恥知らずのパープルヘイズ ジョジョ5部のノベライズの感想:ジョジョの奇妙な冒険

恥知らずのパープルヘイズ ジョジョ5部のノベライズの感想


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恥知らずのパープルヘイズ ジョジョ5部のノベライズの感想

ジョジョの奇妙な冒険】   2013/10/11 12:28

ジョジョ5部の後日譚でフーゴが主役

恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-ジョジョ5部の外伝小説の「恥知らずのパープルヘイズ」を読みましたので感想を~

まずは、ネタバレ無しの感想から。

タイトル通り、フーゴの物語。
途中離脱して消化不良のフーゴの物語の完結編ですね。
この話でフーゴというキャラにぐっと深みが増しましたね~
そういう点で、ディ・モールト・よかったです。

あと、やっぱり第5部の後日談ということですんなり入り込めて面白かったです。
何より、ファンとしては「あの後の物語」が読めるのが嬉しい。
そういう気持ちで読むんで、すぐに入り込めたっていうのはありますね。
雰囲気もジョジョらしくてよかったです。

出てくるキャラやスタンドも違和感なかったです。
ファンならニヤリとするようなセリフが出てきたり、「これをここで出してくるのか」というのもあったりして、いちいち楽しかったです。
物語の筋も良かったです。
ラストシーンはとても美しかったですし。

ただ、難点としてバトル描写が微妙。
わたしはいまいち入り込めませんでした。
こちらの点では、第4部の小説のTHE BOOKの方がずっと上だったと思います。
あっちの方は、ものすごい臨場感を感じられて、わくわくできました。
その辺が、この小説の物足りないところですかねぇ…
バトル描写がもっとよければ満点だったのですが…

ただ、THE BOOKの方はオリジナルキャラメインになってた感じがしますが、恥知らずのパープルヘイズはフーゴが主役なので、そういう意味でも「ジョジョらしさ」というか、原作に近いのはこちらだと思います。
THE BOOKの方は原作キャラよりオリジナルキャラの出番が多くて、そこが物足りなかったんですよね。

その分、THE BOOKは「原作キャラに余計な設定をつけたさない」というスタンス。
一方、恥知らずの方は「原作キャラの深い部分まで切り込む関係上、作中で得られなかった過去にも触れている」というスタンスなんですよね。
恥知らずを読んでわかったのですが、THE BOOKは原作キャラに余計な設定を足さないためにも、オリジナルキャラ中心の物語になったんだなぁと。
なかなか、完璧は難しいものですね~

4部小説のThe Bookの感想はこちらからどーぞ。

ともかく、総合的には面白かったんで、ジョジョ5部が好きな人は読んで損はないと思います~

以下、ネタバレ感想。



ネタバレありの感想

なんかもう、ジョルノのカリスマが人間離れしてる…
さすがDIOの息子!
俺達には出来ないことを平然とやってのける!
そこにシビれる憧れるゥ!!

なるほど、ジョルノは「DIOの息子でありジョースターである」という超サラブレッドなわけですね。
DIOのカリスマとジョースターの黄金の精神を受け継いでるわけで、それが完成形に近づくと、もはや人間離れした存在になるわけか…

ジョルノの話はこのへんにして。

フーゴの「あのときついていけなかった苦悩」が深く描かれているのが印象的でした。
フーゴの立場に立って「あのあとどう感じていたか」を考えたことがなかったんで、ものすごい新鮮でした。
たしかに、ミスタ以外の馴染みのブチャラティチームの面々が全滅してしまったわけで、ものすごい傷を抱えていたでしょうね…
「ついていかなかった」のではなく「ついていけなかった」というわけですか…
ナランチャの「トリッシュはオレなんだ」を、フーゴ自身が同じ思いをして理解するという流れが良かったです。

あと、ムーロロの能力が「占いと見せかけて、実は全然関係無かった」という流れもベネ。
死んだと思われたムーロロが再登場して、本当の目的が石仮面を破壊することだったのを明かし、真の能力で敵に勝利するシーンは格好良くてニヤリと出来ました。
石仮面といえば「ここで石仮面を出すのか-!」とびっくりしました。
このへんがジョジョファンの第三者が書いている小説ならでは、ですね。
原作者はこんなことしなさそうだし。

フーゴの能力の進化は、ちょっといまいちよくわかりませんでした。
結局あれ、どういう能力なんですかね…
ウィルス同士で殺し合うんで、ウィルスが密集すると効果ないけど、密集しなければ前より猛毒ということですかね…
ややこしい><

ラストシーンはジョルノのカリスマが人間離れしすぎでしたが、それでもとても美しく、ちょっと涙腺がゆるみました。
フーゴが半歩踏み出せてよかったです~

あと、トニオさんの設定はちょっと驚きました。
麻薬のスタンド使いの兄設定とか、そうきたかー、と。
なんか「ノリノリでやりたい放題してるなぁ、この作者」と思ったり(笑

それから、ブチャラティ、ナランチャ、アバッキオといったあたりは深い心理がフーゴを通して描かれてましたが、ミスタは結局「4さえ避ければOKであんまり考えてない」というひどい評価に(笑
でも、ミスタが「裏切るときにボートに乗るのが4番目になるのを避けた」というのは「ああ、なるほど」と思いましたね~
言われてみればそうですよね。
あの時、結構軽いノリしてましたし。
…あれ、でも今思えばミスタって「ブチャラティチームの4人目のメンバー」なのでは。
あれは「3人目の部下」なのでOKなのだろうか…

そんなこんなで、面白かったし、もう1度読み直したいなーと思ったのでした。


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