無料で十二単を着られるイベントに行ってきた
2月下旬の話になるのですが、二条城で無料の十二単着装体験イベントがありました~
というわけで、人生初の十二単着装体験してきました。
ついでに二条城の観光もしてきたのですが、そちらは次回で、まずは十二単着装体験レポートです。
二条城のサイトでひっそりと告知されていました
ちなみにコレは二条城の公式サイトを見ていた時に発見したのですよ。
二条城って行ったこと無いなーと思って調べてたら、十二単着装体験のイベントがあると書いてまして。
なんか結構ひっそりと掲載されてたんですけど、魅力的なイベントだし、急いでいったほうがいいのかなーと心配になって、9時過ぎくらいに到着。
5人くらい並んでただけで、結構余裕っぽかったです。
…やっぱ知らない人が多かったんだろうなぁ…
十二単着装体験は二条城の庭園「清流園」にある香雲亭という建物で開催されたのです。
ちなみにここ、普段は入れない場所で、特別なイベントだから入れてもらえたのですよ。
ラッキー(*´▽`)
建物の中から庭園を見るのも貴重な風景なのです。
モデルさんが着せられるのを解説付きで見ました
で、まずはモデルさんが十二単を着ていくのを見るのです。
最初はなんか巫女さんみたいな雰囲気なんですよねー
これが十二単セット。
これを着て行くことになります。
三人がかりで着つけていきます。
姫は自分ではなにもしないので、着せてもらうのを待ってるだけなのですよ。
で、姫の前側の人は、絶対に姫の顔より上の高さにいってはいけないそうです。
結構いろんなルールがあるようで、詳しく解説してもらえて面白かったです~
まずは上に赤い着物を着た状態。
で、その上に白。
そして、薄緑、緑、黄色、ピンク…と、どんどん着ていきます。
色合いが変わっていって、見ていてとても華やかで面白かったです~
ちなみに平安時代は寒い時期だったらしく、それでこんなにたくさん着込んでたそうです。
で、一番上のがコレ。
ちなみに、十二単は別に12枚なわけじゃないです。
今数えてみたら8枚のような…
十二単の十二は「十分」の上の「十二分」ということらしいんですよ。
十分着てるけど、もっと着ちゃってて、もう十二分。
だから十二単、と。
ともかく完成~
しかしまぁ、コブラみたいな髪型ですね…
正面でなく別角度からも。
裾が長いのがとっても華やかですね(*´▽`)
で、着たものを脱ぐんですけど、コレがすごい。
全部あわせて、ガバっと脱いじゃうんですよ。
まさかの展開でした。
ちなみに、着付けが上手くいっていないと、綺麗に脱げないそうです。
なので、ここが一番緊張する場面なんだとか。
で、ガバっと脱いだのがコレ。
こんな風に座らせておくのだそうです。
あまりに斜め上すぎてびっくりしました。
ちなみに、宮中での正装は十二単なんだそうですけど、部屋の中では上着は脱いで、こんなふうに置いてたそうな。
で、出て行く時にまたガバっと着る、と。
おもしろいですね~
やっぱり重かったです
着たというか、着せられた感
着付けショーの後は、おまちかねの十二単着装体験です~
ちなみに30人までで、一人ひとりガバっと着て、写真撮って、ガバっと脱いで…というかんじで回していきます。
着付けショーしてた方々と記念撮影(*´▽`)
始まる前はみなさん、めっちゃピリピリしてて怖かったんですけど、着付けが終わったら笑顔が多くて気のいい方々で、楽しくお話させていただけました。
やっぱり着付けを見せるときは、緊張感も必要ですからね~
で、お待ちかね十二単着装体験!
着せてもらってるんですけど、はっきりいって「着た」というかんじがしません(笑
まぁ実際問題「着た」じゃなくて、「着せられた」んですよ。
姫は、自分では動かないので、着るんじゃなくて、着せられるわけですねー
なので、十二単を着たという実感が全くない(笑
ちょっと髪型失敗したかなーとか思ったり。
行く前日に美容院いったらよかったかなー
ちなみに当然ですが重たかったです。
そして暖かったです(笑
最後に記念撮影させていただけましたヽ(´▽`)ノ
この方たち、十二単着装イベント開催のために名古屋から来られたそうなんですよ。
「すごく良かったです」と伝えたら、「名古屋から来た甲斐がありました」と言っていただけました~
とてもよい経験が出来ました
また着る機会があれば髪型をきっちりしたいですね
十二単着装体験の感想ですけど、何よりもまずは着られてよかったです~
そもそもどれくらい人が来る規模のイベントかすらわからなかったですからね。
早めに行って、余裕だった時は安心しました。
着た感覚としては、なんかガバっと着せられて、ガバっと脱がされたので、ぶっちゃけ感覚ないです(笑
でも、姫とはそういうものなんだろうなーとか。
かといって、着付けされてる人のように1枚1枚着せられたとしたら、それはそれで大変そうだなぁと。
モデルさんも、ずーっと表情変えずに立っていないといけなかったわけですからね。
とにもかくにも、無料でこういうイベントがあって、それに参加出来て良かったです~
ただ、この時期は実は眼の調子が最悪で、帰りの京都駅で頭痛がして、次の日は一日ダウンしてました><
それがトラウマで、3月はあまり出かけずに療養生活することになったんですよね…
そういう苦い思い出もありました><
まぁでも、十二単着れてよかったですー
あと、二条城も見学してきたので、次回の記事で紹介しますね。
地毛じゃなくヅラみたいだから
余計髪型にコブラ感があるのかも
まさかの脱ぎ方w
しかも着せる時より脱がす時の方が
着付け師にとって緊張のひと時だったとは
今だとコートを何重にも羽織って
そのまま脱いだり着たりする感じなんかな
しかし、やたら十二単が似合ってる
姫さまだねぇ (*´ω`*)
☆amigaさん
わーい、似合ってるといってもらえてうれしいです(//▽//)
脱ぎ方はびっくりですよね。
着装体験ってどんなのかと思ったら、ガバっと脱いだのを、ガバっと着るとか予想外。
しかも、平安時代もそんなことしてたという(笑