シュタインズゲートを通じて過去を受け入れようと奮闘中
現在、緑内障を治すべく、自分の人生の過去すべてを受け入れようとして、作中でそういうメッセージがこもってる「シュタインズゲート」というアニメを見なおしてるんですよ。
緑内障と過去を受け入れるのと何が関係あるかというと、心と体の繋がりで、過去のたまりにたまったマイナスの感情が筋肉に緊張が生まれていまして。
ストレスで体中が緊張している状態で、おそらくそれが原因で目に必要な血液が行っていないのではないかな、と。
過去を全部うけいれることで、その辺のロックが外れそうな気がするので、自分の人生を総ざらいして、感情を解放して、現在はあとは過去を受け入れるという最終段階なのです。
…ここまで来るのに半年かかったよぅ><
で、話をシュタインズゲートに戻しまして。
この作品は、物語としては一番好きな作品でして。
タイムマシンを偶然作ってしまった主人公が、過去改変をしてしまったことで、様々な試練に立ち向かうことになる物語なのですが。
改めて見ると、ものすごいなーと。
今の「過去に起きた出来事すべてを受け入れる」ということがテーマの自分にとって、すごく助けになる作品でした。
困ったときは、自分の好きな物語からメッセージを受け取って、力にすると、本当に心強いですね。
というわけで、「自分の過去を全て受け入れる」というテーマで、シュタゲを通じて色々と感じたこととか。
なお、中途半端にネタバレです。
過去を変えても良くなるとは限らない
仮に過去改変で自分の父親を生き返らすことができても、それはやってはいけないことなんですよね。
それで幸せになれるかというと、たしかに幸せになる部分もあるんですけど、めぐりめぐって恐ろしい結果が生み出される可能性がある。
大好きな父が死なずにすんだ結果、世界が大きく変わってしまって、さらに友人がめぐりめぐって死ぬという最悪の未来を生み出してしまったんです。
だから、結局元に戻す必要があった…
それって、結局はさらにつらいことになってますよね。
せっかく生き返らせたのに、それを取り消さないといけないとか。
男の娘が、女の子になりたいと願って、過去改変で女の子になったケースもありました、
ですが、それもまためぐりめぐって、友達の命を奪う結果になってしまいました。
助けるためには、男に戻らなくてはいけなくなって。
「こんな思いするなら、女の子になりたいなんて、願うんじゃなかった」と苦しむことになるわけです。
両方のケースにいえることですが、後悔したまま生きて、過去を変えたのはいいけど、世界の残酷さを感じて、余計につらい思いをしてしまったんですよね。
結局、すべては必然であり、過去にこだわって変えようとすれば、余計につらい思いを感じてしまう。
やっぱり人は、過去を受け入れ、前を向いていくしかないんですよね。
だけど、過去にとらわれて苦しんだ経験は無駄じゃない
そして、過去改変させた張本人は、さんざん苦労して、仲間の思いをたくさん犠牲にして、「改変した出来事を、すべて元に戻した」わけです。
ですが、それすらも「全てに意味があったことだから、否定してはいけない。なかったことにしてはいけない」となるんですよ。
元に戻して「何もしなかった」という状態にした。
じゃあ「何もしなかった」方がよかったというと、そうではない。
「何もしなかった状態にまで戻した」という行為そのものが、最終的には素晴らしい未来に繋がるという。
だから、それもまた重要な意味があった、と。
人生すべての出来事に意味があるから、過去にとらわれて、改変したいなどと思ってはいけない。
そして、過去をなくしてしまいたいと思って無駄なことをして苦しんで、誰かを巻き込んだり、後悔をしたとしても、それすらも意味があることなんだと。
そんな自分だからたどりつける境地がある、と。
最後にはそういう希望が残るんですよね。
過去の全てを受け入れるのはタイミングもある
誰にだって、黒歴史はありますし、それを思い出して「うきー」となることはありますよね。
ですが、それも「必要な物だった」と受け入れられれば、楽になります。
また、人生で遠回りをしたことに対する後悔もあります。
お気に入りのものを落としたとか、そういうのも結構きますよね。
それら全部を「自分に必要だった要素」と受け入れられれば、過去にひっぱられることなく、未来だけを見ることが出来て、とても楽になります。
…とはいっても、なかなか難しいと思うんですよ。
で、おそらくはコレはタイミングの問題かな、と。
苦しんだ過去を燃料にして、「見返してやる」とか「抜け出したい」とか、そういうエネルギーで道を切り開く時期も必要なんでしょう。
ですが、そうして切り開いて、タイミングがきたら、そんな過去を受け入れて楽になる時期になるのかな、と。
この順番すら人それぞれで、先に過去を受け入れる人もいるんでしょうね。
なので、受け入れられない時は「受け入れられないといけないのはわかってるのに」と自分を責めないで、「そういうタイミングなんだろうな」と思えたら、少しは楽になるかな、と。
たぶん、いずれは全てを受け入れる時が必要で、わたしは今がそのタイミングだったのでしょう。
半年もボロボロになりましたが、その経験を通じて、シュタインズゲートの根幹のメッセージを受け取ることが出来るようになったのかな、と。
一時期ゲームばっかりやってたのは、この作品に出会うためだったのかもしれません。
結局、過去は変えられない以上、これまでの自分の人生全てを心の奥底から受け入れるのがベストです。
そうすれば、前だけを見て歩けるし、とても楽になります。
ですが「そんなことはわかっているけど」となってしまうのも事実。
だったら、それはそれでいいのかもしれません。
無理をしなくても、タイミングが来れば、受け入れる時が来るんだと思います。
じゃあ、結局この記事ってなんなんだ、という気もしてきますが(笑
わたし自身、このへんはまだまとまっていない感じですね…