今週のキン肉マン。
超遅れましたが、ベンキマン外伝です~
画像はヤフーコミックにリンクしてます~
自分が何者か思い出せないベンキマン。
わかっているのは、自分が超人レスラーであり、頭の上のオブジェから「エラード(ソフトクリーム)マン」と呼ばれていることでした。
まさかの頭の上のオブジェはソフトクリーム説。
その発想はなかったわ。
「なんで体にくぼみがあるのか」ってどう見ても便器な気がするけど、「まさか便器の超人なんていないだろうし」ということで気づかなかったんでしょうかねぇ…
いや、まさかそんな超人いると思わないし、うん。
ちなみにスペイン語で「エラード」は「アイスクリーム」という意味だそうです。
ソフトクリームは「コーノ」だそうです。
まぁ別にどっちでもいい気がしますが。
喧嘩ボンバーが「クォーラル(口喧嘩)ボンバー」だったくらい、外国語にはいい加減な世界観ですしね。
さて、ペルーの首都リマでは、超人オリンピック・ザ・ビッグファイトの代表になるためのペルー予選の準決勝が開催中。
って、ビッグファイトって予選も何もなく、国の全超人が参加して、ふるいおとしにかかったんじゃなかったっけ…
ドイツ超人は山ほどいたし。
ああでも、ドイツ超人はたくさんいても、ペルー超人が1人しかいない理由にはなりませんね。
ドイツはオリンピックで決勝トーナメント常連だったから特別枠で予選なしだったとかかもしれません。
で、ペルーは弱小だったので、1人しか出られなかったと。
もしくは、超人委員会にお金をどれだけ納めてるかの違いとか。
話を戻して。
巨人という意味のヒガンテマンが、銅ベルマンを秒殺KOして決勝進出。
観客からは民衆の英雄という意味の「エロエ・ポプラ」コール。
しかし、ヒガンテマンの本性は実は嫌なやつでして。
セコンドの少年マルコがバスタオルの色を間違った罰として晩ご飯を残飯にさせるという外道っぷり。
そして、自分のセコンド志願はいくらでもいるんだと脅しをかける始末。
そのくせ、民衆のエロエポプラコールが始まると、笑顔でそっちにこたえる豹変ぷり。
まぁでも、これってバスタオルの色を間違う方も悪い気がする。
勝利後のパフォーマンスに関わることだったとしたら、結構致命的だし。
とはいえ、マルコのミスを差し引いても、ヒガンテマンこの対応はあきらかに嫌なやつで、小者ではありますね…
残飯食わせるくらいなら、さっさと有能なセコンドに変えるべきなのに、それをしないってことはいびりたいだけのようにも見える。
でも、実はマルコをセコンドにした理由が、貧しいファンの少年をセコンドにしたとかの美談だったりして、簡単にはクビに出来ないとか、そういう理由もあるのかもしれない。
むしろ、実はマルコのことをかっていて、厳しく育てようとしてるだけかも?
何が言いたいかというと、この場面をさらっと読んだだけだヒガンテマンは嫌なやつですけど、本当にそうなのか、実はヒガンテマンにも都合があるのではないか、と。
相手を秒殺するために一気に戦闘モードにもっていって、気が荒い状態なのかもしんないし、マルコをクビにしてないってことは何か理由があるのかもしれないと。
もちろん、ただ本当に嫌なやつかもしれない。
でも、そうじゃないかもしれない可能性も考慮してみよう、と。
…いやまぁ、キン肉マンではそんな深いことを考えず、あからさまに嫌なやつとして書いてるんで、そのままスルーすればいいんですけどね…
ただ、レビューを書くために読み込んでると「実はこうではないか」とか、色々そーいうことを考えてしまいまして(;´Д`)
この話はこのへんにしまして。
もう一方のリングではベンキマン…現時点ではエラードマンが、ねちっこい寝技で相手のギブアップを奪い、決勝進出。
まさかの寝技得意設定。
まぁ体型的に派手な技よりもねちっこく攻める方が向いてますよね。
でも、そんな試合は「ソフトクリームと同じで甘すぎる試合でつまらない、派手な試合をしろ」とのブーイング。
ソフトクリームを投げられます。
このソフトクリームを投げてる人は、わざわざこのためにソフトクリームを用意したんでしょうかね?
わざわざブーイングのためにソフトクリームを買って、食べずに試合終了まで待って、終了後に投げるという徹底っぷり。
その間にとけそうな気が。
むしろ、投げる用のソフトクリームを売り子がその場で売ってるのかもしれませんね~
そのほうが自然かしら。
それか、本物じゃなくてオブジェか。
…なんか書いてたらソフトクリーム食べたくなってきた…どうしよう。
さて、試合終了後。
少年マルコは残飯ばっかり食べてるせいでお腹を壊して大変。
トイレを探してもどこもいっぱいで大ピンチ。
事情を聞いたベンキマン、困ったと考えてる時に名案が。
「水の流れる自分のボディのくぼみにしなさい」
「でも、汚れちゃうよ!」
「かまわぬ、思いっきりやるのです」
「かまわぬ、思いっきりやるのです」という言葉が妙にツボに入って面白いです。
なんか色々使えそうな気がする。
それにしても、実にめちゃくちゃなシチュエーション。
バカバカしいけど、でもトイレがなくて本気でヤバイ状況で助けてくれるベンキマンは、この場ではまさに神。
控え室だから戸を閉めたら人に見られないし。
控え室だからティッシュペーパーくらい常備してそうだし。
ベンキマンに見られることを除けば完璧!
まぁ、その一点があまりに致命的で羞恥プレイきわまりないわけですが(;´Д`)
とはいえ、この状況は背に腹を変えられないし、自分のくぼみを用を足すものと知らずに用を足させるベンキマンはまさしく真の正義超人です。
たぶん、トイレの化身としての本能が彼を動かしたんでしょうね。
トイレの化身としての本能ってなんだそれ、どんな本能やねん、と自分で書いてて思った。
さて、マルコ少年が用を足してる最中、懐かしい感覚を味わうベンキマン。
「ごめんよ、超人レスラーの体に」
「ハハハ、人間の窮地を救うのが我ら超人の務め!謝ることはない」
なにこの紳士、かっこいい。
アンパンマンが、飢えている子供に自分の身を削って顔を食べさせるように、ベンキマンはもよおしてる子供に自分の身を使って用を足させるわけですね。
やってることは綺麗ではないですが、人間にとって「トイレがなくて本気で困ってる状態」って本当に緊急ですからね…
それを助けてくれて、笑顔で「いいんだよ」と返してくれるベンキマンはまぎれもなくスーパーヒーロー。
なんだかベンキマンのことがどんどん好きになってきた…
ベンキマンのことを、いつも無表情で怖い人と思っていたマルコは、「エラードマンはいい人なんだね!」と感謝するのでした。
そこに、下宿の大家さんが入ってきて、ベンキマンのおじいさんが危篤だと伝えてきます。
これ、マルコが用を足してる最中じゃなくてよかったですね…
もし用を足してる最中だったら悲惨この上ない(;´Д`)
「なにやってるんだ、あんたらー!」「うわあああ、こ、これは…」「みないでくださいいいい><」
そのシチュエーションを考えると噴く。
ああでも、きっと用をたす前に鍵を締めてますね、うん。
ともかく、祖父危篤の連絡にベンキマン、大家さん、マルコの3人が祖父のもとにかけつけます。
…なんでついてきてるんだ、マルコ。
危篤のベンキマン祖父。
死ぬ前に自分のルーツをベンキマンに伝えようとします。
古代インカ帝国のことを語りだす祖父。
インカ人最大の発明が水洗トイレで、トイレが発達していなかったヨーロッパに比べ、インカは水洗トイレの発明のお陰で繁栄したと語ります。
Wikipediaを見てみると、実際にマチュピチュで水洗トイレの遺跡があるそうですね~
さらにトイレの歴史を調べようかと思いましたが、あんまりいい気分にならないのでやめておきました><
トイレの超人を好んで描くゆでは色んな意味ですごいですわ…
あと、トイレの開発とかを職業にしてる人もすごいや…
トイレトイレばっか言ってて嫌になってきた><
ともかく。
ベンキマンはインカ帝国皇帝のお抱えの警護超人だったそうです。
そんな昔からエラードマンがいたんだ、と驚くマルコ。
ベンキマンが2000歳という謎設定がここで生きてきました。
しかし、スペインの侵攻で父母を殺され、その悲しみに加えて自分自身も敵の技の衝撃で、記憶をなくしたらしく。
記憶が蘇れば自害を選びそうなので、祖父はすべてを秘密にしていたそうです。
ですが、超人オリンピック予選で決勝進出にいたるまで立派になったベンキマンを見て、この事実を明かしても大丈夫と思い、明かしたそうです。
それにしても、父母は真っ二つに斬り殺されたのに、ベンキマンはプロレスの技でやられて終わりなのが謎。
警護超人とは正々堂々プロレスで決着をつけるとかあったんでしょうかねぇ…
あと、不思議なのはベンキマンは500年くらい記憶喪失の状態だったのかということ。
たぶん、祖父にいろいろ聞いただろうけど、どう返答されてたんでしょうかねぇ…
まぁ普通に「過去のことはいえぬ」とか、そんな風にいわれてたんでしょうか?
ちなみに「ソフトクリームが開発されたのって最近だろうし、それまでなんて言われたんだろう」とか思ってたら、そうでもなかったようで。
調べてみたら、ルーツは4000年前の中国で、1686年に現在のソフトクリームの原型が生まれたそうです。
さて、祖父いわく、水洗トイレを発明したのはご先祖様だそうで。
ベンキーヤ一族の姿も、その誇り高き歴史の名残なんだそうです。
そして、頭の上のオブジェがソフトクリームでなくウンチであることを告げ、由緒正しき本当の名前「ベンキマン」を告げます。
色物超人でしかなかったベンキマンに、こんな由緒正しき歴史があったのです!
でも、自分はソフトクリームの超人だと思ってたら便器の超人だったとかいわれると、めちゃくちゃ嫌だ…
しかも頭の上のオブジェがウンチだといわれると嫌すぎる。
…でもこれはきっと我々の価値観であり、ベンキーヤ一族には誇り高きことなのでしょう。
とはいえ、祖父の頭は蛇口なのに、なんでよりによってウンチをオブジェにするのかなぁ…
せめてトイレットペーパーとか。
ともかく、祖父は今度はナスカの地上絵について語ります。
ナスカの地上絵のサルの絵といわれる絵は、実はサルではなく。
とぐろを巻いているシッポは実はウンチで、用を足している姿を描いていたのです!
実は劣化で便器に相当する部分がなくなったらしいのです!
これはひどい。
ベンキマンも「ああ!」とか納得してるんじゃないよ!
この発想に至るゆでは絶対に頭おかしい。
もはや狂気の世界。
ある意味天才だわ…
立ち読みしてたのに、声だして笑いそうになりました。
でも、そういわれるとそう見えてくる絶妙なバランス。
もう、この絵が用を足してるところにしか見えなくなっちゃいました。
ゆでのせいだ…
で、この地上絵こそベンキーヤ一族の偉大なる歴史と繁栄の証だったのです。
「なんということだ、わたしの腹のくぼみがまさか便器だったとは…」
いや、気づけよ。
でも、ソフトクリームだと思い込んでたんで、盲点だったんでしょうね。
そして祖父はベンキーヤ一族の血の継承をベンキマンにたくし、息絶えるのでした。
ちなみに死に方は、おなかのくぼみから水がドバァと出てくる死に方。
あたりが水浸しになって大変だぁ><
ベンキーヤ一族は血を吐くかわりに水をふき出すのかもしれませんね。
となると、体には血液でなく水が流れていることになり、彼らにとって水=血液なのかもしれません。
なので、パンツをつまらされて、水の流れを悪くされると大変なことになると。
さて、ここでベンキマンの祖父の名前を妄想してみます。
たぶん、父親がベンジョマンだと思うんですよね。
和式なので日本語だと思いますし。
で、祖父はカワヤマンかなーと。
ああでも、それだと「物」じゃなくて「場所」ですよね。
ものだと、オマルマンとか?
でもオマルじゃないし…うーん。
…なんかさっきからベンキとかベンジョとかパンツつまらせるとか、そんな話ばっかでいい加減嫌になってきた…
まじめに考察すればするほど下品になっていく。
これは考察をしないで普通にさらっと物語を追うだけにしたほうがよかった気がしてきたorz
延々と便器描いてるゆではどんな気分なんだろう。
もはや想像を絶する世界だ。
和式って洋式に比べて蓋がなくて生々しいよね…
さて、翌日の決勝戦。
ヒガンテマンの控室ではマルコのマッサージで気持ちよさそうにするヒガンテマンの姿が。
実はマルコをクビにしない理由はマッサージがめちゃくちゃうまいからなのかもしれません。
めちゃくちゃリラックスして気持ちよさそうな顔してますし。
マッサージがめちゃくちゃうまいけどミスが多いセコンドなのかも?
あまりにリラックスしたせいか、ヒガンテマンは自分の考えをぺらぺらと喋り出します。
ここで勝って、オリンピックで優勝したらさっさと引退。
レスラー活動はキャリアアップでしかなく、その先は大統領に就任して、ナスカの地上絵がある場所にレジャー施設を作って、巨万の富を得ようというのが最終目標だったのです。
それに反発したマルコ、資料をビリビリに破ってしまいます。
そんなマルコに怒りにまみれるヒガンテマン。
この部分をみるに、ヒガンテマンはよほどリラックスしてたのか、かなりマルコに気を許しているような?
結構おだやかな顔で話してたし。
自分に逆らうものなんて誰もいないという感じでペラペラとしゃべってたのかなぁ…
実はこの2人にも何か心温まる出会いがあったけど、ヒガンテマンが英雄ともてはやされてるうちに、変わってしまったのかもしれません。
なんとなく、こいつはちょっとチヤホヤされて欲に流されちゃってアチャーな状態になってるだけで、そんなに悪人ではない気がする。
さて、決勝戦の入場開始。
インカ風のマントを羽織って凛とした表情で入場するベンキマンがカッコイイ。
天涯孤独になりはしたけど、誇り高きベンキーヤ一族としてこの一戦に必ず勝利すると誓うベンキマン。
しかし、巨体のヒガンテマンはさすがに強く、ベンキマンの攻撃はまったく効かずにいきなりボコボコにされてしまいます。
そんな中、場外でマルコが顔を腫らした姿を見て驚くベンキマン。
ヒガンテマンがマルコに手をあげたと理解します。
そして、過去に自分の親を殺したスペイン軍とヒガンテマンが重なります。
ヒガンテマンはスペイン軍の末裔なんですかね
今いるペルー人はほとんどがスペイン人の末裔で、古代インカ帝国の生き残りはベンキマンくらいと考えると切ないですねぇ。
ともかく、子供に手を上げたヒガンテマンに怒りをあらわにするベンキマン。
しかし、ヒガンテマンの必殺技ヒガンテクラッシュの体勢にとらわれてしまいます。
絵を見たところ、おそらくこのヒガンテクラッシュがスペイン兵士が使った技で、ベンキマンの記憶を奪った技ですよね。
ベンキマンにとっては実は因縁の戦いだったと。
ピンチのベンキマンに、マルコは「負けないで!そいつは国の宝を壊そうとしてる、最低のウンチ野郎だ!」とエールを送ります。
頭のオブジェがウンチの本物のウンチ野郎に送るエールじゃない気がする。
一緒にベンキマンの祖父の話聞いてたのに、なぜその言葉を選んだ。
ともかく、ウンチ野郎という言葉にハッとするベンキマン。
インカ超人の誇りにかけて負けるわけにはいかないと、頭のオブジェを回転させる「エラードスピン」でヒガンテクラッシュをはずします。
「たった今、ようやく完全におもいだした!」
カニバサミでヒガンテマンを倒したベンキマン、
ヒガンテマンをアリダンゴで丸めていき、「恐怖のベンキ流し」で流してしまうのでした。
ベンキ流しもたいがいだけど、このアリダンゴ攻撃が物理法則無視してて最強すぎる。
質量まで軽くなってそうだし、どうなってるのかほんと謎。
ともかく大量の水に流されたヒガンテマン。
そのまま消え去ってしまいました。
「観客のみんな!わたしは今日よりエラードマンではない!
古代インカ超人、ベンキマンと呼んでくれ!」
ニューヒーローの誕生に湧く会場。
「ベンキマン!ベンキマン!」
そして飛び交うウンコ。
「ウンコを投げないでください!
ほかのお客様のご迷惑になります!」
いや、そのウンコ、どこから出してきてんっ。
…考察しようと思ったけど、下品になるだけなので、そのうちゆきは考えるのをやめた。
そもそも、お前ら国の代表が便器で本当にいいのかと問い詰めたい。
見た目かっこいい英雄ぽかったヒガンテマンからベンキマンに乗り換えるとか、どういう国民性だ…
いくらゆで世界の観客が超人に対して超ゲンキンとはいえ、あまりに理解を超越してる…
日本代表がカワヤマンとかだったら嫌すぎる。
しかし、飛び交うウンコの中、誇らしげなベンキマンがなんだかかっこよく見えてしまう不思議。
なんかもう、絵面的に色々とおかしい。
そもそもベンキマンが主役のマンガが存在することそのものがおかしい。
わけがわからないよ。
それにしても、ベンキで流されたヒガンテマンはどこいったんでしょうねぇ…
2世では「糞尿まみれた空間」とかいってましたけど、それは嫌だ。
でも、ベンキマンの役割はマルコに用を足させたように、急にお腹をくだした人を助けることなのかなーと思うのです。
だったら、ベンキ流しでいきついた異空間は、やっぱりそーいう空間なのかもしれない…
でも、スグル戦でベンキマンの体から出てきたのは綺麗な水と超人たちだったんですよね。
そう考えると、異空間は綺麗な水なのかもしれない。
むしろ、そういうことにしておきたい。
実はベンキマンに流された先には浄水場もあるのかもしれません。
なので、汚物はそうそうに綺麗にされる。
いや、そもそも汚物と超人で行き場が違うのかも。
パンツは詰まってしまうけど、超人はつまらないわけだから…
いや、どう考えてもつじつま合わすのは無理。
諦めた。
誰か、ベンキマンに流された先がどうなってるか、出来るだけ「綺麗」という前提でうまくまとめてください><
どっちにしろ、ヒガンテマンは帰らぬ人になってしまったぽい。
まぁ、行き先が水の中なら溺死して超人墓場行きなんで、帰って来れるかもしれません。
まず最初に、この記事を書くのめちゃくちゃしんどかったです><
過去最大の難産。
むしろ、今まで書いてきた全記次の中で一番たいへんだったんじゃないかというレベル。
いや、1回目読んだ時の感想は
「ベンキマン、カコイイ!」
「まさかベンキマンをかっこいいと思うとは…」
「よくこの題材を下品になりすぎずに仕上げたものだ」
「29位ベンキマンでよかった気がしてきた」
「ナスカの地上絵の解釈が頭おかしすぎる(最大限の賛辞)」
「これは連載中のシリーズでも早急にベンキマンを超人に戻して活躍させるべき」
「人気投票をやりなおしたら、ベンキマン上位にきちゃうんじゃ」
「ベンキマンの短編を書けと言われて、このクオリティで仕上げたゆでは天才」
とか、そんなかんじだったんですよ。
この辺は割とみんな感じる感想だと思うんです。
で、普通にそのまま書けばよかったんですけど、何度も読み返すうちに、最初に読んだ時の先入観の「ヒガンテマン、マジ外道」に「本当にそうなのか?」みたいな疑問を投げかけて読むようになってしまいまして。
ベンキマンにこんな過去があったくらいだし、実はヒガンテマンにも彼なりの都合あるんじゃ…とか。
で、よくよく読みなおしてみると、そもそもマルコにも問題があるし、ちょっと魔が差して欲にまみれただけだろうし、「ヒガンテマンってそんないうほど悪いやつじゃないのかもしれない」とか思い直してしまいまして。
それで、なんかそんなことばっかり書くハメに…
別に悪いやつでもいいんですけどね…
なんとなく、役どころがあからさますぎて不憫なのかもしれません。
あと、普通に読んで、普通にさらっと感想を書けば、そんなに下品にならなかったと思うんですよ。
でも、せっかくだから1つ1つ疑問を考察しようとすると、その奥にあるものはやはり下品なわけです。
便器なんだし、そりゃそうだ。
しかしついつい考えてしまう。
そして文章化して嫌気がさしてしまうけど、思考を止められない。
書いたものを消すのも勿体無い。
こんだけ「便器」とか「トイレ」とか「用をたす」とかいう言葉を使った文章を書くことって、今後一生無い気がする。
さらっと「ベンキマンがかっこいいとか、なんだこれ」で終わらせるべきでしたorz
しかも、32ページと長すぎて超大変でした><
普段の倍近い分量ですからねぇ…
見てる方はしばらく休載でしたけど、ゆでは全然休んでなさそうで、むしろ心配になってくるレベル。
80年代にジャンプで大ヒットした漫画家でこんだけ毎週連載してる人って、秋本治とゆでくらいなのでは。
ジョジョですら月刊になっちゃったし…
実は毎週読めるって、かなりすごいことの気がする。
…という感謝も忘れないようにしましょう。
ともかく、予想外に面白かった今回の外伝。
とても満足でしたヽ(´▽`)ノ
これは本編でのベンキマンの活躍が期待されます~
…アシュラマンの外伝はもっと楽します(;´Д`)
レビューありがとうございますゆきにゃーさん! 長々と大変でしたね、お疲れ様です。
自分としてもベンキマンの読み切りがここまで面白いとは予想外でした。 下品さも予想よりもずっと抑えられているし、編集部とうまく話し合って、ストーリーや展開を練ったのでしょうね?
ベンキマンが急にかっこよくていいやつに思えました、王道的な試合運びで読後感も水洗トイレのようにすがすがしかったです。 でも、流された超人たちはどこへ行っちゃうんでしょうね? ほんとに。
今回はレビューのほうも大ボリュームで、読みごたえありました、阿修羅マンの読み切りのほうはもっと期待してますね!
ベンキマン外伝、中々面白かったです
でも見たらしばらく飯が美味く食えそうにない内容でした
テレビ版肉でベンキマンの頭のオブジェが
ウンコから蛇口に変更されたのがわかるような気がしました
旧肉劇場版シリーズではスグルがウコン一族と度々
「ウンコじゃなくてウコンだ」と大便ネタを
繰り返してましたがホント肉って時々節操無い作品ですね
読者・視聴者を考慮せず汚物ネタやグロシーンを
これでもかとゆうくらい連発しますし
きたねえ花火ならぬきたねえ漫画だ(褒め言葉)
「かまわぬ、思い切りひるのです」
ひるという表現は、ターちゃん以来でしたなあw
人々の窮地に身体を差し出すのは
アンパンマンに通じるものがありますな。
スペイン兵は、やはり超人だったのでしょうか。
さすがに超人を破る人間というのはそうそう居ないでしょうし。
最後の盛り上がりは、古代の誇りを思い出した
国民たちのDNAが一気に噴出した結果でしょうw
しかし、ベンキマンの一族はジャック・チーと
近縁なのでしょうか。
向こうとしては一緒にするなと怒りそうではありますがw
超人オリンピックのザ・ビッグ・ファイトを見たら銅ベルマンを発見しました。
スカルボーズなんてアデランスにしちゃってのところと前のコマです。
超人ふるいおとしにも出てて、ふるいに残っていました。
お前、ヒガンテマンに負けたのに(笑)
ギャグ漫画だからいいか。
このゆで加減が笑える。
ザ・ビッグファイトの時はカナディアンマンはいい奴だったのを発見しました。
超人ふるいおとしでキン肉マンが落ちそうになったときテリーマンと一緒に心配しているシーンがありました。
そしてキン肉マンがOKになったときに、テリーマンと一緒に喜んでいました。
あと、悪魔超人編のキン肉マン対ブラックホールのとき、テリーマンに肩をかしていました。