昔の大河ドラマは今とかなり違っておもしろかったです

NHK大河ドラマ 独眼竜政宗 完全版 第一巻 [DVD]

この1ヶ月くらい、1987年に舗装された大河ドラマ「独眼竜政宗」を見ていました~
全話見たので、せっかくだから感想を。

とりあえず、すごく面白かったですー
さすがは大河ドラマ最高傑作と言われるだけありました。

で、今の大河と比較すると、かなり差があって、それもおもしろかったのですよ。

あと、伊達政宗って、小田原参陣以前のことって全然しらなかったんですよね。
なんかもう戦国BASARAの「レッツパーリィ」のイメージになってしまっている始末(;´Д`)
案外、そーいう人多いのでは。

というわけで、きっちり知れて良かったですー


最近の大河と違って主人公がわかりやすい善人ではない

とりあえず新鮮だったのが、主人公が、いわゆる「いい人」じゃないんですよね。

敵対した相手の城を落としたら、城内にいる者は女子供関係なく全員殺すという極悪非道っぷり。
さすがに見ていて引きました(笑
ただの極悪非道なわけではなく、そうすることで恐怖を与えて、今後の犠牲を減らすためだったわけですが、それにしても強烈。

あとは、謀反を起こそうとして、バレたらひたすらに嘘を並べて言い逃れたり。
どう考えても主人公が悪いのに、嘘で固めて乗り切るあたりは、最近の大河ドラマではなかなか見られない光景でした。

「天下をとる!」といってても、別に天下泰平を願っているわけでもなく、天下が欲しいだけ。

それでも政宗はかっこいいし、感情移入できたんですよねー

特に前半の政宗は荒っぽくてDQNといってしまっていいレベル。
それが後半になってくると成長して落ち着いてきて、逆に自分の若いころの性格に似た娘婿に振り回されるハメになったり。

なんか、きっちり歳をとって成長してる感がすごく感じられました。

というわけで、なんだかとっても新鮮でした。


当時の価値観に近づけて作られているのが新鮮

最近の大河って、価値観が現代的すぎるんですよねー
特に女性陣はみんな揃って「戦は嫌でございます」って言ってる印象ですよね。

それが、独眼竜政宗だと、これをいう人は少ないんですよね。
別に戦大好きなわけではないけど、お家のメンツとかもきっちりと理解してるので、「戦は嫌だからやめて」という方向にはいかないのです。

その中で、政宗の正室のめご姫だけは現代的な考え方に近いので、戦に疑問をもっているかんじ。

この辺のバランスがすごいリアルで、面白かったですねー

おそらくは、当時でも現代的な価値観に近い考えの人もいたはずで。
そーいう人は、先を行き過ぎているから、基本的にマイノリティで変人あつかいになっちゃうんですよね。

別に「戦は嫌でございます」という人がいてもいいんだけど、みんながそれだからおかしいんですよね。
あんまり理解されないマイノリティになっちゃう方が当時としては正しいと思うのです。

こーいうのって、完全に当時の価値観でやられても共感できないんで、現代的な価値観をもってる人を少数いれるのが一番バランスいいんだろうなーと。

あとは、現代の価値観だと、大坂の陣で戦は完全に終わったイメージですが、当時だと、まだまだ何があるかわからないと思ってたでしょうし、この辺もきっちり作られていたなーと。

それから、天下泰平のことを考えていたのが家康くらいだったというのもリアルだなーと。
そんな壮大なレベルで物事を考える人なんかそうそういなかっただろうし、一般人は夢物語すぎて理解をしめさなかったんじゃないかなーと。


武家言葉が綺麗でした

最近の大河ではさほど聞かない武家言葉が多く使われて、とっても綺麗な言葉遣いだったのですよ。
「麗しきご尊顔を拝し奉り、まさに恐悦至極に存じます」とか。

政宗がかっこいいおかげで、なんか武家言葉を真似したくなったり(笑

それで思ったのが、子供向けのアニメやマンガで、そーいう言葉遣いをするかっこいいキャラが出てきたら、子供はマネするのかなーと。
ナルトとか、せっかく忍者漫画なんだから「だってばよ」とかじゃなくて「これはしたり」とか「祝着至極!」とかいってたら、子供が真似して、綺麗な言葉遣いになったりするんじゃないかなーとか、1人くらい、そーいうキャラいても良かったのになーとか、そんな妄想をしたのでした。


セットがチープだったりCGが無かったり

技術の進歩を感じたのが、セットやCGの差。

大阪城落城とか、いまだとCGでいくらでも出来るのですが、当時は出来なかったのか、大阪城が燃えるシーンとかなかったんですよね。
海外に船を出す時とかも、船の映像が無かったり。

セットも今から見るとチープなものが多くて、技術の進歩を感じることが出来ましたね~

まぁ、全体的にはすごく面白かったのですが、この辺は物足りなく感じたのも確か。


渡辺謙の政宗がすごくかっこよかったです

あとは、主役の渡辺謙がすごくかっこよかったですねー
渡辺謙はこれでブレイクしたそうですが、それも納得。
そして、視聴率40%くらいあったことを考えると、伊達政宗が人気になるわけだなぁと。

今の伊達政宗の人気の高さって、このドラマの影響が大きそうですよね。

あと、勝新太郎の秀吉がインパクトありすぎました。
目力すごすぎて、勝てる気がしなかったです…
あれを猿といってた信長が想像できない…


他の大河もいろいろみたいな~と思いました

そんなこんなで、とてもおもしろかったですー

なんか1人の人間の人生が見れて、老いてからはいろいろと寂しさを感じましたね…
でも、人は誰しも老いて死ぬんだなーというのを実感したりで。

やっぱ大河ドラマは歴史をわかりやすく学べて、名所にも行きたくなるので楽しいですねー

まだ見ていない他の大河もいろいろ見ようと思いましたー

とりあえずみたいな~と思っているのは

☆太平記
足利尊氏主役。
最高傑作と評判が良い。

☆花の乱
日の富子主役。
室町時代は新鮮だし、応仁の乱のことをよく知りたい。

☆炎立つ
奥州藤原氏主役。
あまり知らないので面白そうだなーと。

☆風林火山
山本勘助主役。
10年ほど前のだけど、見てなかったので。
最近の大河の中では評判がいいなーと。

☆義経
これも10年ほど前だけど、断片的にしか見てないので。

☆八重の桜
2013年の大河ですが、録画してるのに見てなかったので。
会津戦争編は評判いいんですよね。

こんなかんじですねー

まぁ、とりあえずは録画したまま見ていない八重の桜かなぁ…

2 Comments on 大河ドラマ「独眼竜政宗」を全話見た感想

  1. やはり、篤姫でファン層が逆転したのが、最大の契機だったのか?
    秀吉、毛利元就辺りから、ホームドラマ的な要素が強まりましたが。
    天地人で一気に女性ファンに寄せようとして歴史ファンにソッポを向かれ、江で歴史ファンが根絶やしにされた印象。
    実際、大河があるまで伊達政宗はかなりマイナーでして、ここから大河ドラマを地域興しに利用されるようになり、各地で誘致が行われるようになりました。
    長宗我部元親なんてずっと推されてますが、晩年ボケる人はキツイのかな?

  2. ☆結城タカさん
    篤姫自体はおもしろくてよかったのですが、結果的に変な流れを作っちゃいましたよね><
    江はひどかったなぁ(笑
    伊達政宗は、やっぱ大河があるまでマイナーだったんですね。
    今では戦国屈指の人気者ですよねぇ。
    長宗我部元親はよく知らないので見てみたいですねー
    あとは島津義弘はおもしろくなりそうなんだけどなぁ…
    まぁ、秀吉に召し上げられるのがキツイですがw
    いっそ、主役を徹底的に悪人にした松永久秀を見てみたいw
    でも、活躍するのが歳をとってからだし、絶対に視聴率とれなさそう(笑

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