今週のキン肉マンです~
今の超人閻魔が昔に比べてどれほど変わったか、真眼を使えばわかるんじゃないのか、と迫るバッファローマン。
「あんた、実はいいやつだ。
だからこそ、今すぐ見て欲しい。
あそこで見ている、あいつをその眼で!」
さりげなく、バッファローマンから「ガンマンは実はいいやつ」という言葉が。
すっかり好感度が高くなってしまいました。
スニゲーターの仇討ちに向かっていった時、こんな展開になると誰が予測しただろうか…
「何を言い出すのか!
畏れ多いわー!」
なんか明らかに動揺しつつも、「億年単位で、あやつを心から信頼している」といって、エルクホルンでバッファローマンを攻撃するガンマン。
真眼で見るという、その行為自体があやつを疑っていることになるから、侮辱になると話します。
それはそうなんだけど、本音では疑っているからこその発想ですよね、これ。
だからこそ、「見ちゃダメだ、疑ってることになっちゃう」と。
ダウンしたバッファローマン、立ち上がろうとします。
「た…立たなきゃ…」
なんか口調がかわいくなってる(笑
単行本では修正されそうな予感。
真眼を使うのはド下等どもに対してのみというガンマンに対して、それを否定するバッファローマン。
「あんたほど正直で誠実な男が気づいていないはずはないだろう!?
将軍様があの男を見限った時点で、すでに何かが変わってしまっていたことに!」
「正直で誠実な男」という、さらなるガンマン上げ。
いやもう、ほんと「変身などせずに正直に戦おう」というキャラから、こんなことになるとは…
ガンマンはそんなバッファローマンに対し「黙れ、何も知らぬド下等が!」と蹴り飛ばし、決着をつけるためにスニゲーターを木っ端微塵にしたエルクホルンテンペストで突っ込みます。
バッファローマンは落ちながら回転をかけて突っ込むことで、直撃はまぬがれますが、コーナーポストにふっとばされます。
しかし、バッファローマンいわく、これは「偶然ではなく計算のうち」らしく、ロングホーンをコーナーに引っ掛けて回転。
それを繰り返します。
いやー、いくらなんでも、吹っ飛ぶ方向まで都合よくコーナーポストになるとか偶然でしょ(;´Д`)
ともかく、ロングホーンをひっかけてコーナーポストを移動するごとに、バッファローマンのスピードアップ。
『その姿はまるで、中央のガンマンを取り囲む本物のハリケーンのようだーッ!』
いや、これはまるでマッスルインフェルノの初動作のような。
そもそも、コーナーポストでカーブかけてるわけだし、角の摩擦もあるし、これでスピードが上がる原理がまったくわからないけど、でもなんか出来そうな気がしてくるあたりが見事なゆで理論。
「その程度のスピードなど、わたしの真眼は常にお前の位置を捉えておるわー!」
ってことは、ガンマンにはマッスルインフェルノも効かなさそうですねー
「ならばその眼、絶対にオレからそらすんじゃねぇぞー!」
「当たり前だ、最高の力でかかってくるがよい!」
「これがオレの嘘偽りのない全力だぁーっ!!」
全力で突進するバッファローマン。
しかし、その方向は「あやつ」が座っているあの場所でした。
思いがけず、超人閻魔を真眼で照らしてしまうガンマン。ガンマンの目に、今の超人閻魔が映ってしまいます。
「いかん!」
びっくりして目を閉じちゃうガンマン。
すぐに対戦相手のバッファローマンの方に意識が戻ったのですが、おかげで一瞬技のセットアップが遅れてしまいます。
「バッファロー新奥義!
ハリケーン・ギガブラスターッ!」
エルクホルン、粉砕!!
これで決着かというところで次回に続きます~
超どーでもいいけど「立たなきゃ」といったバッファローマン、結局自力で立ちませんでしたね(笑
放り投げられて、落ちてく時に回転して突っ込んで、はじきとばされたら、その先はコーナーポストで、角を使ってぐるぐる回って、その勢いで突進。
「立たなきゃ」と言ってはみたものの、別に立たなくてもよかったわけです(笑
勝負を決めたのが「あやつに気を取られて、つい目をそらしちゃった」という、ちょっと残念でしたねー
反面、正直を至上とするガンマン自身が嘘をついてしまったことが敗因なのは、納得いく部分もありますよね。
ただまぁ、せっかくの真っ向からのパワー勝負だったので、小細工なしで倒して欲しかったなーという気持ちも。
ガンマン強すぎたし、こうでもしないと倒せなかった感もありますけどね。
バッファローマンとしては、自分のすべてをかけた上に、「どんな手を使ってでも勝つ」ということで、ガンマンにあやつの真実を見せることで動揺させて、一瞬のすきをつくろうとするのは「嘘偽りのないのない全力」ですよね。
ガンマンは自分で「あやつのことを心から信頼している」といってるんだから、ほんとにそうなら、事故的に真眼で超人閻魔を見ちゃっても気にしないわけだし。
バッファローマンは正直になったのに、ここでガンマンがウソをついてしまった時点で、その綻びからの敗北は必然だった、と。
しかし、ガンマンの真眼ではどこまで見えたんですかねぇ。
超人閻魔の今の姿を見てしまいそうで眼を逸らしたのであれば、「あやつのことを信頼している」といっていたのに、目をそらしてしまった自分に負けた、と言えますよね。
でも、どろどろした「これはひどい」というところが一瞬見えちゃって「これはいかん!」となったのであれば、さすがに不憫だ…
それにしても、超人閻魔の話はなんだかとっても切ない話ですよね。
自分の命の恩人であり、師匠でもある、善良な超人の中の超人「ザ・マン」が狂気にとりつかれた魔物と化したわけで。
でも、将軍様やシルバーマンみたいに「出ていこう」と割り切れなかったオリジンたちは、「あやつを信頼している」と自分で思わざるを得なかったという。
その点、サイコマンは違いますよね。
他のオリジンたちが、超人閻魔に不信感をもってる中、サイコマンだけは今の方針にノリノリなんですよね。
だからこそ、超人閻魔はサイコマンを重用しているのかもしれません。
ひょっとしたら、サイコマンも昔は善良だったんだけど、シルバーマンに去られて歪んじゃったのかなぁ…
このへんも気になりますねー
あと、今回のガンマンの好感度アップで、もしいまの時点で超人総選挙したら、ガンマン結構上に来るのかなーとか思いました。
なので、シリーズ終了時にでも、また総選挙してほしいですね。
オリジンの面々が結構上位入ってきそうですし。
まぁそんなこんなで次回も楽しみですヽ(´▽`)ノ
ハリケーン・ギガブラスター。
完璧始祖を倒すには、何かハリケーンミキサーを超える技を出さないと・・・ってことなのでしょうけど、何か無理やりつくった技な感じが。
神を超えるパワーというのは、おあずけなのでしょうか。
ガンマンもそうだったけど、完璧始祖の力を思う存分見せつけた上で退場、という流れが続きそうな気がする。
サイコマンも、シルバーマンうんぬんでお涙ちょうだいがあるかもしれん。
長かった1戦目のガンマン対バッファローマンも、事実上の決着がついたみたいですね。先週の予告は半分正解といったところでしょうか、次週は休載なのが残念です。
次の試合はやはり2階のネメシス対ラーメンマンが順当でしょうかね。2000万パワーズの相方である、ラーメンマンは厳しい試合を強いられそうな予感がします、ネメシスはまだ敗北はないかなあ・・・
ゆきにゃんさん、初めまして。
いつも楽しく拝見してます。
ここでガンマン退場は勿体ないなぁー。
バッファローマンを認め友情芽生えるか?ってトコで武道かサイコマンに殺されちゃうんだろうなー。めん玉握り潰されて。
で、そろそろシルバー登場ですかね。
ネメシスはシルバーの子孫ってことになんのかな?ジャスティスともサイコとも因縁あるし。何処に絡んでくるんだろ?
ラーメンマンの体つきじゃシルバーのマスクは似合わないから被るならテリーかブロッケンかもな。
じゃあ先にアタル登場しちゃうかも。
あーもー楽しみ過ぎる!
そー言えばガンマンならスグルの素顔見れちゃいますね。
ガンマンさんに人生相談してもらいたい、となぜか思ってしまったw
いやまあほぼ全ての人間には「お前みたいな下等に価値はねえー!」みたいので終わるんでしょうけど。
でも自分でも目を背けてた本音すらも見破られた上で
「どんなみっともない形でもいいから自分の本心をぶちまけてみろ!」
って一度は言われてみたいですよね。
当たって砕けようと悔いのない思いをさせてくれる、理想の指導者の形の一つなのではないでしょうか。
・・・ほんとガンマンの「粛清だー!」から、理想の指導者なんて言葉使おうとは思いもしませんでしたw
>他のオリジンたちが、超人閻魔に不信感をもってる中、サイコマンだけは今の方針にノリノリなんですよね。
だからこそ、超人閻魔はサイコマンを重用しているのかもしれません。
と言うか、サイコマンこそが超人閻魔を変心させた張本人ではないかと。
ガンマンが「言葉巧みに(超人閻魔を)操った」と言うようなことを言っていました。
>コーナーポストで、角を使ってぐるぐる回って、その勢いで突進。
ウォーズマン戦のロングホーンブーメランを彷彿とさせますねこれは。
あれだけ強く描きすぎてしまったガンマンをバッファローマンに倒させるにはこうでもするしかなかったんだろうなー…と感じましたね自分としては。
それでもやっぱり、スニゲーター戦も含めてあれだけいろいろな技をくらっても大したダメージにはならずにピンピンしてたガンマンがこれ一発で沈んじゃうの~?みたいなのはありますね。
確かに今までの始祖もピンピン状態から一撃で逆転負けになってはいるけど、
ペイン・・・露出した心臓をジャンクで潰される
シング・・・自らの武器を逆利用され無敵のボディを破壊される
カラス・・・クモ糸縛りで五体バラバラ
カラス・ペインは納得の一発逆転、シングはまあそれまで傷一つつかなかった最強物質の体を攻略されたというインパクトでどうにか納得できてましたが今回のはハリケーン・ギガブラスターがとにかく桁違いの威力があったということにするしかないんですよね…。
>あれだけいろいろな技をくらっても大したダメージにはならずにピンピンしてたガンマンがこれ一発で沈んじゃう
いや、ガンマンはまだKOされた訳ではないでしょう。粉砕されたのはエルクホルンだけで本体は無事じゃないですか見た限りでは。
とは言え、自慢の武器を失い超人閻魔(ザ・マン)に対する信頼も揺らぎかけているであろうガンマンが劣勢なのは確かですが。
悪魔はただでは死なない。
スニゲーターがエルクホルンに小さな傷を付けていたに違いない。
「俺一人の力じゃない。」とバッファがいうんです。
そんな伏線ないけど、そう思っていたいです。