現状の外側のぶっ飛んだゴールをつくろう
ちょいと間が空きましたが、コーチング講座の続きです~
前回は
・ゴールは現状の外側につくろう
・今を基準にすると余計に現状に縛られる
というお話をしました。
前回の補足として、「今ある悩みを解決したい」という場合。
現状で解決しないから悩んでいるわけで。
現状の外側に目を向けないと、解決する可能性は極めて低いです。
そういう意味でも「現状の外側」というのは重要なキーワードになります。
で、今回は「ぶっ飛んだゴールをつくろう」というお話です。
ゴールが自分の限界になってしまう
コーチング理論では「現状の外側のぶっ飛んだゴールをつくろう」というふうに言われています。
「現状の外側」も「ぶっ飛んだ」も、まぁ同じようなもんといえばそうなんですけど、わざわざ「現状の外側のぶっ飛んだゴール」といってるわけで。
「ぶっとんじゃうこと」が重要なんですね。
色々と理由はあるのですが、一番わかりやすいのが、ゴールが自分の限界になってしまうということです。
我々は、みんな思っている以上に可能性を秘めている
我々はみんな、自分が思っている以上の可能性を持っているわけです。
「わたしなんか無理だし」と思っている人がいたら「いやいや、いけますよー」と返します。
よく言われているのが、人間は脳の数パーセントしか使っていないという話。
だったら、0.1パーセントくらいでも使っていない部分を解放できたら、えらいことになるやん、という理屈です。
で、どうやったら解放できるかというと、脳の仕組みを知って、それを活用することです。
人間の脳にはいろんな特徴があるので、それを熟知すればOK。
コーチング理論は、認知科学という学問をベースにしてまして。
人間の知的機能の仕組みを研究する学問がベースになっているのですよ。
「そんなんでうまくいくのかー」という人もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。
我々は、そもそも、脳の仕組みをろくに知りもせず、適当に使っているのが現状なのですよ。
これって、怖くないですか?
ゲームでいえば、何も知らなければ「普通にプレイしていて、手探りの状態」です。
もし、攻略Wikiを見てシステムを熟知してプレイすれば、全然結果は違うわけですよ。
そう考えると、なんかいけそうな気がしてきません?
本来出来るはずなのに、
自分で自分の能力を制限しているという現実
で、「ゴールは自分の限界になる」というお話に戻しまして。
我々は、基本的に怠け者なんで、ゴール以上のことは出来ないんですよ。
わかりやすい例が、締め切りのあるお仕事。
多くの人が「締め切りギリギリに完成」とかになっているのではないでしょうか?
「締め切りに間に合えばいいやー」で考えると、まずこうなります。
さっさとやったほうがいいのに、やる気でないんですよね(笑
だって、別に締め切りに間に合えば、それでいいし。
うーん、ダメ人間(笑
「いや、自分は早く完成させてるよ!」という人もいるかもしれません。
そーいう人は、「とっとと完成させる」がゴールになってます。
素晴らしいことです。
別に、やろうと思えば、さっさとすませる能力はあるはずです。
なにせ、もう単純に「締め切りまで作業していないだけ」なんですから(笑
さっさと終わらせたら気が楽なのになーと思ってるくせに、先延ばしにしちゃう不思議。
でも、「締め切りに間に合えばいいや」と思ってると、無意識に締め切りギリギリに完成というゴールを作っちゃうんですよね。
で、出来るはずの「とっとと完成させる」ができなくなっちゃう。
自分で自分の能力を下げているわけです。
怖いですねー
ほんとは、我々はもっともっと出来るはずなのに、自分で勝手にゴールを下げちゃって、自分の能力を制限してしまっているのです。
だったら、その制限を解除しちゃえばいいやん、ということです。
ゴールが自分の限界なんだから、
とりあえずぶっ飛んじゃえばOK
悲しいことに、ほとんどの人が自分の能力を低く評価しています。
本来やろうと思えばできることも、わざわざゴールを低くして、出来なくしています。
コレを読んでいるあなたもそうです。
本来、もっともっと出来るはずなのですよ。
だったら、「自分で自分の能力を制限する」と真逆のことをしてみましょう。
とりあえず、「これ無理じゃないの?」というレベルでぶっ飛んだゴールを作るのです。
わかりやすく数字で表現してみて、現在を5で、ゴールを100としますね。
実は自分の限界は30で、もともと行ける能力がなければ、30の結果が出ます。
もし、自分の限界が1000だったら、100になります。
とりあえず、100に設定しておいて損はないわけです。
これを遠慮して「15」とかいっちゃうと、30でも1000でも、15しか出せません。
かといって、いきなり1万をゴールに設定できるかというと…
出来る人はすりゃいいですが、発想も出ないと思うんですよ。
たとえば「漫画家でプロデビューする」というゴールが15とします。
「ファンがたくさんついて、同人誌とかも結構出る」が100。
「自分の描いたマンガアニメ化」が1000くらいとして。
「自分だけの漫画のテーマパークが出来る」が10000かなー。
10000をゴールにするのはしんどいですよね(笑
なのでまぁ、1000くらいでいいんじゃないかな、と。
…10000を先に見ると、1000が小さく見える不思議(笑
まずは「ぶっ飛んだゴールを作る」をゴールにするのもアリ
というわけで、今回は「ぶっ飛んだゴールをつくろう」というお話でした~
とはいえ、実はこれが結構なハードルです。
びびっちゃって、なかなかぶっ飛んだゴールって作れません。
びびるくらいでいいんですけど、やっぱりびびって却下しがちです(笑
そういう場合、どうしたらいいかという話もまたしていきますね~
なお、1つの手段として、こーいふうにブログで語ってみるというのはありだったようです。
いや、自分で語っておいて、「でも、わたしもびびって却下してばっかなんですよねー」だとアフォですから(笑
うん、出来るだけぶっ飛んでいこう…とか思ったのでした(笑
ちなみに、困ったときには、「ゴールをぶっ飛んだものにする」をゴールにしてしまうのもOKです。
たぶん、これが一番手っ取り早いです(笑
締め切りギリギリとか自分を低評価とか、まんま自分のことを言われてる感じですね…。
僕は性格的に超の付くめんどくさがりで気の進まないことはギリギリまで追い詰められないとやらない上、努力はしない癖にいっちょ前に悔しがりなので失敗したり負けたりしたときの精神ダメージ和らげるために「どーせ自分はこんなもんだから」とヘタレのダメキャラ設定してるんですよね。
こんなことしてるからますますダメになっていくんでしょうけど。
☆八文字さん
締め切りギリギリはやりがちですよね(笑
ヘタレのダメキャラ設定はセルフイメージを下げてることになりますね><
これについては、セルフイメージを変えていけばいいので、その辺も書いていきますね~