
で、お次は安土桃山時代に。
秀吉と信長の行列が見られます~
この人が秀吉かと思ったのですが、前田玄以なんだそうな。
秀吉の行列には五奉行がるだけで秀吉はおらず、信長の行列に秀吉がいるという。
派手な牛車もありましたー
お金かかってるなぁ…
で、こちらが秀吉。
…あんまり秀吉っぽくないなぁ(笑
別に秀吉に似てる人を秀吉にするという人選ではないのですね…
こっちは信長。
これはなかなか貫禄あってカッコイイ!
馬も白馬で素敵。
こちらは柴田勝家。
まさに鬼柴田、めちゃくちゃ強そう!
ナイス人選!
なお、滝川一益はこんなん。
…信長と柴田勝家の人選が絶妙だっただけっぽい。
で、お次は室町時代。
この辺から、名のある人は少なくなってくるので、ささーっといきまーす。
この方は足利将軍。
なんか足利義満がこんな顔してる印象が…
というわけで、私の中で足利義満に認定!(笑
足利義満の肖像画って、なんであんなやる気なさそうな顔してるんでしょうか(笑
ものすごい権力を持った将軍だったんだから、もっと凛々しい姿が見たかったなぁ…
傘が豪華ですごいのですー
こちらは吉野時代になって、楠木正成。
渋くてかっこいいですね!
ちなみにこの衣装が一番高いそうで、なんとお値段は数千万!
ひゃー、これ着る人は怖くて仕方ないですね(笑
一番高いらしいので、もう1枚(笑
ものすごい豪華ですねー
こちらは淀殿。
淀殿もやっぱおしろい塗ってたんでしょうかねぇ…
なんとなくあんまり白い印象がない…
こちらは義経の妻の静御前。
時代飛びすぎ(笑
あとはざーっと紹介しますねー
まずは椅子に座る子供。
わらじで長時間歩くのは大変ですし、椅子が用意されていました~
それにしてもかわいらしいですね(*´▽`)
あと、お年を召されている方も椅子が用意されていました~
止まった時間にちょいと休憩。
せいぜい2分ほどだったと思いますが、一休み出来ると大違いですよね。
なお、椅子はこの中に用意されていました~
こちらは巴御前。
巴御前はさすがに戦うときは白塗りしてなかったと思う…
紫式部と清少納言。
この2人はライバルなんで、こんな仲良く一緒に座ってないイメージ(笑
百済王明信…誰?
桓武天皇をささえた女官なんだそうな。
百済王というのは姓で、百済王家の末裔らしいです。
平安時代までさかのぼると、お次は祭事を司る列なんだそうで。
この服、羽がおもしろいですねー(*´▽`)
神前に供える花を乗せている白川女。
ささえることなく花がのっかっていて面白かったですー
このあとは、ほんの少し続いておしまいでした。
別に列の最後に特別な人がいたりとかもしませんでした~
ちなみに13時20分くらいから見始めて、終わったのが15時くらいでした。
1時間40分くらい続くものすごい行列でしたー
なんと2000人ほどいるんだそうな。
たまたま見られてラッキーでした
豪華な衣装たくさんで楽しかったです
時代祭の感想ですが、思いもかけずに見られて、とってもラッキーでした(*´▽`)
天気も晴れすぎてなくて、ちょうど良かったですしねー
何も知らずに河原町にいったら、こんな祭がやっているのがわかって、時間も割とちょうどよかったという。
おかげで、良い場所を陣取ることが出来ました~
豪華な衣装を楽しんだり、当時の大名行列を見る人ってこんな気分だったのかなーと思って見てました~
楽しかったですヽ(´▽`)ノ
この日はロリ服を着ていたのもあって、隣のおばーちゃん二人組に声をかけられまして。
そこでお話してたので、1人でしたが、退屈せずにすみましたー
ただ、時代祭の予備知識がほとんどゼロなのは良くなかったです(笑
待っている間に時代祭のサイトで確認したらよかったなぁ…
まぁ途中で「この行列、いつまで続くの?」と思って、軽く確認したんですけどねー
ちなみに行列が道路を歩いて行くという性質上、見物する人が多くても、かなり分散していたんで、人が多いストレスはなかったです~
平日だったのもあるんでしょうね。
今回ので知識がついたんで、ぜひまた見に行きたいですヽ(´▽`)ノ