漫画読み放題の素敵博物館
国際とついてるだけあって、世界のマンガが見れます
せっかく涼しくなったのに、9月は全然お出かけできていなかったのですが、やーっとお出かけしてきました。
今回は「京都国際マンガミュージアム」に行ってきました~
京都の烏丸のあたりにあるマンガの博物館です。
館内にものすごい数のマンガがあって読み放題の素敵博物館なのです。
「国際」とついてるあたりが、展示の内容を物語っていたりします。
ちなみに、「今日はどこかに出かけよう」と思ったけど、ぜんぜん考えてなくて、京都でなんかいいとこないかなーと探して、ここが出てきたので、とりあえず行ってみたくらいの気まぐれさでした(笑
とりあえず、お約束の記念撮影。
よく「写真って誰に撮ってもらってるんですか?」と言われるのですが、今回は1人でふらっと行ったので、通りすがりの人に撮ってもらいました。
お互いを撮ろうとしている2人組がいたので、一緒に撮ってあげて、その後わたしも撮ってもらったのです。
これこそ理想的な助け合いだと思うのですヽ(´▽`)ノ
基本的に撮影不可なのが残念
お外でのんびり楽しくマンガを読めます
残念ながら、館内はほとんど撮影不可だったので、撮影出来たとこだけざーっと紹介していきます。
撮影不可の理由は、マンガの著作権の問題だそうな。
上の写真は、マスコットキャラ「マミュー」との記念撮影。
マンガミュージアムを略して「マミュー」なのね、今気づいた…
数少ない撮影OKゾーンの映画の宣伝パネル。
…こんなもの撮ってもなぁ、と思いつつ、撮っていいとこがないから仕方ないのです。
進撃の巨人の実写映画、評判悪いみたいですねー
宣伝みたかんじでは、そんなにひどくはなさそうと思ったんだけどなぁ(;´Д`)
そーいや今、グランフロント大阪で「進撃の巨人展」をやってるので、そちらも見に行こうと思います。
ちなみに、お外に出て人工芝で寝転がってマンガを読んでいる人がたくさんいました(笑
わたしは展示見たりしてるだけで終わっちゃったんで、お外でだらーっとマンガを読むのは出来なかったんですけど、一度やってみたいですねー
ミュージアムの建物はこんなかんじでして。
実は昔、小学校だったそうな。
なので、中にはその名残がいろいろとあります。
たとえば、校長室はそのまま残っているんですよ。
残念ながら、部屋の外から眺めるだけで、中にはいって椅子に座ったりできないのですが。
あと、中は撮影も出来なかったのが残念。
で、お外からはでっかい鳥のオブジェが見えてるわけですが。
中で撮ってきました~
火の鳥のオブジェなのですが、これは撮影OKなのです。
人が通るのを待って、撮影お願いしました。
いつもいつも、撮ってくれる人に感謝感謝、なのです。
火の鳥は、去年はじめて全巻読破したんですけど、結構ひどい話ですね(;´Д`)
未来編のマサトとか、なんなのあの壮絶な罰ゲーム…
宇宙編のメタモルフォーゼとか、もはやトラウマレベル…
なんか火の鳥は、ろくなことしない鳥だなぁという印象がw
オブジェと撮ったはいいけど、よく考えると、火の鳥というキャラがきらい!(笑
綺麗な目をしてるけど、中身はろくでもない鳥です!
こいつは、人に勝手に永遠の命をさずけて、生命の誕生を再現するために何十億年も孤独な目にあわせるという、とんでもなく鬼畜な鳥なのです!
そう考えると、無感情で人を見下している目に見えてきた…
そーいや、宝塚には手塚治虫記念館があるんですよね。
そっちも見に行かねば…
世界のマンガがたくさん置いてある「マンガ万博」
台湾のマンガが驚くくらい日本と同じでした
で、博物館としての展示内容ですけど、いくつかありまして。
1つは「マンガ万博」。
世界の漫画が色々おいてあって、その国のマンガ事情の解説パネルがありました。
アメリカならアメコミがおいてあって、アメリカのマンガ事情が語られたり。
ドイツとか、中国とか、タイとか、色んな国のマンガがありましたー
もちろん現地語なので読めませんが(笑
一番びっくりしたのが台湾のマンガでして。
もう絵柄がびっくりするくらい日本と同じ。
少女マンガとか、まさに今風の少女マンガというかんじで。
「これ、日本のマンガを中国語にしただけじゃ?」と思うくらい。
作者の名前が日本人でないのが、めっちゃ違和感でした。
あとは、世界各国語に翻訳された日本のマンガとか置いてありましたー
「けいおん!」とか、向こうだと、やっぱり「K-ON」なんですね。
向こうのマニアは「これは日本語では軽音という意味で」とか理解してるんでしょうね。
やっぱ、文化の輸出は、その国の言語を広める効果は大きそうですね。
そんなかんじで、なかなかに興味深かったです。
せっかく面白かったのに、写真つきで紹介できないのが悲しいっ。
マンガの歴史やお約束などの展示
外人も興味深そうに見ていました
メインの展示は「マンガって何?」という展示でして。
残念ながら、写真が撮れなかったんで、公式サイトの紹介を見ていただければわかるのですが。
マンガの歴史、昔の風刺漫画、アニメに関する解説。
あと、マンガのお約束であるコマ割りの進化とか、吹き出しとかの紹介。
さらには、敢えてお約束を壊すことでギャグにした天才バカボンの実例がありました。
このお約束破りの実例は、すごく面白かったですねー
赤塚不二夫すごい…
あと、漫画家に入るお金の流れとか。
世界中で日本のマンガが読まれている話、さらに外国のマンガが日本に影響を与えている実例とか。
なんかそんなかんじの展示でした。
外人の人も結構来ていて、興味深くパネルを読んでおられました。
白人女性がセーラームーンを見て、すごく喜んでて「写真撮りたいけど撮れないで残念」とか言ってたのが印象的でした。
とりあえず、これは1日いられる施設ですねー
そりゃ、延々とマンガ読めますからね(笑
わたしは、展示見たりしてたんで、普通に読んだのは1冊だけでした。
気になってたけど読んだことのない「サイボーグ009」を読んでました。
この辺の「名前は知ってるけど、読んだことのない名作」とかは、あんまり買う気もしないし、こーいうところで読みたいなぁ…
年間パスが6000円なんですけど、近くに住んでたら、年間パス買って通ってますね(笑
行くのに1000円くらいかかるから、マンガ喫茶行ったほうがいいかも…
でも、朝から晩まで延々とお庭で寝そべってマンガ読んでたら、マンガ喫茶にいくよりお得ですねー
あとは、展示を見てて、マンガって文化なんだなーとか、世界中で親しまれてるんだなーとか、しみじみと感じて楽しかったです。
日本中のアニメキャラが世界で愛されているのを感じると、別に自分がマンガを描いているわけでもないのに、なんか誇らしくなりますね(笑
そして、日本のマンガの絵柄が世界でマネされているというのが面白いなーと。
やたらと目がでっかいアニメ絵の女の子って、そもそも日本から生まれたものですよね?
なので、見てると「日本人の絵」としか思わないんで、海外のマンガでその絵柄だと、なんかえらく不思議な感じなんですよねー
そんなかんじで、当たり前だけど、マンガって素晴らしいオーラがあふれていて、とっても楽しかったです(*´▽`)
というわけで、マンガ好きの人はぜひ行ってみてくださいヽ(´▽`)ノ
マンガミュージアム、とっても面白そうな施設ですね。火の鳥は中学生のころとか読んだ記憶がありますが、悲しい結末が多い印象が確かにありました。
世界のマンガを読めるというのは素晴らしいですね、どんな海外のマンガがあったのか想像がふくらみます。
マミューというどっかで見たようなマスコットキャラもなんか笑えましたww