ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録:読書

ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録


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ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録

読書】   2014/01/18 22:51

46時間ノンストップで320kmを走り抜いた人の冒険譚

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ウルトラマラソン マン最近はノンフィクションの本を読むのにハマってまして。
最近読んだのをあげると、

「酔った勢いで自衛隊に応募しようとして、予備自衛官になった女の人の体験談」
「吃音という、話すときにどもる症状があって死にたいと思った人が、治す方法を探すために医者になった話」
「恩師がルー・ゲーリッグ病になって、一緒に人生について深く語り合った教え子の人の話」

といったかんじの話。
自分じゃ絶対体験しないようなことをしている人が、どういう気持ちで何を考えて生きているのかというのが知れて、とてもおもしろいのです。

で、その中でも極めつけで、絶対やらないし、やりたくもないし、意味がわからないの極地なのが、このウルトラマラソンマンという本。
サブタイトルが、「46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録」です。
もうほんと意味がわかりませんし、想像するのも不可能なレベル。
そもそも46時間寝ずに起きいてたことすらないです(笑

この人、普段はサラリーマンをやりながらトレーニングを続けていて、過酷なレースに出場し続けている人でして。
過酷なレースをクリアするたびに、さらに過酷なレースを求めて、どんどんエスカレートしていきます。炎天下でひたすら過酷なレース、南極でフルマラソンを走るとか、もうあり得ないことの連続。
しまいには12人で360キロ走るレースに1人でエントリーしてしまいます。
走っている時の心中とかが書かれていて、ゴールに近づいていくと「おおおおお、がんばれー!」という気持ちに。
…いやむしろ、寸前の苦しさがすごすぎて、達成することの難しさをしみじみと感じてしまいます。
時に感動的だったり、狂気の沙汰でもはや意味がわからなかったり。
南極でフルマラソンをする前に吹雪いてるせいで1週間足止めくらってる話とか「もう帰ろうよ…」と思ってしまう軟弱者の私…(笑
むしろ、よく生きて帰りましたわ…

実際に読んでみてわかったのが、やっぱりめちゃくちゃ苦しいみたいです。
うん、そりゃそうだ(;´Д`)
ですが、なんかこう「自分の限界を越えていくことこそが至高」という考えみたいで。
ゲームのハードモードをクリアしたら、ベリーハードに挑戦して、さらに次はエクストリームに挑戦して。
クリアしきったら普通の遊び方では満足できないので、今度はエクストリームで縛りプレイをはじめて、それクリアしたら、ゲーム改造してまでして難易度上げて…みたいな感覚でしょうか。
これをリアルな肉体でやっちゃってる感じ。
なんかこう考えると、理解できなくはないですね…
やっぱり絶対やりたくないけど。

はじめて過酷なレースに挑戦するときの高揚感とか、そのレースを走りきった時の満足感とか、その辺がすごい臨場感あふれていて、読んでて楽しかったですー
そして、富や名声でなく、自分の限界をひたすら追求し続ける姿は、とても深いものがあります。
なんか人間の本質的なものを感じるというか。
やってることは狂気の沙汰だけど、たぶんこの人は本当に幸福だと思うのですよ。
やりたいことに向かってトレーニングして、目標をクリアする喜びを感じて、そしてすぐ次に新たなゴールを設定する。
そこには誰かに勝った負けた、誰より優れている、儲けた損したなど皆無。
ただストイックに自分を高めていくだけ…かっこよすぎです。

以下、アマゾンのレビューから拝借した、この本の名言リストです~。

「足で走ろうと思うな。ハートで走れ」
「もっとも大事なのは絶対に諦めないこと。ゴールに辿りつくのにどれくらい掛かろうと構わない。やり遂げることが大事なのだ。」
「スタートラインに立つことは偉業だと思う。見事ゴールしたものは別の人間になっているだろう」
「65マイル(104KM)も走ると、自分の体の感覚が麻痺してくる。こうゆう状態では、体調をチェックし脳に異常を伝える仕組みが機能しなくなる。身体が脳を騙すようになる。」
「痛みは体が弱さを取り除こうとする方法なのさ。苦痛を克服するのではなく、苦痛を味わい楽しむべきなんだ」
「苦痛は意識の唯一の起源である。苦痛が始まると感覚が研ぎ澄まされ、苦しみこそ幸福に至る秘密が隠されている」
「100マイルは脚で、次の90マイルは精神力で、そして最後の10マイルは心で走る」
「人生は一度きりだが、うまくやれば一度で充分だ」
「幸せはお金で測ることは出来ない、仕事は家族を養い、ランニングは僕の情熱を満たしてくれる」
「走っている時の孤独感のおかげで、人と一緒の時間をもっと楽しめるようになる」

実に深いです。
「人生は一度きりだが、うまくやれば一度で充分だ」というのはすごくいいですねー


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あつし │2014年01月30日 22:34

何気なく読んでいて


「人生は一度きりだが、うまくやれば一度で充分だ」


おぉ、この言葉いいなぁ☆

なんて思って4行下まで読んだら
ゆきにゃんさんも同じ言葉紹介しとる~ヽ(*>∇

響く言葉ってやっぱりあるんですねぇ
元気出たぞ~(*ノ゚▽゚)ノ








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